彼女には、風土がある | 紙芝居師なっちゃんの『勝手にご当地紙芝居TOUR in 47都道府県』進行中

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※今回の投稿はかなりの長文&

左脳を駆使して書いたので

「?」がいっぱい浮かぶと思います。

悪しからずお願い

 

 

日本独自の神話を記した書物のことを

『〇〇風土記』と言いますよね。

 

 

例えば、出雲風土記、相模風土記、

NHKの番組だけど新日本風土記。

 

私、昨年からずっと

頭の中で響いている言葉だったんです。

「風土」という日本語が。

 

 風土・・・

 本来は、季節の循環に対応する土地の生命力。
 地域によって異なる特色をもった
 環境としての自然。
 気候のみでなく,地形,水,土壌,植生や
 歴史など多くの要素も含む。
  ※ブリタニカ国際大百科事典 より

 

💦💦💦💦💦ムズい・・・💦

 

今まで何百年と続いてきた、

物質社会・争いを伴う競争社会=

土の時代と称されてきていて、

 

一方、

これから始まる明るさと光に満ちた

平和で愛溢れる社会=

風の時代と称されている。

 

『風土』って

時代の象徴的な言葉である

「風」「土」が合わさった言葉なのに、

合わさった時に相対した意味じゃなく

新しい価値観の意味

なっていると思いません?

 

※例えば・・・「左右」ということばは

 そのまんま「左」と「右」という意味だけど、

 「風土」だからといって

 「風」と「土」という意味ではない。

 

私ね、風の時代だからといって

土の時代が無くなったんじゃなくって、

土の時代の意識が変わっただけ、

だと思ってるんですよ。

 

今までは、土の時代は

「物質」「経済」「私利私欲」「闘争」

そんなキーワードで進んでたんでしょう。

 

でもね、土の時代に、風が吹いてきたんです。

それによって、土が変わったんです。

 

自分の外に向けて現象化されたものが、

自分の内に向けて真理化になったんじゃないかって。

 

外観から内観へ。

他人軸から自分軸へ。

それが、これからの『土』なんじゃないかと。

 

さぁ!前置きがすでに長いwwwww

 

ここからが、本題です。

私はずっと思ってた。

風の時代に入っても、

彼女の芯は変わってないと。

 

彼女とは、ええ、

お察しの通り、優花ちゃんのことです。

 

彼女のやってきたことは、

風の時代ということばに翻弄されるような、

いわゆるフワフワしたものではない。

 

ちいさいまつりを今まで

様々な場所で開催してきたけれど、

一貫していたのは

その土地に寄り添う事を

怠っていなかったこと。

 

土地に祈る。

土地に寄り添う。

土地の価値観を学ぶ。

土地の人たちとつながる。

土地の神様とつながる。
 

 

 
 

ちいさいまつりが大きくなればなるほど、

場所が遠くなればなるほど、

 

わたしの知らないところで、

優花ちゃんは、

その土地の環境・自然・人・価値観を

学び、まつりに注いでいました。

 

その彼女のスピリットが

覚醒したなぁというのを

今年になってからひしひし感じてた。

 

優花ちゃんの声に如実に表れてた。

 

優花ちゃんの発声の広がり、深さが増した。

声の響き・鳴りが広がったっていうのかなぁ。

特に、御神事しているときは顕著でね。

 

そうね、響いているっていうのが

一番伝わりやすいか。

 

響くって、とどろくってこと。

 

轟かせるってね~、

技術だけじゃできないんだよね~

※一応、元アナウンサーですので

そこら辺の変化には敏感💖

 

響くって「郷」「音」って書くでしょう?

「郷」=「風土」なんですよ正に!!

 

彼女には、風土がある。

それが、風の時代で生きる

優花ちゃんの在り方なんじゃないかと思う。

 

では、優花ちゃんの風土は

どこから来ているんだろう。

 

ズバリ、祈りなんじゃないかなぁ。

祈りで、土地とつながって、

神とつながって、人とつながって。

 

 

ガチの祈りの姿。

その姿が、風の時代になって
響きに波及したんじゃないかなって思った。

 

だってさー、何時間もこの場所で

土地に寄り添って祈れる??

相当の覚悟がないと、出来ないって。

マジで。

 

すごいよね。果てしないよね。

それは優花ちゃんが人知れず

ずっとやってきたんだよね。

 

沖縄・久高島でノロ(祝女)の苗さんが

世界の平和のためにずっとやってきたようにさ。

↓苗さん。

毎年正月三日三晩、この場所で、雨降り風吹くとも

祈り続けるのです。平和のために。

 

さて。

今回、ハワイ島で、龍神さまをお迎えするのに

私が龍神祝詞を奏上して、

優花ちゃんが、祝詞に合わせてフラを舞った。

 

※ちなみに・・・奏上の時に使った
 ワタクシ直筆の龍神祝詞帳ご予約受付中🐉
 ↓からオーダーお待ちしております🙇

 

 

 

思ったのよ、これ、風土やわって。

 

祝詞で土地の力を借りて、祈りを捧げて、

フラで天風の力を借りて祈りを捧げて。

優花ちゃんの動きに合わせて

気持ちゆったり目に奏上してみたりもして。

私が単純に、

一緒に祈れて嬉しかったってのもあるんだけど。

 
↓ストーン建立にご協力頂いた皆様のお名前を
祝詞として奏上しているワタクシ。

 

風と土が合わさったような感覚でした。

 

風の時代だからこそ、

土地に感謝と敬意をはらう。

その行為が祈り。

祈りを放つと、

風に乗って響きになる。

 

 
 
 
 

そんなことを、

優花ちゃんの背中から感じています。

 

 

そこまでガチで、向き合えること。

人それぞれに、あると思うんだ。

私なら、紙芝居であり、芸事。

優花ちゃんは、神事。

 

風と土を意思にまとわせて、

風土を持てるように、私もなりたい。

 

風に乗って響くのは、
ホンモノの生きざま、在り方。

 

ホンモノがフワフワ響くってことなんだろうね。

 

さぁ!これからは、

ホンモノをフワフワ届けるぞ!