私たちは「人類」という家族の一員。自分と異なる人々を歓迎すべき~STINGからのメッセージ~ | 紙芝居師なっちゃんの『勝手にご当地紙芝居TOUR in 47都道府県』進行中

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先日、NHKで放送された(見逃した…(:_;))

STINGのインタビューを記事にしてくれていました。

『目を覚ませ 見つめ続けろ』~スティングからのメッセージ~


中学生の時にSTINGを知り(ポリスではなくSTING。
かなりマセとった💦)ずっと聴いてきて良かった(T-T)←感涙
 

以下、本文より。

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記者:あなたがいう「真実」とは?

 

STING:「真実」とは、「自分にこうして欲しい」と思うようなことを、他の人に対してするということだね。
自分が困ったときに他の人にどう助けてもらいたいか、そのとおりに他の人にも接するべきだと思う。

それ以外は注釈みたいなものだ。
思いやりを持って人と向き合うこと、それこそが「真実」。

 

記者:日本は高齢化し、かつてほどの経済大国ではなく、新たなアイデンティティを模索している状況です。

 

STING:いまは、誰もが自分のアイデンティティが脅かされていると感じている。
でもそれは、自分のアイデンティティについての正しい理解ではない。
それを超えた「人類」、というのが、本当のアイデンティティだと思う。
私たちは「人類」という家族の一員なんだ。
そして高齢化についても、必ず解決策はある。
自分と異なる人々を歓迎すべきだと思う。
そうすると、自分のアイデンティティを、
ずっと大きな枠組みで捉えられるようになる。そう考えているよ。

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自分が育った環境、性別、政治、思想。すべてが尊い。
それと同じように自分と異なる人々の“それら”も尊い。

私は、根本的に、そう思っています。

だから、違う思想であっても、それを尊重したいと思っています。

理解できなかったとしても、否定は絶対に、絶対にしません。

私が否定されたくないから。

相手も絶対に、否定しない。

私の人生で確固たるルールです。

 

震災ボランティアしてたころ、

恐ろしいくらいに誹謗中傷にさらされたことがありました。
私が育った環境で培われた思想すら批判されたこともあります

 

その時、父ちゃんは
 

「その人たちと同じ土俵におらん証拠や。

よかったよ、なっちがそんな人と同じ部類じゃなくて」
 

「批判してくる人たちを

『嗚呼この人たちは広い視野持ってないんだな、哀れだな』

と思いなさい。
なっちは、それだけ、アイデンティティが大きいんだって事を、

批判を通して見せてくれるんだと思いなさい」
 

と私に言ってくれまして。

それで乗り越えられた部分が大きかったのですが。
 

その言葉と、このSTINGのインタビューで、繋がった🌎

 

10代のころからSTINGを聴いてきた今、

彼の多様性あふれる音楽性も、

自分のアイデンティティを形成したんだなぁと実感した。
 

NHK記者さん、このインタビューに感謝します。
 

あ、父ちゃんにもありがとう言っとかんなんね。

父ちゃん、あんやとね。