元気を引き出し、想いを受け取る | 紙芝居師なっちゃんの『勝手にご当地紙芝居TOUR in 47都道府県』進行中

紙芝居師なっちゃんの『勝手にご当地紙芝居TOUR in 47都道府県』進行中

鎌倉を拠点に全国で活動しています。
「古事記」「日本書紀」や仏様などをモチーフにしている、日本唯一の『カミサマ紙芝居師・ご当地紙芝居師。
全国ツアー制覇目標に公演中。公演依頼随時募集中!

『勝手にご当地紙芝居TOUR 2016 in AMAMI & OKINAWA』で感じた事を。
八重山諸島編での可愛い二人と、
奄美大島編での、ステキなおかあさまの事を。

 

この写真は、ガジュマルの木にご挨拶して嬉しい私(笑)

 

 

まなちゃん(女の子)は、私の紙芝居を見て、

 

 

私と一緒に体を動かして楽しんでくれた。

 

師匠(男の子)は、私の紙芝居の時間を

皆に楽しんでもらおうと

お客さんに率先しておもてなししてくれた。

 

可愛い二人から学んだ事は、

楽しい時間空間を一緒に分かち合うことと、

楽しい時間から、お客さん一人一人の持ってる『気の元=元気』が湧き出る事。

 

もう御一方は、奄美大島でのワークショップに

参加してくれた、おかあさま。

 

最初は

「私、絵なんか描いたことないから…」と言って

画材を手に取らなかったのだけど

「絵じゃなくてもいいですよ」と促してみたら、

気が付いたら没頭されてて。

 

おうちの庭先の花と、赤い月を描いてくれて

「昨日はね、朝と夜、月を2回見る事が出来たのよ」

「描いてる時にね、女学校のころを思い出したわ」

「昔、紙芝居楽しみでね、よく見たのよね」

と、あたたかい笑顔で話してくださった。

 

お母さまから学んだことは、

お母さまの中にある大切な思い出を、

私に分けてくれたこと。

 

八重山諸島編をコーディネートしてくれた

Makikoさんが、私に言ってくれた

一言がとても心に残っています。

 

「なっちゃんの紙芝居は、

元気を与えるんじゃなくって、

その人の中にある元気を引き出すんやね」

 

嬉しい一言でした。


引き出して、分け合って、分かち合う。

そんな紙芝居師でいよう。

老若男女、お客さんの気持ちを、受け取ろう。

 

そんなことを、振り返りながら思うのでした。