『勝手にご当地紙芝居TOUR 2016 in AMAMI & OKINAWA』で感じた事を。
八重山諸島編での可愛い二人と、
奄美大島編での、ステキなおかあさまの事を。
まなちゃん(女の子)は、私の紙芝居を見て、
師匠(男の子)は、私の紙芝居の時間を
皆に楽しんでもらおうと
可愛い二人から学んだ事は、
楽しい時間空間を一緒に分かち合うことと、
楽しい時間から、お客さん一人一人の持ってる『気の元=元気』が湧き出る事。
もう御一方は、奄美大島でのワークショップに
最初は
「私、絵なんか描いたことないから…」と言って
画材を手に取らなかったのだけど
「絵じゃなくてもいいですよ」と促してみたら、
気が付いたら没頭されてて。
おうちの庭先の花と、赤い月を描いてくれて
「昨日はね、朝と夜、月を2回見る事が出来たのよ」
「描いてる時にね、女学校のころを思い出したわ」
「昔、紙芝居楽しみでね、よく見たのよね」
と、あたたかい笑顔で話してくださった。
お母さまから学んだことは、
お母さまの中にある大切な思い出を、
私に分けてくれたこと。
八重山諸島編をコーディネートしてくれた
Makikoさんが、私に言ってくれた
一言がとても心に残っています。
「なっちゃんの紙芝居は、
元気を与えるんじゃなくって、
その人の中にある元気を引き出すんやね」
嬉しい一言でした。
引き出して、分け合って、分かち合う。
そんな紙芝居師でいよう。
老若男女、お客さんの気持ちを、受け取ろう。
そんなことを、振り返りながら思うのでした。