ゆらぴこ 2024.01.04 @ Zepp新宿(#YuraSmile magic TOUR FINAL)



セットリスト:
1. SE
2. 生きていく
3. NEGATIVE is not EYE
4. どれみふぁレインボー(w. 山本かおり、立花学園高等学校軽音楽部)
5. Precious
6. The Journey(新曲)
7. STAR
8. HERO
9. STORY
10. Beautiful Days(w. てんる)
11. Break!!
12. Brand new day!!
13. もしも(新曲)
14. Rain
15. 僕を呼ぶ方へ
16. magic beat
17. Shine on you
18. Happiness for you
19. Magic(新曲)
en-1. YOU ARE MY 44
en-2. とぅいんくるクロニクル(2023.12.13公開)
※ぴこぴこダンサーズ: R1kuto、ユイ、Rikuya、てんる
※敬称略
※上記セットリストは @aiwokuratta さんのアップされたものを基に作成いたしました。ありがとうございました。




Zepp新宿は、広いです。ステージの前に紗のようなカーテンが降ろされており、ステージの様子は観客からは見えませんが、リハーサルを見学できたので、二階建ての左右に階段を設けたセットであることはわかっていましたけれども。
事前に音源が発表されていたとはいえライブでは初披露となるはずの新曲「The Journey」のMIXを練習する観客のみなさん。

会場SEの音量が上がると、開幕が近いことを察した観客から拍手が上がります。

いつものSE、ミラーボール。しかしこの時点ではまだカーテンは上がっていません。
「Zepp新宿にお越しのみなさん!わたしからはみなさんが見えています!」、クラップを促すゆらぴこの声が響きます。

アカペラで始まる、SEを一曲目とすると二曲目になる、「生きていく」。
カーテンが上がると、ステージセットの二階部分、センターに立つゆらぴこさん。衣装は先月新宿ロフトで開催された十周年記念のときのソロパートの衣装です。ゆらぴこさん、当日初披露されながらも負傷のために血に染まったとされていたこの衣装も共に、復活されたわけですね。髪は左右に結ってまとめて、すこし垂らしています、ツインテールの変形ということかな。左手側に浅いハット。
2023年12月13日の十周年記念ライブの終盤で怪我してしまい入院を強いられたゆらぴこさん、二日後にライブに復帰するも、以後は椅子に座ってのパフォーマンスでした。立って歌い踊る姿を見られるのは実に三週間ぶりです。
ゆらぴこさんの姿は入院以前と比べまったく変化が無いように見えますけれども、三週間ものあいだ人前で踊らなかったというのに調子を落とさないでいてくださるのはすごいことですね。ブランクを感じさせないためにゆらぴこさんの要したでろう努力は想像を絶しますが、そんな思いすら現場では全く頭に浮かびませんでした。
下手側の階段を降りるゆらぴこさん、観客の心配を感じ取ってか「ゆっくりね、ゆっくり」と口にしながら。
一曲目にしてZepp新宿の広い空間を掴むゆらぴこさん。ふだんライブを行っているライブハウスとは桁違いのキャパシティーをもつZepp新宿を、見事なまでに把握してくれています。モニターに片足を掛けて歌うゆらぴこさん、普段なら見慣れた光景ですが今日はここだけだったかもというのが、もしかしたら、ゆらぴこさんの当日の身体の状況を示していたのかもしれない、と、いま、思い当たりました。
客席に背を向けて「『このまま』」、「ほんとうに、今日はZeppに来てくれて、生きてくれて、ありがとう!」。落ちサビ、捧げる観客たち。
客前で吹き上がるのはドライアイスによるエフェクトですね、このあと何回も適用されますが、ドライアイスなだけあって、けっこう寒かったです。
ゆらぴこさんはイヤーモニターで音を取っているようですが、そのイヤーモニたーにもスワロフスキー風のデコレーションが施されているのがゆらぴこさんらしいです。
「今日はありがとうございます!最後まで楽しんで行きましょう!」。
曲の終わりに鋭くターンをキメてみせてくれるゆらぴこさん。

「何を言うか、わかるかな…『ワンツーSmile』!」、三曲目は「NEGATIVE is not EYE」。
「はい、みんな、出して!はい、『ワンツーSmile』!」。
今日がファイナルである47都道府県ツアーを話題にし、「今日来れない人もいる」、そういう人たちに届けたいから、と、「『ワンツーSmile』って、言って!」。
「今日は、Zepp新宿に!」と思いを語るゆらぴこさん、ラストに「サンキュー!」。

「それではここで、スペシャルゲストを」、「どれみふぁレインボー」を作詞作曲してくださったという振りで山本かおりさんを紹介、さらに、「立花学園高等学校のみなさん!」。
ステージ奥から登場した山本かおりさんは着物をアレンジした風のミニの衣装、高校生たちは基本、ジーンズにTシャツです。
四角い色とりどりの布を手にした高校生たちを背景に、四曲目「どれみふぁレインボー」、作者の山本かおりさんが歌うとゆらぴこさんとまったく表情が異なるのが面白いですね。
ゆらぴこさん「みんなもクラップ出来る!?」とゆらぴこさん、山本さんとともに階段を上り、ステージに設けられた二階部分へ。客席からはガチ恋が掛かります。
「『どんなときでもスマイル』」でこぶしを突き上げるゆらぴこさん。

曲終わって「武道館へフラッグ」と高校生たちの持っていた布を説明します。「素敵なゲスト…高校生の無駄遣いでした」、立花学園高等学校のみなさんがドームシティのステージに立ったことを紹介します、ゆらぴこさんより先にドームシティに出演されたということからでしょう、「先輩なんですよ」と。
「高校生の無駄遣い、ゆらぴこでした!…ここに収納する感じで」と二階部分の中央から左右の土台の部分に退場することを促すゆらぴこさん、退場する高校生たち、山本さん。山本さんはこのあとラジオがあるというのに出席してくださった模様です。

代わって男女二人ずつのダンサーが登場、ゆらぴこさんを最も客席寄りにして、一列に立ちます、曲は「Precious」。ダンサーたちは当日発売されたグッズのT  シャツを着用してくれていますね。
「『ものがたり』」で人差し指を差し上げるゆらぴこさん。
ラストのキメ、「サンキュー!」。

全員が退場、「Zepp新宿にお越しの皆様、こんばんは!」とゆらぴこさんの声、「いつでもどこでも…」といつもの自己紹介をします。
「『自分に感謝して上げて』」」、これを言いながら泣きそうです」。
当日出演予定だったVJのノムさんが地元で起こった震災によって欠席となったことをアナウンス、ノムさんと石川県のみなさんにということで「ワンツーSmile」を「ちょっと足りない…もっと行けるかな」とコメントしつつ、観客とともに繰り返し唱え、「無茶振りに応えてくれるぴこぴこ族」に感謝の意を示します。
「ラジオをお届けしたいと」との言葉をきっかけに着座する観客たち、今日は基本的に着座の会場なのですね。
「ワンツーSmile!」、から当日のグッズを紹介、男女のダンサー、R1kutoさんとユイさんがゆらぴこさんの読む台本に合わせてマイムしてくれます。10周年記念のZINEを見ていて「なに泣いてんだオマエ?」と言われる役、ユイさんのターンが鋭い。タオルを紹介するゆらぴこさん。なおこのグッズ紹介は前日に無茶振りしたものだそう。
お二人がハケたあと、もう一組、Rikuyaさんとてんるさんが登場、今日暑いというセリフに合わせて演技するてんるさんに向かって「オマエ、頭ぶつけたんじゃね?」とゆらぴこさんが声で男性役を演じるきわどい楽屋落ちに笑い出す観客たち、事態が深刻にならなかったということで、むしろ平和な情景ですね。ここでは当日発売のTシャツ、白黒の色違いを、お腹側と背中側の柄を含めて、紹介。
つづいてレインボーカラーの7色のペンライトを紹介しますが、この台本を書いたのはどなたなんでしょうね。
「ワンツーSmile」!とキメの言葉、「ダンサーだけだと思ってて」とマイムの無茶振りに見事応えたぴこぴこダンサーズのみなさんに感謝するゆらぴこさんの声。
「『ワンツーSmile』してくれるかな?…いま『ワンツーSmile』してくれたみんな、顔、覚えましたよ」、ゆらぴこさんの声に合わせて演技するてんるさん。ウケる観客たち。

衣装を変えてゆらぴこさん登場、「いつでもどこでも…」と挨拶。
衣装は今日初披露されるもののうちのひとつでしょう、黒のキルティング、赤、青、黄色の、サテンやシフォンがあしらわれています、頭の左側には黄色をメインとして赤や青も含んだシフォンの髪飾り。
無茶振りしたダンサーズ、高校生たち、山本かおりさんに感謝を述べるゆらぴこさん。
47都道府県ツアーいろんなことがあった。10周年記念ワンマン、頭を怪我してしまって、偶想ドロップや爆裂女子のメンバーが自分の物販をしないで今日のチケットを売ってくれたと感謝を述べます。
ツアーファイナルであること、新衣装についても発言あり、「階段上ろうかな」と下手の階段を上るゆらぴこさんに「可愛いー!」と声が掛かると「知ってる…(知ってる、と)言ってみたいでしょ、みんな」。

新曲について語るゆらぴこさん、「なんと、英語、挑戦してみました」。
キメの、拳を突き上げる動作を予習させたのち、「一緒に歌えますよね!聞いてください、『The Journey』!」。
六曲目「The Journey」はライブでは今日がお披露目となる新曲ですが、音源としては事前に公開されていたことから、さきほどの「一緒に歌えますよね」という発言になったものでしょう。
拳を突き上げて歌うゆらぴこさん、ラストは右手のこぶしを突き上げて、「サンキュー!」。

客席に背中を向けた姿勢から、イントロ、「行くよ!」、七曲目「STAR」、これは47都道府県ツアーの合間にゆらぴこさんが作詞したという、まだ新しい曲です。天井からの照明がステージを動き回ります。
「『報われないこと』」という歌詞のあたり、ゆらぴこさんは苦しそうに歌っていらっしゃいましたが、さまざまな出来事を通じて自らが書いたものである歌詞をより深く感じることが出来るようになったということがあったりはしないかと、見ていて感じましたけれども。
「ありがとう!サンキュー!」。

ハイハットシンバルから八曲目は「HERO」、「みんなは、わたしの、HERO!」と叫ぶゆらぴこさん。
R1kutoさん、Rikuyaさんのお二人が客席に何かを投げています、星型やハート型や球型の、シリコン製なのかな、風船のようですね、直径5センチくらいのものです。
ユイさん、てんるさんも登場、すると「ユイちゃん!」と声が掛かります。
ゆらぴこさん「ユイ先輩にダンサーになってもらいました」、ユイさんはダンサーとして素晴らしいお仕事をされている方ですが現在は振付がお仕事のなかで大きな部分を占めていることからの発言なのでしょうか。
「さっき『ユイちゃん!』て言ったでしょ。どんどん、ダンサーのみんなに、言ってあげてください!」と、ゆらぴこさん。

イントロ、九曲目は「STORY」、暗めの照明、動き回るスポットライト。
観客に向けて感謝を述べるゆらぴこさん、曲を歌う観客の様子に耳を傾けてみせます。
「『オールオッケー』、SAY!…ありがとう!わたしが声が無くなっても、みんなが歌ってくれると、信じます!」、右手のてのひらを差し上げて曲終わり、「ありがとう!」。

思い切りデコった水筒から水を飲むゆらぴこさん。
「てんるさん、一緒に『Beautiful Days』やってくれて」、十曲目は「Beautiful Days」、てんるさんとのコラボレーションです。他の三人のぴこぴこダンサーズも登場。
歌うてんるさん、今日はもともとは歌手としての出演の予定だったそうですがダンサーとしても立派なものです。
「一緒に!」と観客に歌わせるゆらぴこさん。
ラストコーラス前にドライアイスの煙、ゆらぴこさんとてんるさんが二人で並んで外側になる手でピース?して曲終わり、全員が引っ込みます。

「ピコラジ二回目」ということで、薄いスモークが漂うなか、ゆらぴこさんの声「一億人くらいの声が聞こえてきました」、70億人分声を出して、と。
「今回、ぴこぴこダンサーズのみなさんに、ダンス講座を…本当の本当にさっきお願いしました」。
まずは「ジャンプ」から、ということでダンサーズがお手本を示してから観客の参加を促しますが「リズム感の無い人が」と容赦のないピコラジ、「そのままZepp新宿の外へ…行かないで!」。
続いて「クラップ」、「隣の人に足がぶつかっても、許してくれる」。
ファミリーチケットやご新規チケットのお客さんをいじったのち「ステップ」、「ぶつかっても、左右の人とコミュニケーションを取って」。
クラップ、ジャンプ、ステップも出来たところで「『ワンツーSmile』、一出して、二出して、スマイル!」。
「みんな、おじいちゃんも。おばあちゃんも、赤ちゃんもカワイイ…ダンサーのみんなもカワイイ」、てのひらを振る振り。
「以上、ゆらぴこの、『Zeppでピコラジ』!ありがとうございました!」。

ステージ奥から、動物園のときの衣装で登場するゆらぴこさん、この衣装はニットキャップが付属することからか、負傷後のステージではよく用いられていましたね。フロアに入る前の通路わきにはツアーのときに着用された衣装とCD発売のときの衣装が飾られていました。
ぴこぴこダンサーズを称賛するゆらぴこさん。
「初めての人?」と客席に声を掛けると、かなりの人数の方がいらっしゃるようです。TOをはじめとする観客のみなさんが集客に協力されたことの成果でもあったのでしょう。
「曲、まだ中くらいかな?…終わってきてるんですが」、新曲が三曲、あと二曲ある、と。

「『ワンツーSmile』!もう一回やっとくか!」、十一曲目は「Break!!」、ターンをキメるゆらぴこさん。
ユイさんとてんるさん登場、ラストコーラスの前にR1kutoさんとRikuyaさんも登ラストはぴこぴこダンサーズが退場し、ゆらぴこさん一人のマイム的なダンス、「『Smile』」で頬に指先を当てて終わり。

イントロ、「Brand new day!!」は十二曲目です。
「『ここからまた始めよう』」という歌詞がゆらぴこさんの現在の状況とシンクロする不思議。
「みんな、今日まで頑張って生きてきたね!」、また始まるからと述べ、「みんなで行くよ!」、爆発するような音とともに、ドライアイスのスモーク。もしかしたらここで銀のテープが発射されたのだったかな。
「『…飛び出そう』!ありがとう!」、ゆらぴこさんが客席に手を振って曲終わり。

イントロ、「新曲『もしも』!」、十三曲目「もしも」、ぴこぴこダンサーズ登場。
「みんなのお蔭で」とゆらぴこさんの泣き声、ドライアイスが連発されます、三連発だったかな、ゆらぴこさんは両手を振り、右手の人差し指で観客を指します。

ゆらぴこさん退場。
ゆらぴこさんの声、止めることを心配されていたと語ったのち、六月から七月にかけての「ラッキーセブンツアー」をアナウンスします。
関係者に感謝を述べ、「いつもいつも反抗期なゆらぴこ」と家族への感謝を語ります。
ツアーの日程発表、「とてもラッキーセブンな新曲、ゲスト」、ライブが終わりしだい解禁、と。
スモークが漂うなか、ツアーとは別に、ゆらぴこさんの出身地、厚木にあるライブハウス、サンダースネイクで月一回ライブを開催していくことが、日程とともに明かされます。第一回は1月27日、ゆらぴこさんのリアル誕生日、生誕祭、そして12月14日は11周年ライブということです。

「重大発表、いかがでしたでしょうか…絶対、武道館のステージ、やります!…それでは次の曲、どうぞ!」、十四曲目は「Rain」、客席に登場するゆらぴこさん、「ヘドバンして!みなでヘドバン!」、観客と拳を合わせます。
ステージ前に来て、客席最前の柵の向こう側で、曲終わり。

スタッフが支えとなって、ゆらぴこさんはステージに上がります。
イントロ、十五曲目「僕を呼ぶ方へ」。
間奏でゆらぴこさんは上手の階段をステージセットの二階へと駆け上がり、そのまま下手の階段を降りて、再び歌へ。
「『この手に』」でてのひらを上に、観客に向けて手を差し出し、「『届け』」。
「一生に飛べますか!」、ドライアイス二発、ジャンプする勢いのせいでか、左耳のイヤーモニターが外れていますね。サビ前でドライアイス三発、ラストコーラス、「『…生きたい』」という歌詞が迫ってきます。

イントロ、観客に背中を向けるゆらぴこさん、「クラップ、行けますか!」、十六曲目「magic beat」、二階に上がっていたダンサーたちが下へ。
右手の人差し指を突き上げたのち、拳を握って、曲終わり。ゆらぴこさん退場。

再びゆらぴこさんの声によるMC、ゆらぴこさん扮するマネージャーが「もう一人のゲスト」として「ゆらぴよ」を呼びます。薄いスモーク。マネージャー「ワンツーSmile!」。

新衣装を身にまとったゆらぴこさん登場、黒レザーの、珍しくもノースリーブのボディに、ピンクのシフォンをたくさん使ったロングスカート、高めのツインテル。右目の目尻寄り、目の下にラメをあしらっていますが、これは今日の最初からかな。黒のレースの、短いグローブというか手袋。
十七曲目「Shine on you」、ゆらぴこさんの空間把握はここでも鋭い。
天井からのライトのもとで曲終わり。完全な暗転は今日初めてかな、観客の拍手。

十八曲目「Happiness for you」、「みなさんが毎日しあわせでありますように!」とゆらぴこさん、「『あなたの毎日が』」という一節はご自身に向けての歌だったのかもしれません。
「ありがとう!」、ラストに顔を伏せるゆらぴこさん。

ピアノのイントロ、「この曲を、すべてのツアー参加者に贈ります」、新曲「Magic」、十九曲目です。
気づけば大人になっていた、自分には歌うことしかできない、といった歌詞はゆらぴこさんにはもろに身に迫るものがあるのじゃないかな、などと考えましたが、観客と共に見たい景色がまだある、と、救いも歌い込まれています。
「ありがとうございます」、この曲で本編は終了です。

「ほんとにほんとに、ぶっ通しで…ぶっ通しでも無いか」、観客と関係者に感謝を述べるゆらぴこさん。「バックダンサーのみなさんは、急に振った」。
失敗してこなかったら、ここにいる皆さん会えてなかった、とゆらぴこさん、客席から声が上がりますが「たまにしか来ない人の声が聞こえてくる」、お約束の「いま来たばっかり!」という声が客席から上がります。
「また会えたのは…生きててよかった」、1月だから12月のことは振り返らないと言いつつ、感情が高まっている様子です。
47都道府県ツアーが無かったら会えなかった人たち、ライブでしか返せない。
「ラッキーセブンツアー」のフライヤーがある、今日のフライヤーもいっぱいある、千枚くらい持ってきている、家に三千枚ある、と。
「みんなで、『ワンツーSmile』!」、マイクを外して「今日一緒に迎えてくれて、ありがとうございました!」、ゆらぴこさん退場。
客席から上がる「ワンツーSmile」コール、スモーク。
アンコールに登場したゆらぴこさんはふたたび10周年記念の衣装、髪はツインテールのままです。
「みんな、本当に疲れてきたね」と観客をねぎらうゆらぴこさん、いつもは一秒でアンコールに出られるようにしているけれども、伝説になってしまったかもしれない衣装を着たかったと話します。
「47都道府県ツアー、完走できました。また47都道府県ツアー、世界196ヵ国ツアー、やるから!」。

「みんなも歌える曲と思うから…『ランランラン』…『YOU ARE MY 44』、ゆらぴことして初めてのソロの曲です」。
アンコール一曲目は「YOU ARE MY 44」、10周年記念ワンマンでは本編ラストのこの曲の最後で客席との仕切りの柵から転落したのでしたね。
ゆらぴこさんにとっては当日の衣装でこの曲を歌うというのは、感慨深いどころではない、越えなければならない経験だったのかもしれない、などと考えたりしました。曲といえば今日の一曲目の「生きていく」は、ゆらぴこさんご自身が発表されたセットリストに依るならば、10周年記念ワンマンのアンコールの最後に歌うはずだった曲でした、もしかしたら今日のライブを「生きていく」で、しかも10周年のときの衣装で始めたのも、乗り越えていくという決意の表明だったのかもしれませんね。
今日あるのはみんなのお蔭と感謝を述べるゆらぴこさん。
ラストにドライアイス。「サンキュー!」。

「本当にありがとうございます!これで本当にラストの曲です!こんな沢山の方が、1月4日、お越しいただいて」、お正月に来てくれた、ということへの感謝を口にするゆらぴこさん。
「つぎが本当にラストの曲です!」、みんなでZepp新宿戻って来たいです!とゆらぴこさん。
曲振りからアンコール二曲目は「とぅいんくるクロニクル」、ぴこぴこダンサーズからR1kutoさんとRikuyaさんの男性二人が登場、コールが掛かったところで、ユイさんとてんるさんの二人も登場。
ラストは盛大なドライアイスの煙の中、キメ。

ぴこぴこダンサーズを紹介するゆらぴこさん、一言ずつということでマイクが回されます、RikuyaさんがR1kutoさんのお弟子さんであること、ゆらぴこさんがユイさんとは対バンしていたことが明かされ、ユイさんが振付を担当した曲の紹介から、ユイさんがステージが久しぶりとは見えないとエールが送られ、てんるさんとゆらぴこさんがサンダースネイクでツーマンを開催したこと、本当は歌だけだったとてんるさんが語ります。

ゆらぴこさんのZepp新宿ライブでした。
アンコール二曲のうち一曲目の「YOU ARE MY 44」についての思いは上に記しましたが、二曲目の「とぅいんくるクロニクル」は10周年記念ワンマン当日に発表された曲であるということから、もしかしたらアンコールの選曲は、過ぎたこととはいえ小さからぬ出来事であった12月の経験を乗り越えるために、考えられたものだったのかもしれませんね。
ゆらぴこさん、Zepp新宿ライブ、おめでとうございます。