ゆらぴこ 2023.12.13 @ 新宿LOFT(ゆらぴこ10周年ワンマンライブ「12Smile45678910」)



セットリスト:
1. SE
2. magic beat
3. NEGATIVE is not EYE
4. Brand new day!!
5. Rain
6. とぅいんくるクロニクル(新曲)
7. Precious
8. STAR
9. STORY
10. Beautiful Days
11. shine on you
12. 僕を呼ぶ方へ
13. どれみふぁレインボー
14. YOU ARE MY 44

※バンドセット: 2.-5.および11.-14.
Guitar: Natsumi(CASPA)
Guitar: yossy(Castaway/CHEMICAL X)
Bass: 加納誠人
Drums: Mariko(ZipOut)



ゆらぴこさんの声「一番楽しみ!」、SEとともに客席とステージを隔てるスクリーンが上がります。
バンドが板付き、下手に女性のギター、上手に男性のギター、奥に女性のドラムス、下手寄りに男性のベース。
上手から登場したゆらぴこさん「いつでもどこでも…ゆらぴこです!みなさん、疲れてるよねー!でも、誰の十周年と思いますか?」、自身の十周年であることを述べる新衣装のゆらぴこさん、紫が主体なのかな、ちいさな帽子を斜にかぶって。

ドラムスからの二曲目は「magic beat」、観客の持っているピコピコハンマーを奪い、曲の最初からクラウドサーフするゆらぴこさん、サーフしながら観客をハンマーで叩き続け、サーフされたままステージに戻ります。
客席との境の柵に立って歌うゆらぴこさん、手に持つハンマーに貼られたステッカーは、今日の十周年ライブのために初期メンバーで再編された「偶想ドロップ」のものですね。FUCKサインする観客をハンマーでひっぱたいていくゆらぴこさん。
ステージに戻ってラストコーラス。ハンマーを客席に投げるゆらぴこさん、エンディングで「そこだけか!行けんのか!」と客席を煽ります。

三曲目「NEGATIVE is not EYE」、ゆらぴこさん「『ワンツースマイル』って言えよ!行きますよ!『ワンツースマイル』!」。
客席にダイブするゆらぴこさん「歌って!」、フロア奥に運ばれます。そのままエンディング。

フロア奥に居るままのゆらぴこさん「ちょっと!後ろだからって、油断してるでしょ!」と近くの観客に。
四曲目は「Brand new day!!」、リフトされたままで歌うゆらぴこさん。
「関係者の方もいっぱい…クラップお願いします!」、リフトされたままでステージにもどるゆらぴこさん、「サンキュー!」。

はずれかかった帽子を取るゆらぴこさん、おさげツインテールをお団子にまとめて、すこし残した毛を下に流す、という髪型なのかな。「お帰り!」と観客たち。

イントロ、五曲目「Rain」、ゆらぴこさん「ヘドバン行くよ!」。
曲中の語り「あきらめないで本当によかったと思ってます。今日は10周年、ここでみんなと迎えられて、本当によかった」、「『あきらめない』」という歌詞がシンクロしますね。ゆらぴこさん「クラップ!」。
「ここにいるひと、一人でも欠けていたら、10周年迎えられなかった」、ひとを大切にしたいと語るゆらぴこさん。
「ママぴこ、産んでくれて、ありがとう!」、お母様が見ていらしたのかな。
「サンキュー!」、曲終わり。

MC、「いや、ほんとに、ゆらぴこ10周年!『ワンツースマイル…』」、詰まったようですね、「じぶんで考えたのに…『ワンツースマイル!4、5,6,7,8,9,10!』、十年ですよ!」、40歳ー50歳くらいの人、多い?、と、観客の年齢層について。
「今日、『偶想ドロップ』、『爆裂女子』も出てくれて、ゆらぴこバンドが出てくれて。みんなは、ここにいるひとりひとり欠けてもいけない」。
「偶想ドロップ」や「爆裂女子」を知ってても「ゆらぴこ」を知らないひと居る、どちらもいいグループなので「自分がトリを務めるのが申し訳ない」。
いろいろあったけど、セルフ始めて、社長のすごさが分かった、と、かつての運営に対してもエールを送るゆらぴこさん。

「新曲なんですけど、みんな、覚えてきたよね?」、今日、10周年を迎えた日にサブスク解禁、佐々木喫茶さんの作と紹介。
「曲振り、大切な仕事だよ!せーの、『とぅいんくるクロニクル』!」。
六曲目は「とぅいんくるクロニクル」、ステージでの披露も今日が初めてとなるのかな。ここからしばらくはカラオケでの歌唱になります。
歌が始まってしばらくして「だれも歌える人がいない!」とゆらぴこさん、客席にダイブ、リフトされるとピコピコハンマーを手に、サーフされてフロアへ、「Thank so much! Have a nice day!」とは観客席にちらほらいらした外国からの方を意識したのかな。TOの方がハンマーで叩かれます。ステージに戻ったゆらぴこさん「サンキュー!」。

イントロ、七曲目は「Precious」、「みんなこういう曲、いままで無かったですよね、ゆらぴこは、あります!」と「偶想ドロップ」「爆裂女子」とソロの違いを示すゆらぴこさん。
ウェイブ。当日発売された、ゆらぴこさんのテーマカラーである黄色がベースカラーの、ゆらぴこさんのお顔があしらわれた「#YuraSmile」「No YuraSmile」タオルを手に、タオルに記された文字をもとに「イエス、スマイル?」「ノー、スマイル?」と言わせようとしますが反応がよろしくないのを見て取って「おい!もう一回、行くよ!」、タオルで顔をふさいで、ふたたび観客に言わせます、「頑張れば言える!良いことあるから!」。
「クラップ」と口にしないまま観客からクラップを引き出すゆらぴこさん、このあたり、10年の経験がものをいうところなのでしょうね。
「10周年!ありがとう!」、ラストコーラスへ、ウェイブ。

MC、「10周年版、最高のステージをありがとうございます!」、47都道府県ツアーが16日の岡山でファイナル前、ツアー中なのを知らない人もと思うけれども、偶想ドロップがライブの本数がたいへん多かったため体力がついた、「ゆらぴこ」のときはフロアに誰も居ないと思っていた、居るのが悔しい、とは、観客に体力をまだ残させていることへの感想かな。
コロナ下で結婚したファンが多く、ツアーに子連れで来る人がいる、と語ったところで「ヲレモー!」と声が掛かりますが「いま言った人、ぜったい違う」。
来場者に感謝、1月4日にZepp新宿でファイナル、Zeppのステージに立つことは「偶想ドロップ」では叶ったが「爆裂女子」では叶わず。
ツアーを車で回ったことを紹介するゆらぴこさん、意外そうな客席に、みずからが車の運転が出来ることをアピールします。

「作詞させていただいた曲を」と述べたところで衣装を直すゆらぴこさん、「セクシーだからね?」と様子を語りますが、ツーピース型の衣装のスカートが回ってしまったのかな?「新衣装、難しいんだよ」、さきほど声掛けした方と思しきファンから「結婚しような!と声が掛かりますが「それは出来ない」とクールに返すゆらぴこさん。
最近のアイドル界隈のライブに不満を漏らしますが「今日見に来てくれたアイドルさんには、そんなことは」、不満は無いと表明。

衣装直しが終わったようで「行きます!『STAR』!」、八曲目「STAR」。
「ここにいるみんなは、花丸、あげるよ!ありがとね!」。
「『報われないことが』」という自作の歌詞が響いている様子のゆらぴこさん。
間奏で上手に置いておいたペットボトルから水分補給、と思ったら、ペットボトルを持ったまま客席にダイブ、サーフしつつ霧を吹くゆらぴこさん。
「泣いても泣いても時間は戻ってこないからな!」、ステージに戻るゆらぴこさん。

九曲目「STORY」、共演者そして来場者に感謝するゆらぴこさん、大きくウェイブ。
「この物語もみんなの大事な人生の一ページになります。だから、今日、思い切り楽しもう!サンキュー!」。

十曲目は「Beautiful Days」、「一緒に行きますか?Say『wo wo ye ye』!」、ラストコーラスで「いいね!」とゆらぴこさん。

バンドのメンバーが戻ります。
暗転、シンバルの音、十一曲目「shine on you」、イントロは打ち込みですね、その間にバンドはチューニングしていたようです。
「『わたしは この場所を』」という歌詞が、いまゆらぴこさんが新宿LOFTに立っているという現実とシンクロします。
ラストは逆光の照明、曲終わると暗転。

「『僕は』」とアカペラで歌い始めるゆらぴこさん、十二曲目は「僕を呼ぶ方へ」、「『僕を呼ぶ方へ』」までアカペラで歌ったところへバンドが入りますが、アカペラの部分、ゆらぴこさん、どうやって音を取っていたのでしょうね?
「走りますよ!右!左!…走るよ!」、客席ではサークルモッシュ、リフトされるTOの方にピコピコハンマーを投げつけるゆらぴこさん。
「一緒に行ける?まだ行けんだろう!」、「ヲイヲイヲイ」と応える観客たち。
ステージに戻されていたハンマーを再び投げつけるゆらぴこさん、ダイブからのサーフ、サーフされたまま「一緒に行くよ!」と叫びます。客席奥に達すると「『ヲイヲイヲイ』!休憩しちゃダメだよ!」、ステージに戻り、ラスト、ピコピコハンマーを客席に投げるゆらぴこさん。

イントロ、「みんなで虹を作ろう!」、十三曲目「どれみふぁレインボー」。
「『大好きだよ』、ほんとに、大好きだよ!ありがとう!」。
「跳べないひと、いるかな?」、客席を見渡すゆらぴこさん、「跳べー!」、ハンマーを投げます。

「ラスト!『YOU ARE MY 44』!」、十四曲目「YOU ARE MY 44」。
観客が唱和する様子を見て「みんなで歌える!ありがとう!」、客席とステージの境の柵に立ち、バランスを取るためでしょう、天井に片手をつきながら歌うゆらぴこさん。
「終わってしまう前に伝えたいことが。10周年、楽しいことばかりじゃない」、リフトされたままフロアに進むゆらぴこさん、「失敗しなかったら、今日が無かったんだ!だから、失敗して、良かった!」、泣きながら語ります。
客席との境の柵に戻るゆらぴこさん、明日一分早く起きた、でも、すごいことだと思う、と、観客へのエールを送ります。
感謝を述べるゆらぴこさん、「幸せだ!ありがとうございました!」。
ここでステージに崩れ落ちたように見えたのですが、目撃していた方の言によると、どうやら、ステージとの境の柵に立っていたところ、観客から見ると柵の後ろ側、ステージ前のスペースに頭から落ちてしまったようですね。

アンコールが予定されていたのかもしれませんがここでライブは終演となりました。見ている側としてはもう十二分という感じで、アンコール無しでもまったく不満はありませんでしたですね。
ゆらぴこさん、出血もあったようで、運営からの報告によると6針縫ったそうですが、全身状態としては良好とのことでした。

ゆらぴこさんお大事に。十分休んでくださいね。