ゑりかちゃんべいびー 2023.01.28 @ 目黒鹿鳴館(「ゆり丸のお誕生日ぱーちー♡ ~みんな丸っと集まれ~」)


セットリスト:
SE(あぽかりっぷす)
1. drEamer
2. リセットボタン
3. 妄想彼氏生誕祭
4. アポカリリリリ
※2-4に平野友里(ゆり丸)加わる


場内SEの音量が上がると「みどりー!」の声が上がります、緑は「あぽかりっぷす」でのゑりかさんのテーマカラーですね。

SE、スモーク、前記したように、ゑりかさんのテーマカラーである、緑のライトが照らします。ハンドクラップ、「あぽかりっぷす、始まるよ!」のアナウンス。後で語られるのですが今日のライブは「二人あぽかりっぷす」として捉えるのが良いようですね。

あぽかりっぷすの衣装を身に纏ったゑりかさん登場、一曲目「drEamer」、ゑりかさんのソロナンバーです。髪型はハーフアップと言って良いのかな?緑から白に変わったライトが左右から照らします。
「みなさんこんにちは!『あぽかりっぷす』の、ゑりかちゃんべいびー、です!今日は、大好きなゆり丸の…」と生誕に出演できたことの喜びを語るゑりかさん。
ハンドクラップを促します。この曲、歌詞がゑりかさんの真情であるかのように迫ってくるなあと思っていたら、ゑりかさん自身の手になるものでした、リアルになるはずだ。
間奏で客前の台に乗り「みなさん!楽しんでますか!楽しんで行って!」。
エンディングでゆり丸さん登場、こちらも、あぽかりっぷすの衣装です。

チャイナ風のイントロ、二曲目は「リセットボタン」。
あぽかりっぷすが「APOKALIPPPS」としてスタートした時点からある曲ですが、ゑりかさんもゆり丸さんも当時は在籍していらっしゃらなかったので、グループの歴史の生きなおしのようだなと思っていると、まさにそれを意識しての選曲だったのではなかったか、と、続く曲目から思わされました。
下手にゆり丸さん、上手にゑりかさん、「綺麗すぎる…」と歌うゆり丸さんはツインテール。
ゆり丸さんが下手の台、ゑりかさんが上手の台に乗り、こぶしを突き上げます。
場所を入れ替わってゑりかさんが下手の台に乗りますがすぐ降りたところ、ゆり丸さんは当日の主役らしく、ゑりかさんより長めに歌ってから台を降ります、ゆり丸さんは髪にピンクを入れているのがわかります。
「リセットボタン」を繰り返すところで観客に声出しを促す二人、ゆり丸さんが下手、ゑりかさんが上手に位置したところ、逆光の照明のなか、曲終わり。

MC、自己紹介。ゑりかさんのちょっとした言い間違い、沸いて許すお客さんたち、「今年に入って生誕しか出てない」とゑりかさん。
今日ゑりかさんの出演がかなったことを喜ぶゆり丸さん。
本来の誕生日は12月14日とゆり丸さん、誕生日の日付を覚えていると述べるゑりかさんですが、どこか挙動不審な様子に、ゆり丸さんがツッコミたそうにしています。
二人でやるのは二回目、と、ゑりかさん。さきのゆり丸さんの喜び方を思い起こすと、ゆり丸さんは本当は四人のあぽかりっぷすとしての出演を望んでいたのかなと思わされますが、このパートのSEがあぽかりっぷすのものであること、ソロ曲も含むとはいえ全曲があぽかりっぷす(APOKALIPPPS)絡みなのも、そのことを証し立てているのでしょうか。

ゑりかさん「次の曲は、生誕祭をやるのにぴったりな。あれ、やるしかない」、三曲目は「妄想彼氏生誕祭」、もとはゑりかさんまりんさんのグループ内ユニットの曲ですが好評ゆえにグループのレパートリーに取り上げられたものです、現在は「妄想彼氏生誕祭 2023」とクレジットされますがもともと年号の表記はありませんでした、そもそも2023年よりはるかに前の曲です。
台上で歌った後、ステージに戻り、観客に背中を向けて、ゆり丸さんからゑりかさんへと歌い継がれます。
間奏、観客を煽るゑりかさん、ゆり丸さん。
二人が歌うのを聞いていると歌詞がとてもよく伝わってくるのですが、メンバーが卒業して四人になり、グループの表記も改めたというところで、グループの一員としての決意が歌詞表現の深さに表れたのでしょうか。
ブレイクでお祝いを述べるゑりかさん。
ゆり丸さんのソロ、座って捧げる観客たち。
ゑりかさん「ヲタクたちですから!」、声出しが可になった状況にぴったりの歌詞ですね。
ラスト、ハンドクラップ、座って捧げるゑりかさん、それを受けるゆり丸さん、二人が抱き合って曲終わり。

イントロ、ゑりかさん「それではみなさん、これで最後の曲ですけど、最後まで盛り上がって行けますか!」、四曲目「アポカリリリリ」。
本来はファン側のコールである「スタコラ」を唱えるゑりかさん、「ワンワン」とも。
お二人が歌う歌詞が本当によく伝わってきます、もしかしたら、声出しが可になったことが影響しているのだろうかと思ったりもしますが。
ゆり丸さん「みんなで!『アポでも』!」、エンディングでは二人で「スタコラ」と唱えます。

曲終わって、ゑりかさん「サンキュー!『スタコラ』やっと聞けたね!加入当時が戻ったみたい!コールっていいよね!」。
コール談義、ゆり丸さん「頭悪いコールが出来た」、昨日のゆらぴこさん生誕で披露された「少年ジャンプ」のコールが紹介され、頭の悪さの見本ということでしょうか、二番に要点があるとして「ボボボボ」というところを示すゑりかさん、しかし「お仕事ください、集英社!」が最高だということになります。
ゆり丸さん「ゑりかの告知して」、ゑりかさん「今年は、謙遜の心、を」という振りからロックカフェロフトでの谷さんとのイベントをアナウンス。
ゆり丸さんは2月4日のあぽかりっぷすのライブを紹介します。
「それでは、以上わたしたち!」、「ゑりかちゃんべいびー、と!」、「ゆり丸!でした!」、「ありがとうございました!」。笑顔で退場する二人。

ゆり丸さん生誕でのゑりかさんのソロパートでしたが、実質「ソロ+二人あぽかりっぷす」のステージでした。
二人とも在籍していなかったグループのスタート時点での曲や、グループ内ユニットからグループのレパートリーに昇格した曲を含むセットリストは、新たなグループとして歩みを始めるにあたっての歴史をたどりなおす作業を見せてくれたのかもしれないなと思いました、だとするなら、わたくし的にはルーズな印象のあったグループに潜んでいた真面目さが、四人での新たな出発にあたって、提示されたのかもしれませんね。