NaNoMoRaL 2019.04.21 @ 大塚Hearts Next(ギュウ農フェス春のSPプレイベント)


セットリスト:
SE picomoral
1. モノクロマジック
2. シンダフリズム
3. げろれろる
4. サーチライト
5. 人間やるのやめた
6. ハジマル


SE picomoralが響きます。
湧き起こる観客の手拍子、未來さんの声、「手拍子ありがとうございます!」。
未來さん登場「こんにちはー!よろしくお願いします!私が雨宮未來です!こちらが梶原パセリちゃんです!」、パセリちゃんさんが満面の笑顔ですがこれはかなり珍しいですね、本当にうれしそうです。未來さん「後ろも!楽しんで帰ってください!」。

一曲目は「モノクロマジック」、パセリちゃんさんは笑顔のまま、片足を上げて歌います。
観客の反応がとても良い。未來さん「みんな!緊張してる?」、上手上方を両手の人差し指で指して示し、観客をその方向に向かせ、両腕をグルグル。「いっくっぞー!」仰け反りながら叫ぶ未來さんですが煽り方がとても上手くなりましたね。ラストはマイクを持った手の肘を「タタタタ!」と叩いて終わり。

赤のライトが点滅します、二曲目は「シンダフリズム」、未來さん「手拍子ありがとうございます!みんなの手拍子に乗っけて、声を届けてください!」、「ヲイ!ヲイ!」という掛け声そして拍手が力強い。
パセリちゃんさんのソロ、右手を突き上げる未來さん。未來さんのソロ、顔を伏せたままで。曲ラストに未來さん「ありがとうございます!」。

大音響、三曲目「げろれろる」、やや暗い照明が背後から当たります。曲が始まるないなや曲中の人物になりきっている未來さん。「それだけは…思う!」と仰け反って。パセリちゃんさんのソロ、再び未來さんの歌。「いいけど!」で再び仰け反る未來さん。
未來さんとパセリちゃんさんが顔を合わせて「げろれろる」。未來さんが顔を伏せて終わり。

イントロ、四曲目「サーチライト」、「後半戦始まったばかりですが!」、未來さんのソロ、続いて機材の上手側を回って客前に出てきたパセリちゃんさんのソロ、パセリちゃんさんが機材の下手側を通って機材に戻ると未來さんのソロ、右手を突き上げて歌う未來さん。
パセリちゃんさんがセンターでソロ、座って捧げる観客たち。
未來さん「まだ何曲かありまーす!…最後に拳を上げるとこが、もう一回だけあります!」、ステージ奥から飛び出してきてジャンプする未來さん、パセリちゃんさんが下手客前に出てくると、未來さんは上手に移動します。
未來さん「みんな!最高!」、ターンして「ありがとうございます!ありがとう!」、拍手が湧くと未來は客席に向けて拍手を送ります。

曲の終わりでは笑顔だった未來さんですが、サッと客席に背を向けます。青いライト。五曲目「人間やるのやめた」、「そんな世界に」を泣き声にも聞こえる声で歌う未來さん、声の調子が良くなかったようですが、終わってからお茶を飲んだのだそうですけれど、終演後は普段の声に戻っていました。お茶の力か、未來さんがもともと喉の強い方なのか。
泣いているようにさえ聞こえる未來さん、さらにいつもより吠えている感じですが、観客を引かせません。観客に通じて初めて自分の感情は理解されるのだと知ったのでしょうね。
「果たしてね、全部」は衒いのない静けさをもって。

パセリちゃんさんが未來さんを目顔で促すのに反応して、観客に「水飲んでいいですか」と未來さん。「ここMC無かったんですけど、カッコつけちゃって…ロックスターみたいな声に」、パセリちゃんさん「ロックスターみたいな声?」、未來さん「竹原ピストルさんに憧れている…」、悪口になってしまうかなと気にする未來さんに「悪口って言ったら悪口」と明快なパセリちゃんさん、「(竹原さんに)憧れてまーす!」と未來さん。

未來さん「最後まで楽しんで!」、六曲目「ハジマル」、未來さんの声はやはり枯れ気味に聞こえます、「最後まで楽しんでください!」。
パセリちゃんさんのソロ、「パーセリ!」コールをしつつ最前に殺到する観客たち。未來さんの「馬鹿だよな!」を挟んでふたたびパセリちゃんさんのソロ、またしても最前に殺到する観客のみなさん。
観客を煽る未來さん、笑顔で煽るその姿に救われます。
エアギターを経てセンターでのソロ、坐って捧げる観客たち、背後からのライト。
「馬鹿だよな!」、手を突き上げたかと思うと、「最後!」とジャンプしながら手を突き上げる未來さん。
未來さん「ありがとうございます!以上、NaNoMoRaLでした!」、またの出会いを楽しみにしていますというような語りののち、退場する未來さん。
頭上で拍手を煽るパセリちゃんさん、盛り上げるだけ盛り上げて、突然、音が途切れます。
礼をするパセリちゃんさん、「パセリー!」と声が掛ります、さらに「ナイス、パセリ!」とも。

声の不調にもかかわらず存分に歌った雨宮未來さん。未來さんは、吠えても観客を引かせません。心からの叫びであっても伝わらない限りは人を動かすことは無いと、未來さんは知ったのでしょう。梶原パセリちゃんさんの細心のサポートも素晴らしく、場内の盛りあがりは大変なものでした。