NaNoMoRaL 2018.03.11 @ 渋谷0-nest(来来ライブ in SHIBUYA)


セットリスト:
SE: picomoral
1. ハジマル
2. 人間やるのやめた
3. サーチライト



上手奥に機材のセッティング、今日はギター無しです。場内SEの音量が上がると照明が落ちます。
NaNoMoRaLのSE「picomoral」が始まります。青緑のライト。SEにリズムが加わると場内から沸き起こるハンドクラップ。上手のソデに居る未來さんの声で「拍手ありがとうございます!」、そして未來さん登場、「みなさん!おはようございます!NaNoMoRaLです…雨宮未來と、その他もろもろ!…朝なんだね、おはよう!おはよう!」未來さんは右手にステージドリンクの入ったペットボトル、中身はお茶のようですね、さすが静岡出身。

一曲目「ハジマル」、MIXが掛ったのをみて微笑む未來さん。上手でソロを取ります。梶原パセリちゃんさんもハンドマイクでソロを取ります、この会場はワイヤレスマイクですね。パセリちゃんさんのソロに「パセリ!」と声を掛けるヲタク諸氏。二人のデュオ、モニタースピーカーに片足を掛けて歌う未來さん。恐ろしく盛り上がる場内、自撮り棒に付けたスマートフォンで場内を撮影するパセリちゃんさん。上手下手と位置を変えて歌う未來さん。パセリちゃんさんが機材の前に出てステージ上手、客前でソロを取ると未來さんが機材をいじり、バックトラックの音量を上げたり下げたり。下手に動いた未來さん、パセリちゃんさんをかえり見て苦笑い、デビューライブの時にパセリちゃんさんが「未來さんのステージだから」と言っていたにもかかわらず盛大に客前に出て来ていたことを思いだしたのでしょうか。「…馬鹿だよなー!」を笑顔で歌う未來さん、また機材をいじって音量を上下させます。二人ともそれぞれに客前に出ると、フロアに座って捧げるヲタク諸氏。ふたたび「バカだよな」と未來さんが歌うと、パセリちゃんさんはマイクを差し上げて、未來さんはこぶしを突き上げて観客を煽ります。

オルガントーンのイントロ、衣装の赤いサテンのフードを被る未來さん、赤いライト、二曲目「人間やるのやめた」、歌いだしはパセリちゃんさん。
未來さんのラップには観客を脅かす響きはありません。未來さんの右手には赤いリストバンド、左額にはパンダの描かれた小さな絆創膏、胸元には柄の印刷された絆創膏。叫ぶ未來さん、しかし、観客は以前のように引くことなく、安心してみていられます、それは、未來さんがこの曲を一幕の芝居であるかのように歌い演じているからなのでしょう。未來さんが叫ぶとパセリちゃんさんの歌が引き取ります、未來さんの叫びは曲をはみ出してしまうことなく、曲に取り入れられて、曲と不可分に織り込まれているのですね、パセリちゃんさんのプロデュースが見事。いくつものグループを経て、ソロユニットNaNoMoRaLに至ったいま、未來さんの叫びはようやく居場所を得たのですね。
センターで、客前の柵の、半ばの高さに設けられた足台に登る未來さん、ステージに下がってモニターに足を掛けて歌います。
パセリちゃんさんを従えて歌う形のデュオ、未來さんはときに顔を伏せて歌います。
「全部」で曲終わり、ここまで被りっぱなしだったフードを外す未來さん。

未來さん「それではラスとの曲!盛り上がって行けますか!?(客席の反応が弱いのを見て)あれ?盛り上がって行けますか!盛り上がり方のわからない方も!」
三曲目「サーチライト」、下手でソロを取る未來さん、パセリちゃんさんが機材の後ろから上手前に出てソロ、そして二人とも客前に出てソロ。
センターで歌う未來さん、パセリちゃんさんが下手でソロを取る時の未來さんは客席との境の柵に身をもたせ掛けて。パセリちゃんさんは自撮り棒に付けたスマートフォンをふたたび手に持ってソロ、未來さんは柵に身をもたせ掛けたかと思うと観客側に身体を大きく乗り出してカメラに映ろうとします。
未來さんは柵に片足を掛けてソロ、パセリちゃんさんが上手でソロ、未來さんは下手で観客と一緒に捧げます。
マイクスタンドにマイクを付けるべく格闘しているパセリちゃんさん、けっきょくマイクスタンドがうまく動かないのであきらめたようです。
未來さん「来来ライブ!めっちゃ楽しいです!」、客席と柵の間にいったん降りたかと思うと柵の上に立つ未來さん、TOの方が片手を繋いで支えます。ステージに飛び降りた未來さん、ところがステージ最前に並べられたモニターに当たって転んでしまいます、そのまま仰向けで歌い続ける未來さん。
ラストのバックトラックに合わせてエアギターの未來さん、弾き終えたあと、ドラムスの「トトトン」という音をしっかり聞いている仕草。

MC、3月9日にデビューして次のライブは3月17日とアナウンス、3月19日にもライブがあるが呼んでくれたメンバーさんは今現在おなじ渋谷にあるMilkyWayで生誕をやっているので終わったら直行して、と。3月9日のデビューライブを早くも記事にしてくれたMIKAN編集部に感謝を捧げます。
次の出番のSAKA-SAMAにエールを送りますが並行物販ということで「ちょっと抜けて、戻ってください…ここねん、お誕生日、おめでとう!」、SAKA-SAMAメンバー、リーダーに就任したばかりの寿々木ここねさんは先週の土曜日に生誕を行ったばかりなのですね。
挨拶のあとで退場しますが、退場したあと下手奥のカーテンが少し開いたところ、未來さんが居て、客席に手を振ってくださいます。

デビューライブの緊張と恍惚は忘れがたいのですが、今日のライブも素晴らしかったNaNoMoRaL。音源の発売が待たれます。
なお、今日のセットリストは、3月9日(デビューライブ)と同じでしたが、昨日も同じだったそうで、ようするにデビューから三日間同じセットリストでやったということですね。入念に練って決定したセットリストなのでしょう。