軍艦オクトパスの初企画@新宿ナインスパイスです。

ナインスパイスは早い時間にシークレット・バンドとしてhaltが出演したようですが見られず、残念。

セットリスト:

6月の時間軸
sleeping girl
白昼における砲撃
ジュブナイル
創造の領域
アルファ(アンコール、新曲)

黒のワンピース、黒のスエードブーツ、右耳に筋の大きな円盤イヤリングのキーボード。白Tシャツに黒カーディガンのベース。グレーTシャツのドラムス。
「創造の領域」の頭のところを演奏してサウンドチェック。

板付きのまま開演、キーボードのSE。前屈みのベース。
natsukoさんのひとこと、「『軍艦オクトパス』です。始めます」。一曲目「6月の時間軸」。スモーク。切れ目なしに二曲目「sleeping girl」。「ありがとうございます」。
観客の来場に感謝、出演バンドへの感謝。あとで知ったのですが、シークレットバンドのhaltのベースを担当したのは軍艦オクトパスのベース、片岡さんだったとか。
「初企画なんですよね、ここ3ヶ月、飯が喉を通っていたけど通らない感じで。いや、今日はいろんな人に見てもらえてめっちゃ幸せです」。

次の曲、といって三曲目「白昼における砲撃」、曲の初めのところ、歌うパートが増えたかな?切れ目なしに四曲目「ジュブナイル」。ドラムスのg田さんに勢いが有ります。世間の大人達と同じようにかつての若者が嘘つきになっていくのかと嘆く歌詞が災害をめぐる今の状況とシンクロしてこちらの胸に響きます。楽器をさし上げるベース片岡さん、「ウォー」と応える観客。ベースの4弦がナットから外れますが指で戻してプレイ続行。「ありがとうございます」。

「いやー、ほんとに今日はありがとうございます」、今日がレコ発でもある件。CDのタイトルは「set the scene」。気に入ったら次のライブにも来て欲しい。
ドラムスのg田さんが誕生日、今日で22歳と。ベースのドロドロした音で盛り上げる片岡さん。「もう一回やっとく?」と「22歳」、ベースのサウンド、と繰り返し笑。

「次が本当に最後の曲です。本当にありがとうございました」、五曲目「創造の領域」。いつものと比べ、ほんのわずかテンポが速めですがしっかりしたリズム。スモーク、跪くベース。足踏みするベース。「どうもありがとうございました」「ありがとうございました」。

アンコール。片岡さんが自分の腕時計を指さしながらすぐに出てきます。音を出せる時間に制限があるのでしょうね。「ありがとうございました。一曲だけ、持ってきたCDの中から一曲。『軍艦オクトパス』の新曲なんです。『アルファ』」。アンコール曲「アルファ」。軍艦オクトパスの依って立つ最大のものであるリズム、そのリズムの切れを実現できる自信が付いてきたことを感じさせる曲です。キーボードとベースの対話。繊細なシンバルワーク。「忘れていたことが沢山あって、忘れたくないことが沢山あって」。「ありがとうございました」。

軍艦オクトパスの皆さん、初企画のご成功おめでとうございます。今後も期待しています。