地震以来初めての雨先案内人ライブです。

セットリスト:

おひさま
ドレミファソラシド
あるこうぜ
友達をつくろう
笑って死のう

二曲目と三曲目は新曲ということです。これらの曲名はリーダーの雨ノ地晴太郎さんにご教示いただきました。晴太郎さん、ありがとうございました。

下手からドラムス、ベース、キーボードの順に登場、「こんにちは、雨先案内人です」。
ドラムスとベースはTシャツ、キーボードは共布のタイの付いた白いブラウス、タイにはギターのブローチ、横縞のベストにショートパンツ、黒のタイツ、ハイカットのスニーカー。スニーカーはシルバーだったかな?

一曲目「おひさま」、「生きていればいつかまた会えるはず」という歌詞が観客に迫ります。

「お久しぶりです、先日来れなかった分、暴れて帰ります。いきなりだけど、新曲やります」、二曲目「ドレミファソラシド」。

「東京久しぶりだ。愛しいみんなに会えて幸せだ」「みんなに会えないから曲を書いていた」「この日のために持ってきたこの曲を聴いてください」、ピアノのイントロからボーカルで三曲目「あるこうぜ」。会いたい思い、君の家まで歩こうよ。ベースが力強いです。

「ありがとうございます」「今日はライブが出来て本当に嬉しいです。でも、割と早くみんなに会えて良かった」。四曲目「友達をつくろう」、ドラムスとキーボードのハモリ。孤独の寂しさと周囲の無理解を歌います。一人で生きている訳じゃない。思っているだけでは世界は変わらない。先のMOROHAさんのステージで、やらないよりマシと言われたことが思いおこされます。

「焼きそば食って死のう!」と晴太郎さん、「(焼きそばに)毒入っているみたいじゃない」とキーボードの西山さん。当日はTHEラブ人間のキーボードさんが受付フロアで焼きそばをつくって販売していた訳です。やりたいこと、楽しいことをやって死のう、そういうことですね。

五曲目「笑って死のう」、「どうせ僕たち死ぬ定めなら、笑って死ぬのさ」。

地震後初上京となった雨先案内人のライブ。会場のスタジオファミリアはスタジオというくらいで決して広い会場ではなく、天井も低いためベースの動きが制限される場面もあり、もしかしたらバンドとしてのパワー全開にしづらかったかも知れませんが、揺るがぬ実力を見せてくれました。