六本木はブレイブバーで、riye°さんの帰朝第二回の歌声を聴きました。

ごく初期のレパートリー「鬼ごっこ」から始まったステージは「泉」「パズル」と続き、さらにいくつかの曲を挟んでラストの星野さん作「もう立ち止まれない」に至るまでオリジナル尽くしでした。
今日のステージ、riye°さんご自身はドイツ行きで10日歌わなかったことの影響を感じていらっしゃったようですが、たしかに絶好調とは言い難いコンディションが伺えはしたものの、かえってそれ故に来たるべきriye°さんの姿を垣間見させてくれたのではないかという気がしています。

密やかな胎動に例えられましょうか、まだ明らかな姿をとらないでいるriye°さんの感情が、ある曲ではその感情に対するriye°さんの照れの表情を伴って、またある曲では歌うriye°さん本人を押し流さんばかりの勢いで襲うのを、しかと観賞する事が出来ました。こんな、意図せぬ実験という趣のパフォーマンスに場を提供してくれるブレイブバーとは、誠に有り難い場所であるなあとしみじみ感じたことでした。

来週になりますが、月曜日は再びブレイブバー、木曜日は下北沢・mona recordでと二回もriye°さんの歌声が聴けます。楽しみです。