1992年(平成4年)11月、コロナをベースとしたステーションワゴン「カルディナ」が誕生した。
本来はカリーナサーフの後継車としての位置づけで、また当時ワゴン人気が高くなったとして独立した車種となった。
トヨタはスプリンターカリブ以外、セダンをベースとしたワゴンしか造っていなかったが、このカルディナはレジャー向けのワゴンと実用的なバンがラインナップされ、前者ではルーフを高くしてガラスルーフを備えたスカイキャノピーがオプションで選べた。
エンジンは1.8リッターと2リッターのDOHCがラインナップされ、FFがメインだが2リッター車にはフルタイム4WDが設定された。
今ではミニバン人気に押されてステーションワゴンが尻すぼみとなっているが、20年前はこういったミドルクラスで個性的なワゴンがあったということを残しておく。