来春のダイヤ改正で引退するJR西の183系 | すべて俺のせいさ!

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国鉄車両がまた姿を消す・・・。JR西日本の183系が来春のダイヤ改正で引退することが決定した。



naka606の「すべて俺のせいさ!」


この車両は485系の交流機器を撤去して改造された700番台で、「こうのとり」や「まいづる」「たんば」など北近畿方面へのアクセス特急として運用されているが、老朽化によって287系への置き換えが進み、同じく287系に置き換えられた「くろしお」の381系転出によって廃車が進み、ついに来春、引退する見通しだ。


JR西の183系はJR東に在籍していたオリジナルより奇異な存在である。オリジナルである183系0番台は2ドアなのに対し、700番台は485系時代と同様、ドアが1か所しかなく、485系と区別するため、側面窓の下に赤いラインが入っているなど相違点があちこちに見られた。

183系自体がデビューしたのは1975年(昭和50年)だが、700番台はそれより古い車両が在籍している可能性がある。上越新幹線開業で余剰となった485系を関西に転属して「くろしお」に使用後、「北近畿(現 こうのとり)」に転用されたり、「雷鳥」に使用された車両からの改造車も存在しているのだ。


これらのことを考えると相当老朽化が進んでおり、いつ引退してもおかしくないと思っていたが、JR西はついに“引退”させることを決意した。

これで来春以降、国鉄色の特急型車両が大阪駅に顔を出すのは381系のみとなる。また381系は来春も残る見込みらしい。