近鉄と阪神が3月20日にダイヤ改正を行うと発表した。
改正の中心となるのはなんば線で、この日は開業3周年を迎えるため、更なる利便性向上をねらいとしたダイヤ改正である。
データイムの快速急行の停車駅を見直し、尼崎～西九条間がノンストップとなる。その分、各駅停車を増発して尼崎～西九条間の各駅に停車する列車を補う。
また土曜・休日ダイヤでは初発の奈良行き快速急行を新開地発とし、7時34分、7時55分、8時14分の3本が新設され、時刻的に早すぎる感はあるが神戸電鉄方面から大阪難波、奈良方面へのアクセス向上は十分にできるだろうと思う。この列車は阪神車が使われるだろう（元町以西はホームの有効長が6両分しかなく、同じ6両編成でも近鉄車は21メートルなので入線できない）。ちなみに近鉄奈良発新開地行きの快速急行は設定しないという。
本線系統も一部の列車が変更され、朝ラッシュ時の区間特急が野田に停車する。
このダイヤ改正に伴い、阪急と山陽もダイヤ修正を行う見込みである。
新開地発奈良行きの快速急行の設定は嬉しいが、3本のみでしかも土曜・休日ダイヤの朝と・・・、平日ならともかく、土曜、休日に設定されてもあまり需要が見込めないのではないか？まあ神戸電鉄沿線から難波や奈良に行くには1回の乗り換えで済むので利便性はあるが・・・。
とりあえず様子見で、これがそれなりに需要があれば他の時間帯に拡大される可能性は十分にあると思われる。