監査法人との監査が終了。


和やかに終わったが、聞けば聞くほど会計基準での決算方法は

赤字が増える。税務会計と会計基準は100%違う。

極端な話し会計基準では赤字決算が、税務会計ではしこたま税金

を取られることが多い。


会計基準では、100%保守的な処理をするので、落とせるもとは

全部落とす。引当金にあてる。でも税務会計では落とせない。


当社も今期は、しこたま引当金に当てられる。

いやー恐ろしい数字だ。問題箇所全部引き当てにまわすようだ、、、、


しかし、税務的には否認されるだろう。

つまり決算書は赤字になるぐらい引き当てしても、税務所には

しこたま税金を支払う。困った、、、、


まあ過去10年近く整理できなかった数字もあるのでしょうがない。

上場目指す企業は、1度は通る世界なので。

でもこれが終われば綺麗な決算書が生まれる。


B/Sが大変綺麗な決算書。


P/Lを良くするのは簡単。ただ単に入るお金より出るお金を少なく

すれば利益はでる。しかし、B/Sを良くするのは根気が要る。

劇的には変わらない。

会社の歴史だから。また粉飾もできないのがB/S。


これに次いで大変なのが、社員のスキル。


それにしても2011年上場を目指すと公言してから、社員の

入れ替わりが凄い。管理職も実力ある者たちが、目線が上場

を意識して仕事のスキルを高めているが、それについて来れ

ない人材は、ストレスから体を壊す、嘘の方向をして成績を

作ろう人、基本能力がない人、、、、、出せばきりが無いが

自分から辞退していく。


予想はしていたが、まさかここまで色々な事が見えてくるとは

思わなかった。能力はない事がわかっていながら育てよう、仲良

くいこうと思っていた仲間達が、一人二人と辞めていく。

そして、新しく能力の高い人材達が沢山入ってくる。

その彼らは、そのセクションのプロとして入社してくる。

レベルも高いし志も違う。


上場を目指すには、個人の能力が必要。

必然的に能力の高い人しか社内には残れないだろう。

会社からは一人として首はしていない。

自分の判断で分かれていく。


この事で見えたこと


1.人は育たない


2.基本のレベルが高くないとベンチャーでは使えない


3.目標を高く志の高い人材でないと無理


4.過去の経歴、学齢がひじょうに大事


5.結果が出ない人材は即入れ替え


シビアな判断だが、目標達成する為には一人でも足を

引っ張る人材がいると、会社は終わり。


大変だ経営は。


そういえば今日からF1。


性格の悪い嫌なイギリス人が予選1位か。

アホな大嫌いなホンダワークスは、遅い。

中嶋Jrも定位置の遅さ。


琢磨のいないF1は興味ない。


熱くさせるドライバーのないF1なんて


琢磨戻ってこいよ。