今日は珍しく何もスケジュールが入ってなかった。


本当は、モーターショーを見に行こうかと思ったのだけど

幕張まで行くのも面倒だと思って行かなかった。

勉強だと思って行こうかと思ったけど社員が一生懸命仕事

している時に何か行くのは忍びなく行かなかった。

と言うか、そこまで車が好きではないのだろうけど。。。。


私は、基本的に自宅の書斎で午前は仕事をしていることが

多い。電話とネットが繋がればオフィスにいるのと同じような

状況で仕事ができる。そう考えると、はたして社長は毎朝会社

に顔を出して仕事をする意味があるのだろうかと思ってしまう。


当社のように外にいてもグループウエアーが入っていれば携帯

でもPCでもインターネットや携帯の電波さえ繋がれば仕事は

できる環境である。社内の状況も営業情報、収支の状況もネット

で常に見れる状態であればオフィスにいる意味がないような

気もする。あとはカメラを付けて携帯やPCで社内観察すれば

何でもできる。私は、会社の経営で一番大事なのは数字だと

思う。人の問題がどうあれ数字は正直。社会が当社を評価しな

ければ売上も悪いだろうし、社員の気力が落ちれば売上やノルマ

の達成率も落ちる。それを把握できる基準は、すべて数字である。


社長業とは、すべてを把握して未来を読みながら物事の決定を

するのが最大の仕事だと思う。バランス感覚が大変重要だ。

バランス感覚で一番大事なのは、会社を外から見る目、つまり

客観的に会社を判断できるかがポイントだろう。

社長自身が、毎日業務にのめり込み気持ちばかり先走りして

物事の判断ができなくなるのは、大変危険な状況だと思う。


そういう意味でも社長は、ある意味遊びとゆとりの時間を作らな

ければならないと思う。


私は、本社に座りこんでいるより電話でもいいから大事な社員には

電話をかけ声をかけ自分の思い、そして電話の向こうの社員の

マインドを把握するほうが大事だと思う。電話でも相手の状況は

把握できないようであれば社長は失格だろう。

コミニケーションは大変大事だ。社長が現場まで目線を下げ社員

と同じような目線で会話ができなければ団結は生まれないと思う。

忙しくても電話なりメールなりでコミニケーションの気配りさえ

できていれば社員は付いてきてくれると思う。


重要な幹部とは、私は毎日電話で話している。また、最低1週間に

一回は、私から彼らに会いに行く。それが仕事だと思うから。


彼らの活躍で当社も私も今があるのだから


社長の仕事は、決断と社員とのコミニケーション(啓蒙教育)

だと思う。


これができる環境があればオフィスであれ出先であれ社長は

ゆとりを持って大きな気持ちで管理できるはずだ。


ただ現実は、売上のノルマや利益ノルマ、そして上場に向けての

経営戦略など1人で悩まなければならない事が多い。

大変孤独な仕事だ。


だからこそゆとりを持てる時間が大事だと思う。


バランス感覚と豊かな発想が必要だから