皆さんは

愛着形成(アタッチメント)を

ご存知ですか?


今日は告知と愛着形成について

お話しします

これから卵子提供を考えていらっしゃる

方には是非是非読んで頂きたいですし


既に卵子提供でお子さんを育てている

方にも是非是非読んで頂きたいです




















愛着形成とはこどもが健全に

育っていくためにとても大切なものです

私は以前、卵子提供の研究をして

いらっしゃる先生から


「こどもとの関係を良くするために

告知をするのではなくて

良い関係があっての告知だよ」と

教わったことがあります


愛着形成がどのようなものか

理解できるとその言葉の意味が

理解できるのではないかな?と

思います


なので「愛情」と「告知」を

ごちゃごちゃにしたままの告知は

返って危険なのです…


卵子提供でお子さんを産んだら

2〜3歳までは卵子提供に関係なく

しっかりと愛着形成をしてあげて

欲しいなと思います


まず、告知をする前に

しっかりとした親子の愛着形成

(アタッチメント)を構築して欲しいな

と思います


愛着形成をするには

お母さん

お父さんの

メンタルが健康であるか?も非常に

重要です


本来であれば卵子提供を決断する

前に夫婦でしっかりと

卵子提供で親になっても幸せに

暮らしていけるかどうか?


お母さん、お父さんの

「心を育む作業」が非常に大切になって

きます


「心を育む作業」は

専門のカウンセラーやピアサポートで

支援してもらうことがベターだと

思います

ご夫婦だけでやろうとしても中々

難しいと思います


私の自助では事前に「不安の解消」を

していきます

私だけで出来ない場合にはご相談者さんに

国家資格の有るカウンセラーさんを

探して頂いて

カウンセリングも挟みながら

行っています


専門のカウンセラーと

ピアサポート(私の自助)と両方の面

から親になる心を育んでいきます


そうして事前にしっかりと

心の準備をします


赤ちゃんが産まれたら2〜3歳までは

何も考えずにしっかりと愛着形成を

しながら子育てに専念して頂いています


告知についてはお子さんが1〜2歳

あるいは2〜3歳になる頃に私と一緒に

どのように告知をしていくのか?を

ご夫婦と一緒に考えていきます


それまでは良い意味で余計なことは

何も考えずに子育てに専念して頂いて

おります


・お母さん、お父さんの心の準備が

できている

・こどもとの愛着形成ができている


告知をする前に

この「基盤」が「構築」されていることが

とても望ましいと思います


この流れがしっかりとできていないと

妊娠中から産後も色々と不安になります

この流れがあっても


不安になるのが普通です


なので、この流れができていないと

不安は余計に大きくなってしまうかと

思います


卵子提供は


・卵子提供を考える前

・妊娠中

・産後


継続して支援を受けることが

とても大切です

特に産後のケアはマストです


時々、ブログなどで

「ちょっと大丈夫かな?」と

思うようなことを

書いていらっしゃる方をお見受け

しますが


上記したステップを行っていないのも

原因だと感じています心配です






こちらの記事もお読み下さいね


こどもはオギァとこの世に生まれた

時からアイデンティティの形成が

始まります


0〜3歳までは 

愛着形成をしながら

同時にアイデンティティの形成も

始まります


こどもが大人になって振り返った時に

「赤ちゃんの時から大切にして

もらった」この経験こそが大事であり


これこそが

本来の自己肯定感なのです


時々、自己肯定感を高めるために

告知をするとおっしゃる方がいますが 

違います

 

本来の自己肯定感とは

赤ちゃんの頃からずーっと

親に大切にされてきた体験の

ことなのです








↑明日、放送です