スマホ用コードAIアプリをPC上で動かす! | ナカの気ままなブログ

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1.はじめに:Android用エミュレータ

前回の記事で書きましたが、PC上でAndroid用エミュレータを動作させれば、スマホ用のアプリもPC上で動かせるようです。

そこでどんなAndroid用エミュレータがあるのか調べてみると、「BlueStacks」というのが一番有名みたいで、その次に「NoxPlayer」というのがお勧めされていました。

 

2.BlueStacksのインストール

まずは最も有名という「BlueStacks」を試してみることにしました。このエミュレータには、

BlueStacks5とBlueStacks10の2種類があるようで、Ver5の方は最速、最軽量が売りのようで、Ver10の方はHybrid Cloudの技術が使用されていてクラウド上でアプリを動かすことができるようです。両バージョン共こちらからダウンロードできます。

 https://www.bluestacks.com/ja/index.html

早速まずVer5をダウンロードしてインストールして、次はGoogleアカウントでログインしてコードAIアプリを探してインストールしようとすると、このデバイスにはインストールできません、とのエラー表示が出てしまいました!またですか~~~( ; ; )。

という事で次にVer10を試してみても、全く同じでした。

あきらめて、次のNoxPlayerを試してみる事にしました。

 

※この時はインストールできない理由がわからなかったのですが、後からわかった事として、エミュレートするAndroidのバージョンを変える方法がわかれば、アプリのインストールは出来たかも知れません。

 

3.NoxPlayerのインストール

次に「NoxPlayer」を試しました。このエミュレータにも、何種類かバージョンがありました。最新版と書かれているVer7.0.5.9と、Android12ベータ版などがあります。こちらからダウンロードできます。

https://jp.bignox.com/

まず最新版という、バージョン7.0.5.9をダウンロード、インストールして試してみました。そしてコードAIを探してインストールしようとすると、またまた「このデバイスにはインストールできません」のエラー!

仕方ないので、Android12ベータ版も試してみましたが結果は同じでした。

そこで、ネットで色々調べてみると、どうも最初はどのNoxバージョンでもAndroid7(32ビット)環境がデフォルトでエミュレートされるようです。Noxウィジェットという名前のソフトで立ち上げるとAndroidの環境を追加したり、切り替える事ができるようです。

以下のような画面になっていました。以下は最初のAndroid7(32ビット)に加えて、Android9(64ビット)、Android12(64ビット)を既に追加した画面です。

 

操作の項目の下のプレイボタンをクリックすればそのバージョンのAndroidを起動することができます。そこで次にAndroid9(64ビット)を起動したら、アプリストアからコードAIを無事にインストールする事ができました!何と色々と遠回りしたのはAndroidのバージョンの問題でした。アプリをインストールする画面で対象バージョンを表示してくれれば良いのですが、Googleストアはちょっと不親切ですね。Appleの方だったら、ios Ver16以上とちゃんと表示されていたのに。

 

4.コードAIのインストールといよいよ実行!

ではいよいよコードAIの実行です。最初に実行させて、Tスクエアのファースト・インプレッションを読み込ませ、自動的に解析された画面が以下のようでした。

 

スマホの時と同様に解析されているので、コード結果をpdf出力させようとしたら、何とその為のメニューがありません!下図のスマホ画面の一番上の重要なメニューと、その他のメニューが一部表示されていないようです!(一番右上の縦に点が3つのメニューが、解析結果出力を指定する重要なメニューです)

 

何が原因か不明なので、試しにAndroid12(64ビット)を追加して、この環境でアプリをインストールして実行させても結果は同じでした。

エミュレータの設定メニューを色々探すと、画面の解像度の設定がありました。最初はタブレットで、1600×900が自動的に設定されていました。試しにこの設定を携帯電話の900×1600に変更してみました。エミュレータを再起動してアプリを実行させると、以下のようになり、スマホと全く同じメニュー表示が無事に出てきました!

 

これで、コード解析結果もpdfファイル出力できるようになりました!

どうもこのアプリはスマホの縦長画面専用に出来ているようなので、PCの横長の大画面が有効に使用できないような感じです。

なお、エミュレータ上のアプリのファイルと、PCのファイルは簡単に共用できるようになっていて、右側の列の上から6番目がフォルダ設定ボタンになっていて、これを開くとPC上の共有フォルダを自由なフォルダに変更でき、そこにPC上でファイルをコピーしておけばコードAIで読み込むこともできますし、コード解析結果もここのフォルダに保存されるので、PCとのファイルのやり取りがとても便利にできます。

今後、この便利な環境を活用して耳コピして音源製作を進めて行きたいと思います!