コンバット 第130話 「生きている限り」 | ナカの気ままなブログ

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「生きている限り」 原題:THE CHAPEL AT ABLE-FIVE

サンダース軍曹ともう1人で味方の前線へ走っていたが1人が地雷を踏み、軍曹の目が見えなくなった。手探りでもう1人と無線機を見つけ連絡したが途中で切れた。そこでヘンリー少尉達が救出へ向かった。そこへイギリス兵のミラーと名乗る兵が1人が来たが実はドイツ兵だった。従軍牧師で、もう1人けが人がいるとのこと。ドイツ軍の方向へ運び、トーチカの中に入った。軍曹の目はうっすらとは見えるようになってきた。
けが人のクラーツがドイツ語をしゃべったので軍曹はドイツ軍とわかった。軍曹が外に逃げたので、けが人が牧師を殴り銃で軍曹を殺そうとした。米独両軍が銃声を聞いた。その時米軍の砲撃が始まった。少尉達も軍曹を発見。砲撃を中断するよう要請。そして両軍の撃ち合いが始まり、牧師がトーチカに鍵をかけて様子を見守った。しかしけが人がドイツ兵に米兵がいるので撃つか、我々も一緒に殺せと言った。ドイツ兵が撃とうとし、手りゅう弾を投げようとした。1人が最後の力をふり絞ってトーチカの中に手りゅう弾を投げ込んだ。
牧師がかぶさって犠牲となり、軍曹とけが人のドイツ兵を助けた。そこへ少尉達が入ってきた。

今回は、ドイツ兵の従軍牧師の話で、前話に続きドイツ兵主体の話でした。
軍曹が目が見えなくなった事もあり、ドイツ兵2人がイギリス兵のフリをする為に英語で話したので日本語吹き替えもあり、会話の内容がわかりました。
従軍牧師なので、人をあやめることはせず、軍曹、ドイツ兵の負傷者両方に中立の立場を取っていました。ただよくわからないのは、こんな前線に牧師がいるのでしょうか?もっと後方の野戦病院とかにいそうですが。
原題の意味は、エーブルファイブの礼拝堂で、エーブルファイブは作戦上の場所を示す呼び方のようです。少尉がトーチカのあたりに到着した時に、無線でエーブルファイブに到着、と報告していました。礼拝堂はまさしく軍曹達が避難したトーチカの事を言っていて、牧師がいて自分を犠牲にして軍曹、ドイツ兵の負傷者両方を助けたので、礼拝堂と言っているのだと思います。
牧師が自分を犠牲にして、手りゅう弾に覆いかぶさったシーンにはぐっと来るものがありました。軍曹が、彼は彼の義務を果たしたのだ、と最後に言いました。

ドイツ兵牧師ミラー(フリッツ・ウィーバー)


負傷したドイツ兵のクラーツ