台湾はいかい~台南:孔子廟と延平郡王祠~ | Qwertyの部屋

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こんにちは


Qwertyです。






ゴールデンウィークにはいりましたねぇ・・・





あいかわらず


Blogの中では台南はいかいやってますわたくしです。







サカリバでごはんたべて


台南の中心へと歩いてます。










えらい大規模な修復工事やってますよ (・∀・)


ここは


日本時代の台南地方法院


今でいう地方裁判所ですね。


もとはこんな建物で


修復やってますよ的な看板が





台湾の


「日本時代の建物を末永く使いましょう計画」(勝手にそう呼んでます)


ここでも発動されてました。






ちょっと有名なお店へ




「肉圓」を売ってます。


台湾語で「ばーわん」と読みます。







何やらお約束がありそうな雰囲気・・・


おちついて


書いてある字を読んでみる。




〇肉圓毎份二粒38・・・ばーわん二個入り38元ってことか?日本円で100円くらいか、やす!


〇請先付款・・・たぶん先にお金払ってねってことか?


〇清湯自取・・・スープは自分で取ってねってことか?


〇大骨取勿・・・だいこつとるなかれ?スープ用の骨は取るんじゃねーぞってことか? 

         

          おお!たしかにスープに肉のついた骨が沈んでおるぞwww.




  

よっしゃわかった (`∀´)

















ゲト



壁がはげてるのは御愛嬌ということで。



ここの肉圓は茹でてあるバージョンですね。





うまし (^ε^)♪











さて


このお店の前に


赤い建物が見えてます。





入口へ回ってみます。








正門です。



「全台首学」の誇らしげな扁額が掛ってます。


ここは台湾で一番古い「孔子廟」です。


明の時代に建てられました。





清時代の石柱が立ってます。




「文武官員軍民人等至此下馬」と書いてあります。


神聖な場所なんですね。


横には「満州文字」で同じことが書かれてます。







入ってみます。







ここは「学堂」跡



孔子廟とは孔子を祀ると同時に、科挙を送り出す教育機関でした。


エリート養成機関の跡ですね。





こちらが「孔子廟」




正面の石段は通行できません。




中には「孔子」の位牌が置いてあります。






かつての


エリート養成機関跡。




時間がゆっくり流れる空間。






正門に戻ります。






正門の正面には「石坊」と呼ばれる


石の門が残ってます。


「全台首学」の孔子廟の権威でありますよ。




門をくぐって



雰囲気のある道を歩きます。




雑貨屋とか見つつ





角へ出ました。




これ「おでんや」です。


黒輪と書いて台湾語で「おーれん」と読みます。








いきなり


でっかい石像出現 Σ(・ω・ノ)ノ!



鄭成功です。



おばけガジュマルもはえてる一画





鄭成功を祀る「延平郡王祠」へやってきました。




入口です。








ここは


日本時代「開山神社」と呼ばれてましてね。




日本様式の神社と


台湾の「福建様式」の建物が混在する


歴史的な建物だったんですがね・・・・・



戦後、国民党が全部壊しちゃった。


台湾の昔からの建物まで壊しちゃった。


全部新しく作り替えちゃった。


ま、鄭成功を政治利用しちゃったわけで・・


だから


ここは台南の古跡指定は受けてないんです。





「開山神社」時代の鳥居を


変に「改造」してます。





狛犬さんは「獅子」になってます。


台座は開山神社のを流用してるなww




石灯籠の頭だけ不自然に置いてたり




建物も新しいね。



「中国風」に建て替えてます。





鄭成功の「御神像」


あたしゃこれ見るたんび


枚方パークの菊人形を思い出します。(うわ!ローカルww)





ご存知の通り


鄭成功のかあちゃんは


田川マツさんという日本人。





マツさんの位牌が祀られてます。






開山神社のおみこし。



残ってるのが奇蹟だね。




開山神社の「神器」




国民党が日本のものを破壊していく中、


台湾の人は残しておいてくれたんだねぇ・・・




開山神社時代の井戸も


今は建物の中で保存されてます。







さて


孔子廟まで戻りまして





孔子廟の横を


台南の中心へと進みます。







では


台南の中心に残る


日本の名残を見て回りましょう。








                                           つづく