訪日(第171回You Tube(ヘーゲル)、ビルマ(ミャンマー))(#61)
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You Tubeを立ち上げた
対談に参加したい人は、
⓵ 木庵のメールアドレスをクリックする。

メールアドレス:takaonaito03@gmail.com
⓶ どのようなトピックス、日時などを木庵と話し合う。
⓷ 実際にズーム上で対話をおこなう(自動的に録画できるようになっている)。
⓸ ズームで録画したものを、You Tubeに移動(木庵の作業)
⑤ 出来上がったYou Tubeのアドレスをブログに掲載。
⓺ You Tubeのアドレスをクリックすると、誰でも対話の様子が見れる。

*顔を隠したい人、仮の名前でもよい(勿論木庵の顔はだす)。

*二人以上もできるが、40分でズームは切れる(延長する場合は、再開する必要あり)。

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木庵のZoomミーティングに実際に参加する場合:
下のURLをクリックする。

https://us04web.zoom.us/j/5582589118?pwd=b0xsUHBQM2NYb0NNVFdYK3JSY2daUT09

ミーティングID: 558 258 9118
パスコード: 2BaZGd

*URLをクリックするだけで、ミーティングルームに入れる(ミーティングID、 パスコードの入力は必要ないよう)。
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木庵の般若心経(3回目)
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https://youtu.be/ZRq3bKOLgLQ
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第171回You Tube(ヘーゲル)
https://youtu.be/8KC-VGxCFBI

前回はキルケゴールを取り扱った。キルケゴールの最大の敵はヘーゲルであった。簡単に言えば、キルケゴールは主体を大事にするのに対して、ヘーゲルは客体の中に真実があるという考えである。

では、カーター先生はヘーゲルをどのように解釈しておられるか、述べてみる。


カーター先生のヘーゲルの解釈
ほんの少しの例外を除いて、哲学者のほとんどはこの世の複雑さの背景にあるものをシンプルに説明ができるという確信をもっている。一元論者は、全ては一つから成り立っていると思っている。経験から得るものの多様性は、ただ単なる現象であり、幻影でさえある。一元論者には、ヘラクレイトス(Heraclitus)(木庵注:火が全ての起源であり、すべてのものが永久の流動にあって、永続性が幻想であると提唱したソクラテス以前のギリシアの哲学者(紀元前500年頃))、パルメニデス(Parmenides)(木庵注:イタリアで生まれたギリシアのソクラテス以前の哲学者。存在とは万物が構成される基本物質であり究極の実在であるという形而上学の見解を持った。運動と変化は知覚上の幻覚であるといった(紀元前5世紀))。ストア派(The Stoics)(木庵注:自制心で破壊的な感情を克服する哲学者たちのグループ)、スピノザ、、それにヘーゲル(Georg Hegel)などがいる。

パルメニデス(Parmenides)は「実在(rearity)は一つの「個体ブロック」であり、それ以外は幻想である」と述べている。パルメニデスは、我々の経験からくる無秩序なものを取り除き、熟考された完全な存在を抽出しようとした。一元論者は一般的に汎神論者が多い。汎神論とは、神がすべてであり、すべては神の部分であるという考えである。汎神論において、神はそれぞれの存在のユニーク性を喪失している。例えば、スピノザにとって、「神」という言葉と「自然」という言葉は交換可能である。つまり、一切の存在は神であり、神と世界とは一体のものだと考えるのが汎神論なのである。

一元論は、一般的に全体的な計画の完全性を考えようとはしない。ヘーゲルは世界に対して、我々の直接の関心を向けている。「The One」(一なるもの)は時間を超えた、不変なるものはない。物理的世界は、神のボディーであり、純粋な可能性から純粋な実現への動きのプロセスである。ヘーゲルは観察できる世界を寧ろ無視、もしくは拒絶している。ヘーゲルは歴史を絶対的なものとして理解しようとした。ヘーゲルは歴史、政治、芸術、現代社会学と呼ばれているものを詳しく調べた。この世に存在するものすべてにヘーゲルは興味を持ったのである。ヘーゲルは、自然現象の全ては 「The One」の現れであり、それ自身が実現へのプロセルの中にあると考えている。
つづく


ミャンマー事情#1(ロヒンギャ民族の難民、2009年)

 

木庵の反応
<アウンさんから下のメールが送られてきた。Vol.4 ,Vol.5では木庵の記事も掲載され、Vol.4 は日本から送られてきた。木庵>

お元気ですか?

平和の翼ジャーナル(Vol.5)ではいろいろとお世話になりました。
本当にありがとうございました。

今、平和の翼ジャーナル(Vol.6)を作製中です。
先生の原稿をまたジャーナル載せたいと考えております。
ビルマのロヒンギャ民族の難民たちについて、先生の原稿を書いていただきたいのですが、よろしいですか?
お忙しいとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

アウン・ミャッ・ウィン

 

木庵の反応
<ロヒンギャ民族の難民について初めて知った。それに近頃、ミャンマーの情報が殆ど入ってこない。ところが不思議なことに、アウンさんのメールが届いてからすぐに、18.2チャンネルでNHKの海外放送(2ヶ月ほど前から、アナログテレビが観れるようになった)が英語で流れてきた。ミャンマーの最近の様子を「平和の翼ジャーナル」でも馴染みの上智大学教授根元敬氏が解説していた。サイクロンの被害の模様、軍隊を謁見しているタン・シュエ国防軍最高司令官の様子などが映像として流れてきたが、これだけでは、アウンさんの要望の記事が書けない。そこで、アウンさんのブログを覗かせてもらうことにした。木庵>

ロヒンギャ難民問題
ミャンマーからボートでタイに逃げてきた、ロヒンギャ難民412人をタイの海軍は拘束し、エンジンがついていないボートで、そのまま、海上に送り返した。海上で放置されたロヒンギャ難民300人以上が行方不明になった。ボートで生き残っていた、ロヒンギャ難民99人はアダマン島の近くで昨年12月29日にインド海軍によって救出された。ロヒンギャ難民は、ミャンマー軍隊の迫害から、命がけでタイに逃れようとしたが、タイ海軍に連行されたあと、暴行を受けたうえ、ボートを海上に置き去りにされた。彼らは海で、2週間以上流された後、インド海軍に保護されたとみられる。ロヒンギャ難民の地域である、北ラカイン州には、軍政からの迫害や食糧危機の問題がある。

ミャンマーでロヒンギャ民族というのは、いないという軍政の発表
1月31日、ミャンマー軍政はロヒンギャ民族について以下のような発表をした。
「世界ニュースなどで、ロヒンギャ民族は、ミャンマーから、海を渡りタイのほうに逃れたがタイ海軍に逮捕され、海に送り返された、というニュースが報道された。しかしながら、タイ政府の発表では、そのロヒンギャたちは、ミャンマーからとは、表現していない。ミャンマー連邦でロヒンギャ民族というのは、昔からおらず、ロヒンギャというのは、隣国バングラデシュのバンガリ民族である。彼らは、ミャンマーに入り、ラカイン州のブディタウンと、マウントウ地域をロヒンギャ州にするためムジャヒデン武装テロを起こしている人たちである。」

 

木庵の反応
<ミャンマー軍事政権にとって、ロヒンギャ民族はミャンマーには存在せず、ましてや武装テロを起こしている人であるとすると、反政府ゲリラ組織とみて、その人たちを弾圧し、またミャンマー国外に脱出しようとするロヒンギャ人がどうなろうと知ったことではないという態度にでるのは、ミャンマー軍事政権の性格からすると、別に驚くほどのことではない(勿論難民の方には気の毒であるが)。ところが、タイまでやっとの思いで逃れた人々がタイ海軍に暴行を受け、海に送り返されたとなると、これはただならぬ事態であると判断をせざるをえない。この事件を見る限り、ミャンマー軍事政権とタイ政権がつながっているとみてよい。しかし、どうつながっているのか分からない、少ない情報から憶測を含めた推理しか出来ない。木庵の推測ではタン・シュエ軍事政権はより安定の方向に行っていると見る。たとえタン・シュエ軍事政権が西洋諸国から孤立していても、中共政府との関係が一層親密になりつつあるので、タン・シュエ軍事体制は経済的基盤を含めた政治体制が磐石の状態になりつつあると見た。その自信が、反政府運動に対するより弾圧、それもロヒンギャ人がタイに逃れざるを得ないほどの強烈な弾圧が行わせている。それ以上に、タイ政府に対して、難民に冷たい仕打ちをするよう圧力をかけていると見る。ロヒンギャ民族の難民問題は、ミャンマーとタイとの二国間問題だけではなく、中共を中心とした東南アジア情勢と深い関係があるように思える。アウンさんのブログでミャンマーと中共との関係の記述を再び覗かせてもらう。木庵>


ミャンマー首相「中国に感謝する」-訪問先の福建で
【政治ニュース】 【この記事に対するコメント】 Y! 2009/04/20(月) 15:16

ミャンマーのテイン・セイン首相は4月19日、福建省アモイ市内で同省の黄小晶省長と会談し「中国政府からの協力に感謝したい。今後はもっと多くの企業家にわが国に対して投資してもらえるよう希望する」と語った。4月20日付で中国国営の新華社通信が伝えた。

  セイン氏は海南省で開催されたボアオアジアフォーラムに出席した後、4月18日-20日の予定で福建省を訪れたもの。セイン氏は会談で「両国は石油天然ガス・水力発電・鉱業といった分野で協力を進めてきた。それらは両国に利益をもたらしただけではなく両国人民の友好も促進した」と表明した。

  これに対して黄氏は「当省とミャンマーの間では鉱業・インフラ整備・水力発電・農業などの分野で協力を加速させる余地がある。今後とも意見交換と協調を進展させていくことを望む」と述べた。写真左は海南省内で中国の温家宝首相と会談したセイン氏。4月17日撮影。(編集担当:麻田雄二)
事情(2009年」
ペトロチャイナ:ミャンマー天然ガスを陸上輸送へ
【経済ニュース】 Y! V 2008/06/28(土) 04:40


  中国の石油メジャーである中国石油天然気(ペトロチャイナ)は26日、ミャンマー政府、韓国・大宇(テウ)グループとの間で、ミャンマーの天然ガスを中国に販売・輸送するプロジェクトに関して、陸上パイプラインの敷設に向けた研究を行う内容の覚書を交わした。27日付京華時報が伝えた。(編集担当:恩田有紀)

 

木庵の反応
<世界から孤立しているミャンマーに経済的支援をしているのは、まさに中共である。中共がミャンマーだけでなく、東南アジア諸国連盟(ASEAN)(ASEANのメンバー国にはインドネシア、マレーシア、タイ、シンガポール、ブルネイ、フィリピン、ラオス、ベトナム、カンボジアとミャンマーの10カ国が含まれている)に大きな影響力を発揮しつつある。木庵>
中国、ASEANに150億ドルの貸付を提供へ
【政治ニュース】 【この記事に対するコメント】 Y! V 2009/04/14(火) 17:10

中国国務院の温家宝首相は、11日開催の東アジアサミットに出席するために10日、タイの海浜都市パタヤに到着したが、タイの国内情勢により、タイ政府は今回の会議を延期することを決めた。温首相が帰国する中で、同行した外交部の楊潔チ部長は次のように情況を説明した。
つづく


写真:ヘーゲル
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