訪日(第170回You Tube(キルケゴール)、ビルマ(ミャンマー))(#55)
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You Tubeを立ち上げた
対談に参加したい人は、
⓵ 木庵のメールアドレスをクリックする。

メールアドレス:takaonaito03@gmail.com
⓶ どのようなトピックス、日時などを木庵と話し合う。
⓷ 実際にズーム上で対話をおこなう(自動的に録画できるようになっている)。
⓸ ズームで録画したものを、You Tubeに移動(木庵の作業)
⑤ 出来上がったYou Tubeのアドレスをブログに掲載。
⓺ You Tubeのアドレスをクリックすると、誰でも対話の様子が見れる。

*顔を隠したい人、仮の名前でもよい(勿論木庵の顔はだす)。

*二人以上もできるが、40分でズームは切れる(延長する場合は、再開する必要あり)。

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木庵のZoomミーティングに実際に参加する場合:
下のURLをクリックする。

https://us04web.zoom.us/j/5582589118?pwd=b0xsUHBQM2NYb0NNVFdYK3JSY2daUT09

ミーティングID: 558 258 9118
パスコード: 2BaZGd

*URLをクリックするだけで、ミーティングルームに入れる(ミーティングID、 パスコードの入力は必要ないよう)。
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木庵の般若心経(3回目)
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https://youtu.be/ZRq3bKOLgLQ
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第170回You Tube(キルケゴール)
https://youtu.be/N8Ar2S4kw9I

今回はキルケゴールについて話す。キルケゴールといえば、木庵が日本の大学3年の時、実存主義というタイトルの哲学のクラスをとった。当時、大学の授業は、それほど面白くなかった。どちらかというと、授業をサボって、図書館で自分の好きな本を読んでいた。
ところが、この実存主義のクラスは面白く、休むことなくほとんど受けた。

教授が話した実存主義の定義を今でも覚えている。それは、「実存が本質に先立つ」ということである。ヨーロパの哲学の伝統して「本質が実存に先立つ」というのがある。本質とは、神の存在や、自然が何によって出来ているとか、何によって動いているとかいうような本質的なことである。それに対して、実存とは、人間存在の現実である。手を切れば痛い、食べ物を食べたいという欲望、そのような現実的な限界の中で人間は生きている。その現実が実存である。

そういえば、木庵が最初に永平寺で修行をさせてもらったとき、高僧が、「禅を理解したいなら、実存主義を勉強しなさい」と言われたことが、この実存主義のクラスに興味を示した理由の一つであろう。
当時サルトルやカミュの作品が世界的に流行し、彼等の作品を読むことがインテリの証であるというような風潮があった。実存主義こそ、本当の哲学だと木庵も思ったくらいである。ところで、カミュはその思想的な近さから実存主義者に数えられることがしばしばあるが、カミュ自身は実存主義との関係をはっきり否定していたらしい。
それに実存主義には二つの流れがあることを、授業で学んだ。有神論的実存主義と無神論的実存主義である。前者は今回取り扱うキルケゴールなどであり、後者はサルトルなどである。

それに、今回キルケゴールを取り扱うことを決定したことが、ただの偶然ではなく、ある種のミステリアスなことであったのではないかと感じた話を書いてみる。

昨日カイロプラクティスでの治療のために、リトル東京にでかけた。治療を受けた後、「大政」でパー子ちゃんと食事をすることになっていた。11時半にレストランが開くのだが、15分ほど早く店に着いた。パー子ちゃんはまだ来ていない。そうすると、一人の中年の日本の女性が「この店、今日やっているのですか?」と尋ねてきた。「11時半からです。私も入る予定ですので、開くまでその椅子に座って少し話しませんか」と言った。初めて会った人とは思えないほど人懐っこい人であった。そこでさらに言った。「私は友人と一緒に食事の予定ですが、よかったら、一緒の席で食事をしませんか」。そう言った時、パー子ちゃんが現れた。パー子ちゃんは彼女が私の知り合いだと思い、彼女に気楽に話しかけた。開店となり、一緒に座ってから、私が初めて会ったことに気づいて驚いていた。彼女は木庵より、パー子ちゃんに気に入ったようである。食事をしながら話が弾み、昔からの親友のように色々なことを話しあっていた。彼女はガーディナ在住で、養護の仕事をしているとか。この日も、カルバーシティのお客さんの世話をした後、昼食のためにリトル東京に立ち寄ったという。車を運転せずに、バスで移動という。リトル東京からガーディナまで帰るのに、色々な用事をこなすとはいえ、3時間もかかるという。これほどパー子ちゃんと気が合う人ならと、ある思いが木庵の頭によぎった。次の日曜日に友人夫妻から食事の招待を受けている。パー子ちゃんも招待されている。そうなら、彼女(愛子さん)にも「行きませんか」と言った。そうすると、パー子ちゃんとの再会が嬉しいとみえて、即座に了承なされた。大政の食事の後、ミヤコインホテルのロビーの横にある。美味しいパンを食わす店があり、そこでの二次会となった。そこで、衝撃的な話を愛子さんは言い出した。
彼女は大阪のある店で多くの買い物をして、一杯の紙袋を重そうに運んでいると、ある男性がやってきて「もってあげましょうか」と言って助けてくれた。奇遇とはこういうことを言う。愛子さんはその男性と結婚することになった。子供さんも二人授かった。ご主人との出会いは、木庵との出会いのようなに偶然であった。結婚して分かったのだが、主人は早稲田大学の文学部を卒業し、彼の蔵書には、ありとあらゆる哲学書や人文科学系の本がいっぱいあった。
愛子さんは、そのような難しい本など理解できなかったが、ご主人がさかんに言っていた哲学者の名前だけはよく覚えている。その哲学者の名前がキルケゴールであったのである。私が本日一人語りでのトピックスをキルケゴールにしたのは偶然とはいえ、あまりにもグッドタイミングである。さらに、2週間先に、「木庵の話を聞く会」にも出席されるという。不思議な出会いがあるものである。今後、愛子さんとの関係はパー子ちゃんを介して深くなっていくと思うが、このような逸話を書いてみたのである。
ところで、ご主人は若くして亡くなり、愛子さんはアメリカ人と再婚し、離婚され、今は独身である。お子さんたちは日本にいて、結婚して幸せに暮らしているという。養護の仕事は生きるためにしているが、年寄り、例えば今103歳の老人から色々な話を聞けて楽しいという。なお、ご主人から愛子さんは「ソクラテスの妻」と呼ばれていたという。「ソクラテスの妻」は、悪妻の代名詞であるが、そのようなことを愛子さんは知らなかった。木庵が教えて知ったくらいであるが、ご主人は悪意を持って「ソクラテスの妻」と呼ばれてはいなかったことだけは確かである。

では、キルケゴールについて、カーター先生は、先生の著書『Encyclopedeia of Philosophy)』で、どのように解説しておれれるのであろうか見てみよう。
つづく


ビルマ(ミャンマー)
ミャンマー情勢

2007/10/31(水) 午前 7:03

【討論テーマ】
◇民間、非政府組織の対応。連帯のあり方。
◇中国の行動予想。中国への対応。
・2005年、中国海洋石油によるユノカル社の買収計画→アメリカ政府の反発で頓挫。
・中国が暴動を扇動した可能性について。
◇アメリカの行動予想。先進国のマスメディアの対応。
・アメリカが暴動を扇動した可能性について。
◇あなたが、もしアメリカやフランスの石油メジャーの役員や社員ならどういう立場?
◇日本がとるべきミドルパワー外交のあり方。
◇アメリカ型民主主義を広めることについて。

【資料】
APF社の長井健司、死亡。
→兵士に至近距離から銃撃された可能性が強い。
→兵士の独断ではなく、軍からの命令を受けていた?

【資料】
◇フランス、アメリカ、中国、タイの対応。
・サルコジ大統領はトタル社と対立。年間約600億円→軍事政権の利権。
・アメリカ・シェブロン社(ユノカル社?)年間約600億円→軍事政権の利権。
(アメリカ、フランス、中国で2000億円以上がミャンマー軍の利権)
→天然ガスの多くはタイへ輸出。火力発電。
→トタルとシェブロンが撤退すれば、中国が施設を引き継ぎタイへ輸出。

【資料】
◇中国→ミャンマー北東部から 雲南省へのパイプライン。
→軍部に約1600億円兵器を売却。
→道路、空港、通信網などのインフラ整備。

【資料】
◇2007年9月27日 流血のヤンゴン 実際の死者は200人以上

【資料】
アメリカとEUは国連の総会第3委員会(人権)に提出→採択後、総会本会議に。
→安全保障理事会や人権理事会がそれぞれ議長声明と決議で「強い遺憾」を表明済。
→過去にも、100万人の難民のうち60万人を殺害した疑い。

【資料】
◇クンサー死去→シャン族の独立運動。モンタイ軍を組織。
・アヘンの生産・密輸による豊富な資金で最盛期には2万人。
・95年に軍事政権と停戦合意して投降→麻薬利権はミャンマー軍に引き継がれる。
→国連へのポーズで麻薬撲滅博物館など建設。
・クンサーは、少数民族シャン族の母と中国人の父を持つ麻薬王。

【資料】
◇中国投資法 米大手投資会社ブラックストーンへ3200億円の出資
144兆円外貨準備→世界の金融・資本市場で存在感。
→巨額の貿易黒字による大量の米ドル流入え、人民元レートを低めに抑える。
中国当局が米ドルを買い支えているため、外貨準備は増える一方。

◇2005年の人民元切り上げ以降、人民元の対ドル・レートは年間4~5%程度のペースで上昇。
中国の外貨はその大半がドル資産。ドル安が進めば人民元換算の資産価値は下がる。
→中国マネーは、中東のオイルマネーと並ぶ大きな存在。
→アメリカでは、安全保障上の問題。
・エネルギー企業などに対する外国政府の経営関与に、強い拒否反応。

【資料】
◇2005年に表面化した国有会社、中国海洋石油によるユノカル社買収計画
→「中国にエネルギー資源を取られる」とした米議会の強い反対で頓挫。
・ユノカルで懲りた中国政府
ブラックストーンから受け取る株式を議決権がない普通株とした。
株式保有比率も10%未満に抑えるなど、同社の経営に直接関与できない計画。
アメリカ政府も提案を容認。

【資料】
◇バイオディーゼル生産量(単位はリットル)
1位 ブラジル150億、2位 アメリカ135億、3位 中国37.5億、4位 インド18億
5位 フランス 7億
【シャン】

 タイ族の一派で、自称はタイ。ミャンマー東部のシャン高原(シャン州)をおもな居住地とし、シャン語 を話し、水稲栽培を行なう定住的農耕民である。13-16世紀にはビルマの大部分を支配した。仏教で、
 貴族・平民・下層民の世襲的カーストの社会構造をもつ。


 ●シャン[州]
 ミャンマー東部、シャン高原を中心とする、おもにシャン族の居住する地域。古くから多数の藩王国に 分かれていたが、1922年に統合され、ビルマ連邦成立(1948年)後にシャン州となった。
 15万5801平方km。441万6000人(1994)。シャン高原は、マンダレー以東、標高1000~1300mの丘陵地帯  で、北部は中国雲南省の山地に連なる。タンルウィン川が深い峡谷をつくって南北に貫流、鉱物資源が
 豊富である。州都タウンジー。1960年代に自治権・独立を求める動きが武装闘争に発展した。1993年12 月には麻薬王クンサーが民兵を率いて独立を宣言した。シャン州東部のタイ、ラオス、ミャンマー国境 地帯はケシ栽培の盛んな〈黄金の三角地帯(ゴールデン・トライアングル)〉に接し、麻薬売買と密貿易 が反政府勢力の資金源になっている。
つづく


写真:セーレン・オービュ・キェルケゴール
Søren Aabye Kierkegaard
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