訪日(第169回You Tube(愛))(#53)
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You Tubeを立ち上げた
対談に参加したい人は、
⓵ 木庵のメールアドレスをクリックする。

メールアドレス:takaonaito03@gmail.com
⓶ どのようなトピックス、日時などを木庵と話し合う。
⓷ 実際にズーム上で対話をおこなう(自動的に録画できるようになっている)。
⓸ ズームで録画したものを、You Tubeに移動(木庵の作業)
⑤ 出来上がったYou Tubeのアドレスをブログに掲載。
⓺ You Tubeのアドレスをクリックすると、誰でも対話の様子が見れる。

*顔を隠したい人、仮の名前でもよい(勿論木庵の顔はだす)。

*二人以上もできるが、40分でズームは切れる(延長する場合は、再開する必要あり)。

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木庵のZoomミーティングに実際に参加する場合:
下のURLをクリックする。

https://us04web.zoom.us/j/5582589118?pwd=b0xsUHBQM2NYb0NNVFdYK3JSY2daUT09

ミーティングID: 558 258 9118
パスコード: 2BaZGd

*URLをクリックするだけで、ミーティングルームに入れる(ミーティングID、 パスコードの入力は必要ないよう)。
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木庵の般若心経(3回目)
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https://youtu.be/ZRq3bKOLgLQ
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第169回You Tube(愛)
https://youtu.be/ozXA1QQx4us

木庵が考える愛
カーター先生が書かれているように、愛のような価値観を伴うものの定義は難しい。しかし、人は愛に関わって生きている。もし人間に愛というものがなければ、もはや人間ではなく動物以下である。カーター先生は愛を生物学的に定義された。愛とは種族保存、維持のためのものであると。
母親の子供に対する無償の愛ということをよく言われる。しかし、中にはフラストレーションから嬰児殺しをする母親もいる。
ここから哲学的に愛を定義するようなことをせず、通俗的な意味の愛について考える。
愛となると、どうしても恋との違いについて考えてしまう。
恋は自分本位のものであり、瞬間的に成立することがある。それに対して、愛は他者に対して能動的に入っていくものであり、長い時間をかけて育むものである。そして、「見返りを求めずに、相手のためを思う気持ち」である。「無償の愛」というように、見返りを期待しない純粋に相手のことを思うことである。そのような無償の愛を貫く人は、愛される人でもある。

ところで、「愛するとは、お互いに見つめ合うことではなく、 一緒に同じ方向を見つめることである」と言ったのは、フランスの作家で「星の王子さま」などを執筆したサンテグジュペリである。
「星の王子さま」、聞いたことがある童話である。とても有名な童話らしい。調べてみると、作者のサンテグジュペリのキャリアが面白。

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
1900年フランスのリヨンに生まれる。大学入学資格取得後、1921年兵役に服して空軍に入り、 翌年、 予備少尉に任官。1926年ラテコエール航空会社に入り、 ジャン・メルモーズ、アンリ・ギヨメなどと共に, フランス民間航空の開拓者の一人として、不朽の名をとどめる。1932年以後はテスト・パイロット、ジャーナリストとして活躍。 1939年、第二次世界大戦勃発とともに予備大尉として召集され、 偵察飛行に従事。休戦後は一時アメリカに亡命したが、1943年、北アフリカで再編された原隊に復帰。1944年7月、フランス本土偵察のためコルシカ島ボルゴ基地から出撃後、 未帰還となった。作品に『南方郵便機』(1929)『夜間飛行』(1931, フェミナ賞)『人間の大地』(1939, アカデミー小説大賞)『戦う操縦士』(1942)『ある人質への手紙』(1943)などがあり、1948年には未完の大作『城砦』が刊行された。

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上のプロフィールには、『星の王子さま』のことにつて書いてない。そこでまた調べた。NHK「100分 de 名著」担当のNさんの書かれたものを発見した。転載させてもらう。木庵>



『星の王子さま』の内容
砂漠に不時着した飛行機のパイロットが、遠い小さな星から来た少年に出会う不思議な物語「星の王子さま」。人間の絆や愛の意味を問うた哲学的な童話として名高く、子どもだけでなく大人にも人気があり、多くの人を魅了してきました。その出版部数は日本だけで600万部、全世界では8000万部にものぼるといいます。
著者は、フランス人作家のサン=テグジュペリ(1900-1944)。青年時代、飛行機でサハラ砂漠を縦断し、郵便を届ける仕事をしていました。当時の飛行機はよく故障したため、編隊を組んで飛行し、不時着した仲間を助けることになっていました。僻地には中継基地があり、そこでは一人で飛行場を守らなくてはなりませんでした。砂漠の部族と親しくなり、運航に協力してもらうことも大事な任務だったそうです。こうした環境で、サン=テグジュペリは、孤独と死の恐怖、人の絆の有り難さを知ります。
星の王子さまは、こうしたサン=テグジュペリの経験をもとに執筆されました。飛行機のパイロットと星の王子さまの友情を通して、人の絆とは何かを訴えたかったのでしょう。
物語では、大人と子どもの考え方の違いが語られます。大人は、目に見える表面的なことで物事を判断しがちです。どんな服を着ているか、財産はどうか、データはどうなっているのか。しかし子どもは違います。子どもは相手の姿形に左右されません。子どもにとって大事なのは、心で感じたこと、それだけです。
子どもの心には大人への大切な教訓が秘められています。絆や愛はかけがえのないものですが、目には見えません。つまり、心で感じるしかないのです。だから目に見えるものしか理解しないような、間違った心を持つ大人になってはなりません。そうした願いを物語に込め、サン=テグジュペリは兵役に志願します。そしてナチスドイツとの戦闘に赴き、偵察飛行中に帰らぬ人となりました。
絆とは、愛とは、幸福とは何か。番組では「星の王子さま」を通して、サン=テグジュペリが残したメッセージをひもといていきます。

物語は飛行士が思い出を語る形で進む。飛行士は幼い頃、画家になるのが夢だった。しかし才能を認めてもらえず、夢をあきらめた。ある日、飛行士は砂漠に不時着、星から来た王子に出会う。王子の純粋な質問に答えるうちに飛行士はあることに気づく。自分が物足りない毎日を送っていたのは、子どもの頃の情熱を失っていたからだと。子どもの一途な心があってこそ、大人の経験が生きてくる。子どもと大人のバランスがとれるよう、心を常に手入れしなくては幸せになれない。第1回では、幸せを失わない心のあり方について問い直す。



悲しい勘違い
王子は飛行士にこれまでの旅を語り始める。ある日、王子の星にバラが咲いた。バラを見たのは初めてだった王子は、感激して世話をするが、バラは強気で王子につれなかった。実はバラは王子への愛を素直に表せなかったのである。王子は傷つき、星々をめぐる旅に出る。そこには自己中心的な欲望にとらわれた大人たちがいた。やがて王子は、強いとばかり思ってきたバラが、いつ枯れてしまうか分からない弱い存在であることを知る。王子は、自分もバラも自己を中心に置きすぎていた、だから傷つけ合うことになったのだと悟る。第2回では、人間の愚かさと、他人の立場に立つことの大切さについて考える。

本当の絆のつくり方
7つめの星・地球で、王子は5千本のバラが咲いている庭を目にする。世界にひとつしかないと思っていたバラがこんなにある。自分が愛したバラが、何の変哲もない花に過ぎなかったことを知り、王子はショックを受ける。すると狐が王子に声をかけた。狐は王子に、愛は時間によって育まれると言う。共に過ごした時があるからこそ、かけがえのない唯一の存在になるのだと。王子は、狐との出会いを通して、幸せとは時間をかけて自分で作り出すものだと悟るのだった。第3回では、本当の絆のつくり方について語る。


すべては心で変わる
不時着して8日目。飛行機の修理は進まず飲み水もつきた。困り果てた飛行士を見て、王子は井戸を探しに行こうと提案する。歩きながら王子は「月夜の砂漠が美しいのは砂漠がどこかに井戸を隠しているからだよ」とつぶやく。初対面の時と仲良くなった後では人の印象が異なるように、世界は心によって違う姿を見せる。心の影響力の大きさを、詩的に表した美しい言葉だった。そして夜が明ける頃、ついに井戸が見つかる。それはふたりの間の絆が確かなものになった瞬間だったが、実は悲しい別れの始まりでもあった。第4回では、世界が心によってどう変わるのかを、ラストシーンから探っていく。


木庵の反応
<「愛は時間によって育まれる」というのは、哲学的な見解である。それに、 「世界は心によって違う姿を見せる」というのも面白い。バークレーではないが、世界は、宇宙は、己の心の現れである。「愛も相手に求めるのではなく、己の心の中にある」という結論がでそうである。そうなると、マザー・テレサの言葉、「愛とは分け隔てをせず、ただ与えるもの」というのが、愛の最高の姿ということになるようである。木庵>

写真:アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ

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