訪日(第163回You Tube(思考停止) 、円安の誤解)(#19)
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You Tubeを立ち上げた
対談に参加したい人は、
⓵ 木庵のメールアドレスをクリックする。

メールアドレス:takaonaito03@gmail.com
⓶ どのようなトピックス、日時などを木庵と話し合う。
⓷ 実際にズーム上で対話をおこなう(自動的に録画できるようになっている)。
⓸ ズームで録画したものを、You Tubeに移動(木庵の作業)
⑤ 出来上がったYou Tubeのアドレスをブログに掲載。
⓺ You Tubeのアドレスをクリックすると、誰でも対話の様子が見れる。

*顔を隠したい人、仮の名前でもよい(勿論木庵の顔はだす)。

*二人以上もできるが、40分でズームは切れる(延長する場合は、再開する必要あり)。

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木庵のZoomミーティングに実際に参加する場合:
下のURLをクリックする。

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*URLをクリックするだけで、ミーティングルームに入れる(ミーティングID、 パスコードの入力は必要ないよう)。
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木庵の般若心経(3回目)
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第163回You Tube(思考停止) 
https://youtu.be/AjFfNawViGQ

では、宗教では宇宙の始まりをどのように述べているのだろうか。

聖書による、この世の始まり
⓵初めに,神は天地を創造された。地は混沌であって,闇が深淵の面にあり,神の霊が水の面を動いていた。神は言われた。「光あれ」。こうして、光があった。神は光を見て、良しとされた。神は光と闇を分け、光を昼と呼び,闇を夜と呼ばれた。夕べがあり、朝があった。第一の日である。
⓶神は言われた。「水の中に大空あれ。水と水を分けよ」。神は大空を造り、大空の下と大空の上に水を分けさせられた。神は大空を天と呼ばれた。夕べがあり、朝があった。第二の日である。
⓷神は言われた。「天の下の水は一つ所に集まれ。乾いた所が現れよ」。そのようになった。神は乾いた所を地と呼び、水の集まった所を海と呼ばれた。神はこれを見て、良しとされた。神は言われた。「地は草を芽生えさせよ。種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける果樹を、地に芽生えさせよ」。そのようになった。地は草を芽生えさせ、それぞれの種を持つ草と、それぞれの種を持つ実をつける木を芽生えさせた。神はこれを見て、良しとされた。夕べがあり、朝があった。第三の日である。
④神は言われた。「天の大空に光る物があって、昼と夜を分け、季節のしるし、日や年のしるしとなれ。天の大空に光る物があって、地を照らせ」。そのようになった。神は二つの大きな光る物と星を造り、大きな方に昼を治めさせ、小さな方に夜を治めさせられた。神はそれらを天の大空に置いて、地を照らさせ、昼と夜を治めさせ、光と闇を分けさせられた。神はこれを見て、良しとされた。夕べがあり、朝があった。第四の日である。
⑤神は言われた。「生き物が水の中に群がれ。鳥は地の上、天の大空の面を飛べ」。神は水に群がるもの,すなわち大きな怪物、うごめく生き物をそれぞれに、また、翼ある鳥をそれぞれに創造された。神はこれを見て、良しとされた。
神はそれらのものを祝福して言われた。「産めよ、増えよ、海の水に満ちよ。鳥は地の上に増えよ」。夕べがあり、朝があった。第五の日である。
⑥神は言われた。「地は、それぞれの生き物を産み出せ。家畜、這うもの、地の獣をそれぞれに産み出せ」。そのようになった。神はそれぞれの地の獣、それぞれの家畜、それぞれの土を這うものを造られた。神はこれを見て,良しとされた。神は言われた。「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう」。神は御自分にかたどって人を創造された。神にかたどって創造された。男と女に創造された。神は彼らを祝福して言われた。「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ」。
神は言われた。「見よ、全地に生える、種を持つ草と種を持つ実をつける木を、すべてあなたたちに与えよう。それがあなたたちの食べ物となる。地の獣、空の鳥、地を這うものなど、すべて命あるものにはあらゆる青草を食べさせよう」。そのようになった。神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった。夕べがあり,朝があった。第六の日である。
⑦天地万物は完成された。    第七の日に、神は御自分の仕事を完成され、第七の日に、神は御自分の仕事を離れ、安息なさった。この日に神はすべての創造の仕事を離れ、安息なさったので、第七の日を神は祝福し、聖別された。

キリスト教では、神の意志で宇宙、すべてのものが創造されたと説く。

『古事記』の最初の言葉は、「 天地 ( あまつち ) 初めて 発 ( ひら ) けし時、 高天原 ( たかまのはら ) に成れる神の名は、 天之 ( あめの ) 御中 ( みなか ) 主神 ( ぬしのかみ ) 」とある。つまり、「天地が出来た時」とは書いてあるが、それが誰によって、どうして誕生したかは書いていない。キリスト教では全て神が造った説いている。古事記とキリスト教とどちらが正しいのであろうか。正しいかどうかより、どちらが正直であろうか。
木庵には、キリスト教の方がカーター先生の娘さんのレベルのように思うのだが、どうだろうか。

いままで、科学的思考と宗教的思考を比較してきたが、どちらが正しいかというより、二つの違いについてここで述べてみよう。はっきり言って、宗教的思考には、論理の飛躍がある。宗教的思考には、最初に結論がある。キリスト教では、絶対神聖なる神が存在するという第一テーゼがある。この前提の上に論理が展開する。それに対して、科学的思考は、どこまでも観察を通して、そこから法則のようなものを見出そうとする。
昔のキリスト教は太陽が動いている天動説を唱えていた。しかし、コペルニクスの太陽と地球の観察により、地動説が正しいことが分かった。
さて、日本の『古事記』は、どのようにこの世の始まりを述べているのであろうか。『古事記』は宗教性の強い歴史書である。『古事記』によると、天地がどのようにして誕生したかは分からないが、最初に天と地か別れたと書いてある。『古事記』の作者は、当時の自然を観察して書いたから、このように表現したのだろう。その意味で、『古事記』の方がキリスト教より科学的であると考えてもよさそうである。

キリスト教の神はいとも簡単に生命を造ることができるが、科学がいくら発達しても、科学の力によって生命そのものを作ることなどできない。その意味でいくと、キリスト教の方が優れているのだろうか。
科学ではもうすでに存在している生命体の変形はできても、生命そのものを作ることはできない。単細胞生物さえ、今の科学では作ることはできない。だから、「神様が命を創造した」とした方が分かり易いし、説得力があるように思える。しかし、この飛躍を木庵は「思考停止」と考える。

もう亡くなられたが、DNAの権威であった村上和雄筑波大学名誉教授は、高血圧の“黒幕”であるレニンの遺伝子解読に成功し、世界的に注目される人になられた。村上氏がDNAを研究していくなかで、「DNAをコントロールしているグレートサムシングがあるのではないか」と思うに至った。その思いは大事だが、グレートサムシングが何かということの追及より、科学的な追及を断念しているように思える。どこか宗教の世界に逃げているように思うのである。だから、村上和雄氏のグレートサムシングの考えも、木庵からすると。思考停止なのである。
つづく


芥川さんのコメント
円安の誤解

安倍内閣による、アベノミクスの円安政策を鵜呑みにしてきた日本の、現在の惨状。 そして、円安を続けていけば、もっと酷くなるために、円高へ切り替えなければなりません。
私達は、円安の危険性を理解しなけらばなりません。
その事を理解するために、下記の解説をお読みください。

1ドル155円台突入でバレた日銀の嘘…「円安は全体としてプラス」の誤認識で国民疲弊、日本経済は衰弱へ=斎藤満
2024年4月25日ニュース
ついに1ドル155円台へ突入し、約34年ぶりの大幅な円安となっています。外国人旅行者が喜ぶ一方で、日本人が苦しい生活を余儀なくされる現実を突きつけられる結果に。そもそも自国通貨の下落で栄えた国はありません。「円安は全体としてみれば日本経済にプラス」と言って国民を騙してきた政府・日銀の責任が問われます。(『 マンさんの経済あらかると 』斎藤満)

プロフィール:斎藤満(さいとうみつる)
1951年、東京生まれ。グローバル・エコノミスト。一橋大学卒業後、三和銀行に入行。資金為替部時代にニューヨークへ赴任、シニアエコノミストとしてワシントンの動き、とくにFRBの金融政策を探る。その後、三和銀行資金為替部チーフエコノミスト、三和証券調査部長、UFJつばさ証券投資調査部長・チーフエコノミスト、東海東京証券チーフエコノミストを経て2014年6月より独立して現職。為替や金利が動く裏で何が起こっているかを分析している。


「円安はプラス」という誤った認識
34年ぶりという1ドル155円台の大幅な円安がはびこり、外国人旅行者が喜ぶ一方で、日本人が苦しい生活を余儀なくされる現実を突きつけられています。
この状況を目の当たりにして産業界からも円安は困る、との声が上がるようになり、ワシントンでの日米韓財務相会合で、急激な円安、ウォン安が問題だとの認識を共有しました。
日本の自国通貨安をプラスとしてきた為替に対する誤った認識がようやく修正されようとしています。

米ドル/円 週足(SBI証券提供)
バブル崩壊後の日本経済の停滞を円高のせいにして、アベノミクスは大規模緩和による自国通貨の下落、つまり円安を利用して日本経済(企業)を活気づけようとしました。
ところが、企業は円安で容易に利益を上げられた一方で、多くの国民が長い間価値の低下した円通貨のもと、生活水準を大きく低下させるという負担を強いられることになりました。


円高デフレのウソから始まった
ニクソンショック以降、日本経済は約20年の間、円高傾向の中で繁栄してきました。
80年代後半には強い円が米国の象徴的なビル買収を可能にし、ハワイも買えると豪語する向きもありました。ここまでは円高で日本は強さを世界にアピールしました。
ところが、90年にバブルがはじけてその後資産デフレ、バランスシート不況に陥ると、日本は「失われた10年、20年」を余儀なくされ、長期停滞局面に入りました。銀行の不良債権処理の遅れ、対応の間違いを棚に上げ、時の政府は経済停滞の責任を円高、並びにこれを放置した日銀に押し付けました。
ここに「円高デフレ」という言葉が不用意に使われ、メディアもこれを無批判に使いました。
経済停滞の原因はパブルの崩壊と資産デフレ、バランスシート不況にあり、それを生んだ80年代のバブル政策だったのですが、病根にはメスが入らず、「円高デフレ」が敵視され、安倍政権は日銀に異次元緩和を求め、ひたすら円安誘導を進めました。
実際には円高で日本がデフレに陥ったことはないのですが。それでも大規模緩和で円安株高が実現したために、「アベノミクスの成果」と喧伝されました。


円安は全体としてプラスとした日銀の大罪
異次元の金融緩和で円安が進み、株価も上昇したのですが、その一方で国民は高い輸入品を買わされることになり、日本経済の採算が悪化、国内所得はかえってマイナスになりました。
しかも金利は長短ともになくなり、預金者は金利収入を奪われたばかりか、利ザヤを得られなくなった銀行の収益悪化が、預金者にしわ寄せされました。
コスト削減と言って銀行は店舗やATMを減らし、銀行サービスが劣化しただけでなく、振込手数料が引き上げられ、新規の通帳発行も有料になりました。
YCCによる大規模緩和が結局預金者に付け回しされる羽目となりました。日銀が国債やETFを買い占めたために、市場の流動性が減り、市場機能が低下しました。
こうした副作用満載の異次元緩和、円安誘導に対しても、黒田日銀総裁(当時)は「円安は全体としてみれば日本経済にプラス」と言って放置しました。
この10年の積み重ねが、日米で5%以上開いた政策金利差、150円越えの円安をもたらしました。アベノミクスによる円安誘導の大罪が問われています。


甘いハンデで鍛錬をさぼった日本企業
円安で企業は容易に利益を上げられるようになったのですが、かつてシングルハンデの実力を持った日本企業も36の甘いハンデをもらって楽勝となったため、練習をさぼっているうちに力も落ちてしまい、アジアの新興国に追い上げられました。

円安でかえって、日本の競争力は低下しました。
80年代末に世界の株式時価総額トップ10は日本企業(特に銀行)がほぼ独占していましたが、いまやトップ10に入る日本企業は消えました。


気が付けば中進国
80年代に「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と称えられた日本も、昨年のGDP(国内総生産)はドイツにも抜かれて4位に後退、近いうちにインドにも抜かれそうです。
1人当たりGDPではさらに悲惨で、IMFによる予測では23年の1人当たりGDPはトップのルクセンブルクが13万5,000ドル余りに対して、日本はその4分の1の3万4,000ドル弱で世界第34位に落ちました。キプロスやバハマにも抜かれました。
80年代には世界経済のリーダー国の1つと見られましたが、今日ではOECD38か国の中でも21位と下位に甘んじるようになり、世界の中進国になり下がりました。円安で日本経済の大安売りをした結果です。
この円安が続くと、1人当たりGDPは間もなく韓国、台湾にも抜かれます。


膨らんだ日銀資産のツケ
植田日銀総裁は3月19日、異次元緩和はすでに役割を終え、今後は短期政策金利による金融調節に戻ると述べました。しかし、異次元緩和を10年も続けた結果、日銀が保有する国債の残高は590兆円にのぼり、国債発行総額の半分以上を保有する事態となりました。日銀の総資産は3月末で756兆円に上ります。
これは昨年の日本のGDP590兆円の128%にのぼります。FRBが膨らんだ資産の圧縮を迫られていますが7兆ドルのFRB資産は28兆ドルの米国GDPの25%になります。日銀資産がいかに膨大になったかがわかります。
この資産に見合った流動性が市場に供給されているわけで、これを吸収する過程では新たな副作用、軋轢が生じます。
ワシントンG20後の会見で、植田日銀総裁は、円安が物価に大きな影響を与えるなら政策の調整(追加利上げ)を検討するといい、財務省の鈴木大臣は、(円安は困るが)円安は金利差だけで決まるわけではないと述べています。
金利上昇による膨大な国債の金利負担の高まりを警戒しています。金融政策の正常化には程遠い状況にあります。


自国通貨の下落で栄えた国はない
日銀による円安誘導のための大規模緩和を「国是」とするアベノミクスを10年も続けた結果、日本経済の衰弱が明らかになりました。“円安は全体としてプラス”と国民をだました結果です。
そもそも、自国通貨が下落して栄えた国はありません。むしろアルゼンチン、トルコなどは通貨下落で経済危機に陥り、90年代後半にはアジア通貨危機、ロシアのルーブル危機を目の当たりにしています。
通貨安誘導が経済によいなら、今頃アルゼンチンもトルコも世界の先進国になっていてよいはずです。タイやインドネシア、ロシアも通貨下落に苦しまずに栄えても良さそうですが、現実は通貨安が経済の大きな負担になりました。
「嘘も方便」といいますが、日本だけが円安で栄えるというのは、あまりに稚拙な嘘で、そのウソに気づくまでに日本は高い授業料を払う結果となりました。


木庵の反応
<木庵の場合、円安で良い思いをしている。この度日本に行って、円安のためにドルから円にしたものが割高で、大名のごとく日本円をばら撒いてきた。しかし、日本の経済を考えると、円安がよいわけがない。このような円安にした背景はどこにあるのだろうか。そのことについては書いていない。書いてもらいたいところである。木庵>

写真:村上和雄氏
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