訪日(第162回You Tube(神話) 、ブログを始めた頃の記事)(#16)
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You Tubeを立ち上げた
対談に参加したい人は、
⓵ 木庵のメールアドレスをクリックする。

メールアドレス:takaonaito03@gmail.com
⓶ どのようなトピックス、日時などを木庵と話し合う。
⓷ 実際にズーム上で対話をおこなう(自動的に録画できるようになっている)。
⓸ ズームで録画したものを、You Tubeに移動(木庵の作業)
⑤ 出来上がったYou Tubeのアドレスをブログに掲載。
⓺ You Tubeのアドレスをクリックすると、誰でも対話の様子が見れる。

*顔を隠したい人、仮の名前でもよい(勿論木庵の顔はだす)。

*二人以上もできるが、40分でズームは切れる(延長する場合は、再開する必要あり)。

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木庵のZoomミーティングに実際に参加する場合:
下のURLをクリックする。

https://us04web.zoom.us/j/5582589118?pwd=b0xsUHBQM2NYb0NNVFdYK3JSY2daUT09

ミーティングID: 558 258 9118
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*URLをクリックするだけで、ミーティングルームに入れる(ミーティングID、 パスコードの入力は必要ないよう)。
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木庵の般若心経(3回目)
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第162回You Tube(神話)
神話の意義
「 神話を忘れた民族は、100年以内に滅ぶ」と、アーノルド・トインビーは言った。
戦後70年以上経った日本では、神話を学校で教えないこともあって、日本の神話を知らない人が多くいる。そう言う木庵だって、あまり知らない。ということは、近い将来に日本は滅ぶのだろうか。

『古事記』は、本居宣長によって読めるようになった。『日本書紀』は時の政府の正式な歴史書であった。しかし、それは神話の羅列であり、本当に日本民族が歩んだ歴史書ではないという考えがある。

キリスト教の経典『旧約聖書』では、モーゼが海を割って道を示したと書いてある。また、マリアが処女の状態でキリストを生んだと書いてある。これを事実と捉えるのではなく、この神話をキリスト教の信仰の中核と捉えるのが妥当なところだろう。そう考えると、『古事記』や『日本書紀』は、日本人の宗教的な精神から生まれたと考えてもよいようである。
スサノオの父親は、国生みのイザナギであり、姉はアマテラスであるというのも、日本が実際に歩んだ一つの象徴的な神話であると解釈することができる。スサノオはイザナギの逆鱗に触れ追放された。その後、スサノオは姉・アマテラスの国へ行ったが、乱暴を働くので姉の国からも追放された。

追放されたスサノオは、仕方なく出雲に行き、ヤマタノオロチを退治した。

古代日本歴史の最大の謎は、ヤマト王権と邪馬台国がどのように誕生し、どのような歴史を辿ったかということである。
この謎の鍵となるのが、「古代出雲」である。『記紀』はこの謎に一切触れていないだけではなく、実在の人間を神話にしてしまった。
古代出雲地域が強大な勢力を有していたことは、考古学が証明している。「出雲神話」は単なる架空の話ではなく、渡来系の人々の新しい技術と文化を積極的に取り入れ、独自の青銅器文化(銅剣と銅鐸祭祀)と神々を核とする共同体組織を創出し、邪馬台国やヤマト王権の誕生を主導したと考えられる。そう考えると、『記紀』は神話という形をとっていても、日本の古代の歴史を語っていると解釈できる。『記紀』の神話と、実際に発掘調査する考古学が合体したとき、古代の真の姿が浮かびあがってくるだろう。ただ、キリスト教的な信仰対象として『記紀』を解釈するなら、そこには、単なる架空の話に終わってしまうだろう。

神話はギリシャやローマに限らず世界中にさまざまある。ただ神事や祭祀そして風習にまで神話の影響が残っているのは、日本だけだという。ということは、日本のみ、現代に至るまで、神話の世界が生きているということになる。

神道は日本民族の宗教である。つまり、神話も現在の我々の生き方に影響を与えていると解釈できる。だから、大事に守っていかなければならない。


 『古事記』や『日本書紀』の神話を読むと、そこには雑多の神様達が存在し、日本人の自然への考え方を教えてくれる。「自然への畏怖の念」を『記紀』を通して感じることができるのである。

「神話は科学的でないから価値がない」という考え方がある。しかし、ドイツの考古学者シュリーマンは、幼少時にギリシャ神話のホメロスの『イリアス』に夢中になり、伝説の都市トロイが実在すると信じて考古学と語学を学んだ。そして、数十年後、ついにトロイ遺跡を発掘した。これは神話が科学的に解明できた一つの例である。


人類が部族や民族ごとに有している共通の伝承、神話は、その部族や民族への歴史であり、大事にしなければならない。



ブログを始めた頃の記事
左翼の跋扈(#1)

2017年10月18日(水) 14時07分00秒
清水さんの講演
先日のええ加減軍団での講演は清水さんであった。意外と言えば失礼であるが、上手であった。
 
清水さんがアメリカに来てから、日本人である自分が誰であるかを説明できずに、自分探しが始まった。その時に自分を作ってくれた父親のことが頭に過った。
清水さんが高校生の頃、父親は酔った勢いで戦争のことを語るのだが、興に乗ったあたりで、兄さんから「そうは言っても、日本は負けんだろう」と一言言われるとシュ―ンとなって仕舞う父親に何か哀れなものを感じた。そこで清水さんは父親の生きた、戦前、戦中とはどういう時代であったのかを、色々な本を読み漁って勉強した。
このような体験談から戦後の自虐史観に陥ってしまった理由について述べていた。そして、父親が卑下していたように日本は悪い国ではなく、立派な国であることが分かった。ところが、特に若い人は近現代史をしっかりと学校で学んでいないので、日本を本当に愛せないでいることが悲しくなったという。
大雑把に言えばこのような講演の内容であった。
質疑応答のときに、一人の女性が講演の中にあった、「日本には反日、左翼の人が多くいる理由」について清水さんに質問した。それに対して、清水さんは清水さんの体験を通しての答えを述べた。そこで、木庵は補充説明として歴史的な背景を述べた。木庵の補足説明に後に清水さんは興味を示したきた。「木庵さんの言われたようなことは研究がなされ、色々な本や雑誌で論じられているのですが、それぞれの論調がバラバラで、なにか統一的な見解がないのです。探してみたのですが、そのような本がないのです。木庵さんそのような本を知っていますか」。

木庵の知るかぎりでも、そのような本はない。
そこで、現在左翼の人々の反日運動が多く行われている原因をつくった歴史的背景について木庵が考え、論述してみることにした。


現在の日本で反日が跋扈する歴史的背景
2013年7月、グレンデールで慰安婦像が建ってから、慰安婦像建設に韓国だけでなく、日本の左翼勢力の影響が強いことが分かった。
慰安婦像の除幕式の時、像の横にある建物での展示物のほとんどは日本の左翼勢力が日本の彼等の催しで使ったものをそのままもってきていることが判明した。
それにその後さらに重大な事実が分かった。相当以前から日本の左翼勢力がジュネーブにある、国際連合人権委員会にすげなく通い、反日活動をだれに邪魔されることなく自由に行っていたということである。だから、彼等が述べる反日的なもの言いが、国際連合人権委員会だけでなく国際連合全体、引いては世界に広まっていったのである。

1992年2月25日、NGO国際教育開発(IED)代表で弁護士の戸塚悦朗が国連人権委員会で日本軍慰安婦問題を取り扱うように要請し、その結果、日本軍慰安婦は「日本帝国主義の性奴隷(sex slaves)と規定」されることになったことは特筆すべきことである。それによって、日本軍慰安婦の本質は「性奴隷制」あるいは「組織的強姦」であるという共通理解が国連人権委員会で持たれるようになったのである。
その後も日本弁護士連合会(日弁連)会長(当時)で「慰安婦問題の立法解決を求める会」(1996年12月設立)の土屋公献も、1992年から日弁連が国連において慰安婦補償を要求する中で日本軍慰安婦問題を「性奴隷( Sex Slaves )」または「性的奴隷制( Sexual Slavery )」 の問題として扱うように働きかけおり、その結果、1993年6月、世界人権会議のウィーン宣言及び行動計画38項において「性的奴隷制( Sexual Slavery )」という用語が初めて「国連の用語」として採用されるに至っている。

更に1996年6月20日、土屋公献の後任の日弁連会長鬼追明夫も、会長声明・日弁連コメントとして「慰安婦」被害者の本質を「軍事的性的奴隷」と表現しているし、アムネスティ・インターナショナル日本や女性国際戦犯法廷などの日本の左派系市民団体も、この表現を支持している。

そして、かの有名なクマラスワミ報告にまでなったのである。この報告は吉田清治の嘘の創作著書を参考にしているから、開いた口がふさがらない。

日本の保守勢力が国際連合が日本を陥れる元凶だということに気づき、ジュネーブの国連人権委員会への参加がようやく3年前に行われた。

保守における国連人権委員会へのの呼びかけを行ったのは、細谷清という近現代史研究会の事務局長をされている方である。彼の呼びかけに応じて、本人の細谷氏を始め、テキサス親父ことトニー・マラーノ氏、テキサス親父を支援している藤木俊氏、「論破プロジェクト」の代表藤井実彦氏、「なでしこアクション」の代表山本優美子氏、「歴史の真実を求める世界連合会(GAHT)」の代表米良浩一氏などがジュネーブに乗り込んでいった。実際の会議に出席できたのは、7月15日と16日であった。

実際に出席した人の話では、「ジュネーブは左翼の花園であった」のだそうだ。日本では左翼の影が薄くなっていた時代に、長い年月をかけて、左翼たちは国連を舞台にして日本を陥れる活動をおこなっていたのである。

細谷氏たちがジュネーブ入りしたときには、左翼勢力は200人を越えるほどの団体がやってきて、騒然としていたという。細谷氏たちは国連においてまったくのマイノリティーであったのだ。

ただ幸運なことに日本政府の代表もやってきていて、杉山外務審議官が日本政府の立場を明確に発言した。


その内容は次の通りである
日本政府は、日韓間で慰安婦問題が政治外交問題化した1990年代初頭以降、慰安婦問題に関する本格的な事実関係調査を行った。日本政府が発見した資料には、軍や官憲によるいわゆる強制連行を確認できるものはなかった。

慰安婦が強制連行されたという見方が広く流布された原因は昭和58年、吉田清治氏(故人)が『私の戦争犯罪』という刊行物の中で、自らが日本軍の命令で韓国の済州島で大勢の女性狩りをしたという事実を捏造(ねつぞう)して発表したためだ。この内容は朝日新聞社により事実であるかのように大きく報道され、日本と韓国の世論のみならず国際社会にも大きな影響を与えた。

しかし、この書物の内容は複数の研究者により完全に想像の産物だったことがすでに証明されている。朝日新聞も平成26年8月5、6日を含め累次にわたり記事を掲載し、事実関係の誤りを認め、正式に読者に謝罪した。20万人という数字も具体的な裏付けがない。朝日新聞は26年8月5日付の記事で、通常の戦時労働に動員された女子挺身(ていしん)隊と慰安婦を誤って混同したと自ら認めている。なお、「性奴隷」といった表現は事実に反する。・・・

先の大戦にかかわる賠償や請求権の問題は、サンフランシスコ平和条約、日韓請求権経済協力協定や日中の処理の仕方も含むその他の2国間の条約などによって誠実に対応してきている。条約の当事者間では、個人の請求権の問題を含めて法的に解決済みというのは、日本政府の一貫した立場だ。

ここまでは慰安婦問題に焦点を合わせて反日勢力の活動の一部を紹介した。戦後70年以上が経ち、日本も保守勢力が挽回しだしているが、特に日本の知識人には左翼的思想の影響を強く受けている。

1930年代の、当時の超エリートの学生の3分の1はマルキストであったと言われている。また残りの3分の1は『資本論』などの左翼関係の本を読んでいる、容共集団であった。あとの残りはノンポリということが言える。戦前において、左翼の影響を受けたエリートが多かったのは世界的な兆候であった。

1917年に起きたロシア革命は世界に大きな衝撃を与えた。レーニンを継いだスターリンによって創設されたコミンテルンというスパイ集団が世界の共産主義革命、もしくはそれに準じるプロレタリアートの勝利のための活動を支援したことが、世界に共産主義が広がった原因の一つだ。それだけではなく、世界の多くのインテリ層にとってのロシア革命は虐げられた民衆が報われる理想的な社会の火付け役だという認識に至っている。一種のユートピア精神に夢中になったインテリが多かったことが、その後の世界に共産主義思想が急激に広まった原因でもある。

ということから、戦前の日本ではコミンテルンのスパイを中心として、共産主義勢力が増殖していった。2・26事件を指揮した北一輝も共産主義者であるという説がある。ようするに学問の世界、産業の世界、軍隊の世界、政治の世界に共産主義が大きな影響を与えていたのである。勿論天皇を頂く国体を擁する日本の主流は反共産主義であったのだが、先ほども述べたように、日本の軍服を着ていても、心の底に共産主義革命を希求する軍人がいたというほど、隠れ共産主義者が正体を隠して存在していたのは事実である。

結論として言えることは、戦前の日本には共産主義(反日)が成長、醸成される土壌があったということである。日本には古くから、「人みな同じ」という平等感があった。それを共産主義を受けいれる土壌があると考えてもよい。
つづく


写真:シュリーマン
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