面授(第124回You Tube(カーター先生が考える死)、西部 邁論)(#94)
↓↓↓   ↓↓↓
https://ameblo.jp/naitotakaousa/
←(クリックはここ)アメーバーブログ
↑↑↑    ↑↑↑

You Tubeを立ち上げた
対談に参加したい人は、
⓵ 木庵のメールアドレスをクリックする。

メールアドレス:takaonaito03@gmail.com
⓶ どのようなトピックス、日時などを木庵と話し合う。
⓷ 実際にズーム上で対話をおこなう(自動的に録画できるようになっている)。
⓸ ズームで録画したものを、You Tubeに移動(木庵の作業)
⑤ 出来上がったYou Tubeのアドレスをブログに掲載。
⓺ You Tubeのアドレスをクリックすると、誰でも対話の様子が見れる。

*顔を隠したい人、仮の名前でもよい(勿論木庵の顔はだす)。

*二人以上もできるが、40分でズームは切れる(延長する場合は、再開する必要あり)。

・・・・

木庵のZoomミーティングに実際に参加する場合:
下のURLをクリックする。

https://us04web.zoom.us/j/5582589118?pwd=b0xsUHBQM2NYb0NNVFdYK3JSY2daUT09

ミーティングID: 558 258 9118
パスコード: 2BaZGd

*URLをクリックするだけで、ミーティングルームに入れる(ミーティングID、 パスコードの入力は必要ないよう)。
・・・・

木庵の般若心経(3回目)
↓↓↓   ↓↓↓
https://youtu.be/ZRq3bKOLgLQ
↑↑↑  ↑↑↑

・・・・

第124回You Tube(カーター先生が考える死)
https://youtu.be/YGPRSC9Mg8U

夏目さんのコメント(その1)
マチルダさんとご主人の安楽死について
木庵さんはご存じないかもしれませんが、1947年7月に、ニューメキシコ州のロズウェルに墜落したUFOに乗ってゐた数名の宇宙人のうちの一人は、まだ生存してゐましたので、その宇宙人にインタヴューすることを、当時の米陸軍の看護婦でもあったマチルダさんといふ女性が上官から命令されました。しかしインタヴューした内容は、マチルダさんの一生の守秘義務とされました。マチルダださんはその後結婚しましたが、この秘密を一生涯守ることに耐へられなくなったので、ある時、旦那さんともども、アメリカ人の医師により安楽死させてもらふことにしました。(アメリカでは、州によって安楽死を合法化してゐるところがあるので、其処をえらんだのだらう)そして安楽死をしてから、今まで守って来た秘密の一切を、ロズウェル事件を研究してゐたジャーナリストに手紙で送ったのです。この件は、ユーチューブに出てゐますので、興味があれば検索して下さい。


木庵の反応
<「木庵さんはご存じないかもしれませんが」とあるが、知っている。しかもその情報は夏目さんから得たものであり、過去2、3回この事件について紹介されたことがあった。木庵>

夏目さんのコメント(その2)
見る事と信ずる事
ある時、ドイツの文豪ゲーテが、友達と道を散歩してゐました。すると彼らは一組の男女と行き合ったのです。その男女は、ゲーテ一行には目もくれず、いきなり抱き合って接吻をしました。それを見たゲーテは、友人にかうつぶやきました。「私はそれを見た。しかし私はそれを信じない」また私は、嘗てアメリカにホームステイしてゐたとき、その家族の一員とその奥さんが夫婦喧嘩をしてゐるのに出くはしました。旦那は奥さんに、「Shut up! (シャラップ、黙れ)!」と罵ったのです。すると其奥さんは(Boy, I don't believe him.(まあ、なんてことを、信じられない言ひ草だわ)といひ、罵った男の父親も、Boy, he is wrong! (あの言ひ方は間違ってゐる!)と言ひました。此のゲーテと言ひ、また20世紀のアメリカ人と言ひ、一寸日本人の感覚では、そこまで「信ずる」か否かを問題にするでせうか?

さて、私が時々、宇宙人の話を、このブログや座談会で取り上げますと、それを聞いたゐた木庵さんは、「私はそんなことは信じません」と突っぱねます。しかし、眼前に事実がある時に、「信じません」で通用するのでせうか?
話は更にエスカレートします。来年の7月5日に、日本の近海の太平洋から、巨大な津波が来ると言ふ予知夢を見た人がゐます。なんでも、そのために日本の人口は、三分の一に激減してしまふとも言はれてゐます。またその前にも、日本やアメリカでも、巨大地震が起きるとも言はれてゐます。これらの恐ろしいことは、マスコミは意図的に避けて報道しないやうですが、我らも大難が小難に、小難が無難になるやうに、日夜、東奔西走、祈りに明け暮れてゐるのですが、これからもその祈りに明け暮れるつもりです。信ずる、信じないは個人の自由です。また私が神に祈るのも、私の自由なのです。


木庵の反応
<その通りである。 「信ずる、信じないは個人の自由。夏目さんが神に祈るのも、夏目さんの自由」である。事実かどうかも分からないのを事実だと信じるのも自由である。ただ、「事実」という言葉はいくらでも言える。本当の事実であると判定するのは、なかなか難しい場合がある。ある国では、警察官が実際に泥棒をしている現場を目撃し、現行犯逮捕しても、「いや私は盗んでいない。警察官の目が狂っていたからだ。警察官の偏向が、私を盗んだとしたのだ」と裁判に持ち込んだような話があるくらいである。たとえ物理の世界で客観的な事象であると認められているようなことでさえ、それは幻想であるというような議論もなりたつのである。木庵>


夏目:でもね、自然災害もありますね。隕石が降ってきたり、津波やその他色々あるでしょう。そういうのに巻き込まれない保障はないですよ。

木庵:それは当然です。それも自然の理なのです、自然なのです。それに巻き込まれて死ぬと、それで仕舞いなのです。
また、画像が消えました。

夏目:見えますよ。

木庵:こちらの画像が消えたのです。以前にも同じようなことが起きました。録画したものは見えます。大丈夫です。
まあ、自然というのは、起きるべきして起きるのです。それを防ぐことは出来ないのです。日本には自然災害が多く発生し、犠牲者が多いのです。他人の犠牲もあれば、自分の犠牲もあります。それは仕方のないことなのです。それ私がコントロールなどできないのです。私が犠牲になった時は、「さいなら」だけです。

夏目:そうなんですね。私は自分なりに人生の目的というものがあるのです。いつも言っていますけど、日本の憲法を改定することです。それから、教育勅語の復活もあります。その他色々あるのですけど、それをやり遂げて死にたいと思っているのです。

木庵:素晴らしいと思います。最近の若い人は人生の意味、どのように生きるかというのが分かっていないようです。でも、教えると変わると思います。桜チャンネルの水島社長が皇居参賀に参加したのです。最近では「天皇陛下万歳は言ってくれるな」と宮内庁からのお達しがあるのですが、その時は雨が降っていて、誰も傘をさしていたのです。天皇陛下や皇室の方が現れ、天皇陛下がお話をされるときには、誰も傘を降ろしたというのです。いやいや、まだ捨てたものではないのです。日本人も、まだまだ捨てたものではないのです。伝統の精神的なDNAが伝わっているのです。若い人は先人の背中を見て感じ取るのです。私のことを考えますと、私の両親のことをよく批判しましたけれど、よく考えると、両親の存在はとても有難いと思うのです。父は地域の人々から尊敬されていたし、母は普通の人ですけど、非常に優しくて、私を一番愛してくれました。そのことを今感謝できるのです。江戸末期や明治初期にやってきたヨーロッパの人は、「日本ほど、子供を可愛がる国はない」と言っています。先日の日曜日にリトル東京に行ったのですが、韓国人なのか、中国人なのか、2歳か3歳くらいの可愛い幼児の写真を両親が撮っていたのです。その様子を見て、「いいですね」と私は言ったのです。そうすると、そのお母さんは「Thank You」と言ったのです。人種など関係なく、小さい子供を可愛いと思う感情は一緒なのです。これほど美しいことはないのです。原罪のことですが、私は原罪を信じません。「子供は神の子、仏の子」なのです。いつも言っているのですが、「知恵つきて 仏に遠くなるぞ これ悲し」。つまり、人間が成長するにつれて、仏の心、神の心がなくなっていくのです。我々は子供の様子を見て、感じればよいのです。あと、5分です。述べてください。

夏目:本当に子供は可愛いですね。「天子のようだ」とよく言いますが、本当に天子そのもののような顔をしている子供が多いです。ですから、子供を見ていると、救われる気になるのです。唯物論とか、人間の後知恵のようなものによって惑わされ、おかしくなって、ジャン=ジャック・ルソーではないけど、あのように余計なことを言った者が、世の中を乱して、17世紀、18世紀、19世紀、20世紀もかな・・・。今や人類は反省期に入っていると思うのです。この反省を導いていくのは、やはり日本民族だなと思うのです。どうですか?

木庵:私もそう思います。この点に関しては、夏目さんと一致しているのです。アメリカは、キリスト教の国でした。宗教とか哲学を云々する前に、モラルを大事に私は考えています。そういう意味で、日本はまだモラルがそれほど悪くなっていないのです。たとえ財布を落としても、ほとんど返ってきます。小さい子供の様子を見ていると、正直で可愛いです。今度日本に行きますけど、いつも感じるのですが、新幹線に乗って初めて会う人と、なぜ心が通じるのかと。
なぜかというと、日本は島国で、長年培われた日本民族のDNA精神がまだあるからです。だから知らない人でも、心が通じるのです。そういうことで、今回の日本旅行を楽しみにしています。では、ぼつぼつ終りましょうか。

夏目:まだ、2分5秒あります。

木庵:では2分話してください。

夏目:前にも話したことがあるのですけど、郵便局で財布を忘れたのです。はゝと気が付いて、交番に行ったのです。そのすぐ後に届けてくれた人がいたのです。おばちゃんです。財布の中に5千円しか入っていなかったのですが、色々のカードが入っていて、それがないと大変だったのです。そこで、「ほんの僅かですけど、2千円差し上げます」と言ったのです。そうするとそのおばさんは、「それをくださると、貴方のお金がなくなっちゃうゃないですか。そんなにいりませんよ」と言うのす。「いや、これは私の本当の感謝の気持ちなのです。カードなど一杯はいっていたのです。どうぞ受け取って下さい」と、2千円を差し上げたのです。本当にありがたいと思ったのです。そしてその後、「さよなら」と言って別れたのです。
木庵:そこなんです。日本人のもっているモラル性は、まだなくなっていないのです。

夏目:私はこの国に生まれてよかったと思うのです。「日本」という歌があるのです。「♪日本、日本、素晴らしい、素晴らしい、・・・」。最後に「この国に生まれてよかった」で終るのです。ある会合で聞いたのです。「日本に生まれてよかった」と本当に思うのです。

木庵:世界の人々、ロシアに生まれて良かった、アメリカに生まれて良かった。ロシアの人はそれを思っているのですが、アメリカは最近、アメリカに生まれて良かったと思っている人は半分ぐらいではないでしょうか。
おわり


西部 邁論(木庵の独断と偏見による)
木村三浩は「私の友人であるK氏とA氏が、西部先生の死生観に共鳴し、自裁を手助けするまでに至ったことに驚きはしたものの、理解はできた。…2人とも尊敬する西部先生の思いを尊重し、覚悟を決めての行動ではなかったかと思う…『やむにやまれず』『自分たちが何とかしなければ本懐が遂げられない』との逡巡、葛藤、苦悩から来る行動だったのではないだろうか…主従関係の問題ではなく、優しさや人情の問題であり、自分自身を勘定に入れない振る舞いの意識の発露だろう…西部先生に忠誠を誓い、葛藤しながらも手助けをした両氏やその家族まで巻き込み、皆がある意味で本意でない展開になってしまったことは、西部先生自身が予想したものでもなかったはずだ」と述べた。藤井靖(明星大学准教授)は「個人の尊厳を重視する観点に立てば、西部さんのように自分で死ぬことを決め、そして他者に幇助を依頼すること自体は、善悪でいうと完全に悪いとはいえない。安楽死の議論も、日本においてももっと進むべきなのかもしれない」と述べた。西田昌司(参議院議員)は「西部先生も親しかった人間が罪を被ることは望むところではなかったと思う」と述べた。同年4月7日、警視庁は2人を送検した。同月24日、「西部邁先生を偲ぶ会」が都内のホテルで開催された。会には西部が主宰していた発言者塾・表現者塾の関係者を中心に約300人が出席した。富岡幸一郎(文芸評論家)、黒鉄ヒロシ(漫画家)、伊吹文明(元衆議院議長)、脇雅史(元参議院議員)、中山恭子(参議院議員)、佐藤正久(参議院議員)、丸川珠代(参議院議員)、西田昌司(参議院議員)、東谷暁(ジャーナリスト)、上島嘉郎(ジャーナリスト)、佐高信(評論家)、寺脇研(京都造形芸術大学教授)、荒井晴彦(映画監督)、阪本順治(映画監督)、水島総(日本文化チャンネル桜社長)、中森明夫(コラムニスト)、藤井聡(京都大学大学院教授)、柴山桂太(京都大学大学院准教授)らもこの会に出席した。司会は立川談四楼(落語家)が務めた。遺影の前には自殺幇助の疑いで逮捕された2人の減刑嘆願書が用意され、出席者が署名をした。会では故人への献杯が終わると出席者が順番に登壇し、西部への想いを話した。同月26日、東京地検はAとKを自殺幇助の罪で起訴した。同年5月1日、東京地裁は自殺幇助の罪で起訴されたAとKの保釈を認める決定をした。保釈保証金はAが250万円、Kが200万円だった。Kは即日納付した。同年7月12日、自殺幇助の罪で起訴されたAとKの初公判が東京地裁(守下実裁判官)で開かれた。その公判に両被告はスーツ姿で出廷し、神妙な表情で冒陳を聞いていた。守下裁判官は両被告の公判を分離した。

木庵の反応
<「西部邁先生を偲ぶ会」に出席した人々の名前を見ると、この方々は少なくとも、人生、社会を真剣に考えている人だと思う。小林よしのりの名前がないが、どうなのだろうか?。木庵は小林を思想家とは認めていないので、これでよいと思うのだが。木庵>

写真:一般参賀の会場
↓↓↓   ↓↓↓
https://ameblo.jp/naitotakaousa/
←(クリックはここ)アメーバーブログ
↑↑↑    ↑↑↑