面授(タッカー・カールソンのプーチンへのインタビュー)(#77)
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⓶ どのようなトピックス、日時などを木庵と話し合う。
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⓺ You Tubeのアドレスをクリックすると、誰でも対話の様子が見れる。

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木庵の般若心経(3回目)
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タッカー・カールソンのプーチンへのインタビュー
2週間ほど体調がよくなく、ブログを休んでいた。本を読む気力はないが、何もすることがないので、You Tubeをよく見た。2日ほど前だったか、非常に興味のあるニュースが流れてきた。タッカー・カールソンがプーチンへのインタビューをしたという。カールソンは昨年の4月24日にFOXニュース
を実質的に解雇されている。FOXニュースは2020年の大統領選をめぐり、虚偽の報道を認めて巨額の和解金の支払いに合意したばかりで、カールソン氏もこの報道に関与していたのが、解雇(本人は「合意の上で辞職した」と言っているが)の理由であろう。カールソンは保守の論客として知られ、トランプに近い存在だと言われている。その彼が今世界で一番話題性のあるプーチンとのインタビューをしたとなると、最高のニュースとなる。しかも、ウクライナ戦争以来、西側のジャーナリストの誰もが、プーチンとのインタビューをしていないということで注目に値する。インタビューの時間は2時間もあり、どのような内容か知りたいところだ。
ロイターは、次のように報じている。「ロシアのプーチン大統領は、米FOXニュースの看板アンカーだったタッカー・カールソン氏とのインタビューについて、鋭い質問がなかったことに驚いたと感想を述べた。プーチン氏はロシアのテレビの聞き手に、カールソン氏にはもっと攻撃的に振舞って欲しかったとし、そうすればより辛らつに答える機会も与えられただろうと振り返った」。

これでは、インタビューの内容が分からない。インタビューそのものの動画を見たいところだが、そのようなものがでてこない。ただ、桜チャンネルの水島総と矢野義昭(元陸上自衛隊小平学校副校長 陸将補)の対談、水島総と及川幸久との対談が出てきた。
これらには、カールソンのインタビューは歴史に残る素晴らしいものであると絶賛していた。何より、「気の狂った男」とレッテルを貼られているプーチンの生の声を西側の人々が聞いたことこそが、大きな意義のあると述べていた。この動画のアクセス数が3億を超えているのではないかという。史上最高の記録である。ところが、西側のメディアはこれを無視するか、激しく批判している。これはこれらの対談では述べていなく、後に検索したものによると、ヒラリークリントンはカールソンのことを「役にたつ馬鹿者」と評していた。しかも、「カールソンは嘘を報道し続けている」と、もはや罵倒以上のコメントである。
木庵は、プーチンの考えをある程度理解しているので、プーチンを批判する人間の底が見える。西側は一般的に、「この度のウクライナ戦争はプーチンが引き起こし、無実のウクライナの人々を殺している」というのが、定説になっている。

このニュースを追っていくと、色々なことが見えてきた。これは水島氏が言っていたのであるが、櫻井よしこ氏は、「ウクライナ戦争でウクライナを負けさせてはいけない」と、発言したという。これは、まさに岸田首相、アメリカの民主党、ネオコンと同じ考えである。これも水島氏が言っていたが、日本政府はウクライナ復興のために、6兆円の支援を計画しているという(これは高橋洋一氏のコメントから引用している)。日本は能登地震により、多くの人が苦しんでいるのに、ウクライナの人々のために多額の金を支援するという常識では考えられないようなことを実行しようとしている。この政府の見解に沿っているのが、櫻井よしこ氏であるという。木庵は10年程前だと思うが、櫻井よしこ氏の講演を日本で聞いている。そのときに、司会というか、櫻井氏の講演をサポートしていたのが、月刊Hanada編集長花田紀凱氏である。この花田氏を水島氏は別の動画で名指しで批判していた、同紙に掲載予定であった「安倍暗殺の真相」を急遽載せないことにしたという。これはまさに圧力に屈したことであり、水島氏によれば、「花田氏のジャーナリストとしての生命が終わった」というのである。
水島氏の見解が正しければ、この度のウクライナ戦争によって、浮き上がってきたポチアメリカ、ポチネオコンのジャナリストが浮彫にされたことになる。

さらに検索によって、2つの動画を見つけた。一つは慶応大学教授、ロシア問題の専門家という肩書の女性が登場して、この度のカールソンのインタビューについて述べていた。余りにも浅い捉え方なので、途中で切った。
それに対して、フジテレビとしてはわりと重みのある、木庵は今まである程度の信頼を寄せていた「プライムニュース」を見た。キャスターば反町理(そりまち おさむ)(フジテレビ報道局解説委員長)である。ゲストは、駒木昭義(朝日新聞論説委員、2005~08年モスクワ支局員、2013~17年モスクワ支局長。現在は論説委員)と、小泉 悠(こいずみ ゆう)(ロシアの軍事・安全保障政策を専門とする。現在、東京大学先端科学技術研究センター准教授)である。二人のゲストは知性があり、清潔感がある好感がもてる顔つきである。この二人のロシア専門家がどのようなことを言うか注目した。具体的にカールソンの質問、それにプチンの答えを文字化して解説していたが、さすがにロシアの専門家らしく、プーチンの主張を認めつつ、微妙にプーチンの嘘、また、プーチンの答えたときの心理状態を分析していた。例えば、ナトーの東進に対して、むしろ当初プーチンはナトーに入りたかったとか、ナトーの脅威がそれほどでもなかったとか。2014年に起きたオレンジ革命はCIAが関与していたというプーチンの主張に対して、カールソン自身がCIAに入りたかったのではないかというプーチンの皮肉に対してのコメントに論点を変えるような技を用いていた。またプーチンがウクライナの歴史についてとうとうと長く述べたことに対して、「のめり込んで喋っているところなどは、加齢を感じた」と、プーチンとしては歴史的な見解は彼の得意とするところであり、絶対に披露しなければならない、真面目な論点であるのに対して、プーチンが言った内容より、年寄りの戯け事と捉えているあたり、もはや批判というより、あらさがしをしているとしか思えなかった。
それより、「ウクライナ戦争はプーチンが引き起こしたのであり、すべての責任がプーチンにある」という前提で述べているのが気になった。ウクライナ内部でネオナチであるアゾフ大隊がロシア系住民への虐殺、ロシア人は同胞を守る家族精神があり、ロシアが窮鼠猫を噛むような状態に追い込まれたことなど一切触れず、ロシア悪、ウクライナ善、それにウクライナの背後にアメリカがいることはほとんど触れていない。反町氏を含めた3人は、カールソン、それにプーチンより、一段上の次元から俯瞰しているような態度で、笑顔を時には見せる余裕さえ見せていた。
これは、まさに最初に触れた水島氏との対談とは、全く色、熱が違うのである。同じ事象(インタビュー)に対してかくも違うのかという驚きより、これが、社会科学の行き着くところであるということを再認識した。どのよう社会的な出来事に対しても、それを論じる人の考えによって、まったく違う方向に行く。
ただ言えることは、現在のアメリカ、日本のジャーナリズムは極度の偏見さに陥っている。今回のプライムタイムは事実からの巧妙なすり替えを行っていた。そのことを木庵には分かる。しかし、一般のテレビを見ている人にとって、この絡繰りは理解できないであろう。それだけ、両者の物言いは論理性(?)があり、説得力(?)があったからである。
そうこうするうちに、山中泉という人が2時間のインタビューを解説を交えながら通訳する動画を見た。延べ4時間というものであるが、体調がそれほどでもないのに見た。この動画、本物のインタビューの様子、それに対する木庵の感想、解釈は明日書く。
つづく


写真: タッカー・カールソンとプーチン
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