面授(第116回You Tube(大谷選手の心の中にある八紘一宇の精神))、宮沢賢治の『雨ニモマケズ』、忠臣蔵)(#32)
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You Tubeを立ち上げた
対談に参加したい人は、
⓵ 木庵のメールアドレスをクリックする。
メールアドレス:takaonaito03@gmail.com;
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⓶ どのようなトピックス、日時などを木庵と話し合う。
⓷ 実際にズーム上で対話をおこなう(自動的に録画できるようになっている)。
⓸ ズームで録画したものを、You Tubeに移動(木庵の作業)
⑤ 出来上がったYou Tubeのアドレスをブログに掲載。
⓺ You Tubeのアドレスをクリックすると、誰でも対話の様子が見れる。

*顔を隠したい人、仮の名前でもよい(勿論木庵の顔はだす)。

*40分でズームは切れる(延夏目夏目夏目さんのコメント(その1)さんのコメント(その1)さんのコメント(その1)長する場合は、再開する必要あり)。
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木庵のZoomミーティングに実際に参加する場合:
下のURLをクリックする。
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*URLをクリックするだけで、ミーティングルームに入れる(ミーティングID、 パスコードの入力は必要ないよう)。

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木庵の般若心経(3回目)
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第116回You Tube(大谷選手の心の中にある八紘一宇の精神)
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木庵:今言われたことで、非常に大事なことが2つあります。願いをかけることですが、、禅の修行において、悟りたいという願いがあります。それは何か限りがあるように思うのです。願いは色々な意味がありますが、願いというのは最終的に、己のことではないのが良いのです。人のため、世のため、国家のためという願いが大事だと思います。日本の禅宗のお坊さんに欠けているのは、己のためとか、檀家のためとか、寺を守るためとか、狭い了見での願いのようです。そうであればいくら修行をしても、何か限りがあるように思います。
それと、先ほど言われた「活人剣」のことですが、恐らくこの言葉は、山岡鉄舟ことを言ったと思うのです。山岡鉄舟は剣の達人でした。幕末の殺伐とした時代にあって、山岡は誰一人殺していないのです。殺すチャンスはいくらでもあったのです。チャンスというより、敵が攻めてきた時に、自分を守るために剣を使わなければいけないときがあったはずです。江戸城開城の話は有名ですが、実は開城の本当の功労者は、山岡鉄舟であったのです。朝廷軍は江戸を攻める前に、静岡あたりで陣をとっていました。そこに幕府側の代表として、山岡鉄舟は談判に出かけたのです。山岡は刀を差さずに西郷隆盛に会いに行ったのです。剣をもっていなかったので、切られる可能性は十分にあったのです。西郷軍の兵士は山岡の気迫に圧倒され、山岡は堂々と西郷と会うことができたのです。そこで、江戸城開城のことが話し合われたのです。江戸城攻めによって、被害を受けるのは大衆であることを、西郷も理解できたのです。表では、西郷と勝海舟との会談によって江戸城が開城されたということになっていますが、実は本当の功労者は山岡鉄舟であったのです。
山岡鉄舟は本物の人だと、私は思うのです。私がよく述べる南天棒という僧侶とは、どちらが師匠格かは知りませんが、山岡鉄舟とは同僚というか、共に傑物ということで意気投合したのです。
さきほど夏目さんが言われたことで、2つの点で非常に興味を持ったのです。では、続けてください。

夏目:あの幕末の混乱期に、日本自体が危(あや)うかったのです。山岡鉄舟は普段から坐禅で鍛えて、剣の名人であったのです。その傑物が己を捧げる覚悟で、西郷隆盛と対峙したということは、とても素晴らしいと思います。

木庵:時代が人間をつくるのです。中曽根という戦後首相になった人がいましたね。彼は坐禅を組んでいたのです。中曽根の評価は色々あると思いますが、結局は吉田茂の路線を引き継いだだけなのです。「ロン・ヤス」と呼ばれて、アメリカと対等な関係を打ち立てたようなことを言われていますが、実際は、「アメリカの言いなりになっていた」のです。だから、「お前は何をしたんだ」と、言いたくなるのです。ということで、いくら坐禅を組んだことがあったといっても、中祖曽根さんは本物ではなかったのです。
結局、願、願いということが大事なのです。どの宗教を信仰しようと、願いというのは大事なのです。
大谷選手の願いは、野球の世界に留まっていないのです。彼はドジャーズに行って、ドジャーズで骨を埋める覚悟なのだそうですが、ドジャーズだけのためではなく、野球界に貢献したいというのです。アメリカの野球界だけでなく、日本の野球界を含めて、貢献したいのだそうです。この考えは、世界の人々の心を動かすのです。契約金が1015億円と言われていますが、彼は後払いを提案したのです。最初のうちは、確か全額の5%程度しか受け取らないというのです。なぜそのようなことをしたかというと、
ドジャーズ球団に彼だけに多くの金を使わせないためです。アメリカのある新聞は「大谷はドジャーズに年間15億円寄付した」というような書き方をしています。つまり、浮いた金で優秀な選手を獲得して、ドジャーズがさらに強くなることを大谷選手は望んでいるのです。彼は金にこだわらないというか、無私の精神をもっています。この無視の精神は世界に貢献すると思うのです。最近多くの外国人が日本にやってきています。その人達がほとんど、日本が好きになっているのです。日本人は優しいし、嘘はつかないというので。
そうではあったも、今の日本の政治は良くないですね。アメリカの言いなりになっています。下手をすると日本はやられてしまいます。崩壊してしまうかもしれません。歴史の浅い国にやられてしまうかもしれませんよ。でも大丈夫。楽観的に見ると、「日本は神国であるから大丈夫」。それに、「素晴らしい日本を潰してもらいたくない」という世界の日本大好きな人の気持ちは無視できないところがあるようです。ちょっと、長くなりましたが、続けてください。
つづく



夏目さんのコメント(その1)
宮沢賢治の『雨ニモマケズ』
私はこの詩が好きだ。
然しこの理想とは、えらくかけ離れたところで、
世界は動いてゐる。
もっと賢治の初心に帰らう。
そして苦しみではなく、喜びの人生を送らう。

(転載始め)
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ䕃ノ
小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ
(転載終り)
夏目


木庵の反応
<木庵もこの詩が好きである。「ジブンヲカンジョウニ入レズニ」ということは「無私」ということである。「ホメラレモセズ クニモサレズ」とは、妙好人であればよいのである。木庵も、そういう人になりたいと思っている。木庵>

夏目さんのコメント(その2)
今日は何の日?
私はかつて、会社の出入りの業者に、「今日は何の日だか知ってゐる?」と尋ねたことがあった。私より20歳は若さうな彼は、「さあ?」と戸惑ってゐた。
それで私は言った。「忠臣蔵の、討ち入りの日だよ」と。
さう、歌にもある、「師走半ばの十四日」だったのである。
先日、両国でガードマンの仕事をした。駅前の町名案内地図には、「吉良邸跡」と書いてあった。南無、浅野内匠頭、吉良上野介、そして大石内蔵助以下、四十七士の御霊よ。  
夏目


木庵の反応
<12月14日あたりには、昔というか、木庵が子供の頃、「忠臣蔵」のテレビ映画が上映された。浪士が最後に吉良上野介を炭小屋で見つけるという筋は分かっているのだが、気をもんだ記憶がある。戦後GHQは歌舞伎で「忠臣蔵」の上演を禁じた時期があった。それが解除されてから、木庵少年は見たのである。堺屋太一原作のNHK大河ドラマ「峠の群像」あたりから、興が覚めた記憶がある。それまでの武士の精神というより、赤穂藩断絶を現代の企業倒産になぞらえ、仇討ちのヒロイズムよりもサラリーマンつまり赤穂の藩士たちがいかに行動したかを考えるというようで、斬新ではあるが、興が覚めた記憶がある。今考えると木庵の武士道精神とは反するものがあったのだろう。今でも長谷川一夫の大石内蔵助がよい。忠臣蔵には日本人の潜在意識を振る立たせる何ものかがあるようである。木庵>

親鸞的人間と道元的人間(erasusさんからのトラックバック)
<確かに、2千ドルの資金援助はアルハンドラの元亭主を救った。昼間は元亭主が営業(運転)し、夜は息子、エルビスが営業している。一台の車をフルに回転しているのである。
金を貸す話はまだ続く。今度はアルハンドラの末息子マークに600ドル貸してやった。1,000ドルの車を買うのに400ドルしかないので、あとの600ドルを貸してくれときた。マークは今18歳でまだ高校を卒業していないが、アルハンドラのボーイフレンドのデービッドのところで働くために、車が必要だという。元木庵>

 -木庵先生の“パーデレ行”は、
 о道元禅の実践であるか?
 -も知れない?
 タクシー会社の貸し付けるタクシーも-
 о2交代で、ほぼ24時間を走らせる
 -ようである。個人タクシーも、
 о客待ちが多い職業
 -だが、それに慣れれば、
 о店を開いて客を待つ
 -というよりも、
 о客の取れそうな場所へ出向く
 -という(失礼な申しあげ方だが)、
 о立ちんぼの娼婦の客待ちと一緒
 -である。だが、これほどの酷使をすれば、
 о走行距離も凄い
 -のであり、
 о1年足らずで、かなり痛む
 -と思う。だから、個人タクシー業は、
 о回収資金から次回の自動車代金も積立なければならない
 -と思う。だが、
 оアルハンドラの元亭主父子には、その余裕はあるまい
 -と思う。“1千ドル”というと、
 о日本円の時価で、約10万円
 -だから、
 о“アルハンドラの元亭主”の中古車は、約20万円
 о“アルハンドラの末息子マーク”の中古車は、約10万円
 -ということになろうか。“アルハンドラの元亭主”の方は、
 о自分の手で色塗りとか、メーターなどを付けた
 -であろうから、
 о整備費はただ
 -としても、
 о日本円で、約30万円ほどは掛かっている
 -と思われる。わが国では、
 о軽自動車の中古車も買えない
 -と思う。アメリカ帝国は、
 о西部劇の時代から現代まで“1千ドル”の価値が高い
 -のである。現代でも、
 о数万ドルというと遊んで一生を暮らせる
 -というと大袈裟だが、
 о日本円の数百万円以上の価値がある
 -ようである。わが国では未亡人が、
 оおれおれ詐欺に、5千万円(約50万ドル)を貢いでいる
 -という事件が頻発している。
<アルハンドラの元主人が買った車は中古だといっても、1万8000ドルの車である。外観はまったく新車のようであった。
ロスの個人タクシーは日本の個人タクシーとは全く違う。個人タクシーといっても普通の車で、メーターもついていない。個人タクシーを総括する会社があり、そこから電話なりメールが送られてきて、ドライバーが客のところに行き、客の行きたいところに運ぶのである。この商売は近頃開発されたようだ。開発ということは、普通の車所有者が登録さえすれば客を運べるという法律が出来たのだろう。
ところで、木庵の行為はパードレ行ではあるのだが、そんなに甘いものではない。erasusさんは木庵の行為を道元禅の実践と書かれているが、そのようなところはあると思う。ただ、善意を施す相手に対しても道元禅の実践を願う。

マークのことだが、まだ500ドルを返していない。マークは一応車は木庵の援助で手にいれたが、買った車があまりよくなく、直したりして、実際に働いていない日が続いた。だから返していないのだが、先日返すように言うと、「今働きだしたので返す」と言っておきながら、まだである。

そこで、アルハンドラに「マークに金を返すように言ってくれ」と言うと、「自分とは関係ない、マークに直接話してくれ」ときた。

このあたりのアルハンドラの態度は無責任である。木庵はマークがアルハンドラの息子であるから貸したという事実を認識していない。また元主人の支払いが遅いときもアルハンドラは逃げ腰であった。借りるときは、アルハンドラが直接木庵に頼んできておきながら、返すときになると自分とは関係ないという態度になる。

このあたり、アルハンドラの甘さがある。
今さらに新しいアパートを購入し、その管理をアルハンドラに任せようというプロジェクトが進んでいる。新しいアパートにはアルハンドラの家族が住んで、管理することになる。つまり、アルハンドラが中心になるのだが、彼女の家族も管理に関与することになる。
ところが、今のアルハンドラの態度、元主人、息子へに対する繋がりを切るような態度でを続けるなら、このプロジェクトを進まないようにすることも考えなければならない。
パードレ木庵もそこまでお人好しではない、アルハンドラに責任がしっかりとる気持ちがないのに、次のプロジェクトに進む気などない、アルハンドラも道元的になってもらわなければならない。
このあたり、日本人ではないアルハンドラはどれだけ理解するであろうか。新木庵>

<デービッドはニカラグアからきた誠実な男で、大工、上下水関係、電気関係なんでもありの高度な技術をもつハンディーマンである。とくに大型のエアーコンディション修理を専門としているので、夏場には多くの仕事がある。デービッドはアルハンドラが出来ないようなことをしてくれるので、木庵アパートで雇うことが時にはある。そういうことで、デービッドは木庵にとって大事な存在である。

勿論貸してやった。ところが買った自動車があまり良くなくて、直したりして、まだ本格的にデービッドのところで働いていないらしい。ただ100ドルを返したが、まだあとの500ドルは返していない。元木庵>
<この説明を上の新木庵の前に載せておくべきであった。新木庵>

<6年前の話であるが、その後もアレハンドラの関係は同じような展開をしている。アレハンドラの前の亭主は2年前に交通事故で亡くなった。昨日、日本行きに着るジャケットをアレハンドラの知り合いの人から買った。普通の店で買うより半額で、質は同じである。帰るとき、些細なことで口論になった。彼女は自分の間違いを絶対に認めない。そういう時は、木庵は黙っていない。厳しく咎める。彼女は半狂乱になった。それでも咎め続けた。木庵の強さを示さなければならないのである。そうすると、帰ってから、私のために食事を用意してくれた。それも格別に美味しい料理であった。
最新木庵


写真:山岡鉄舟
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