哲学色々(夏目さんのコメント、Creativity(創造性))
(#115)

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夏目さんのコメント
桜井 誠氏曰く、北朝鮮と戦争をしてでも拉致被害者を取り戻せ!
木庵先生
これは正論、これだけが正論だ。遅きに失したとは言へ、今からでもチャンスはある。

今即、北朝鮮を、平壌を、攻撃せよ!!!!!↓

https://www.youtube.com/watch?v=XnmQ7Qg3h44
nip*****


木庵の反応
桜井誠の言うことは正しい。「政治は桜井の言うように行かないものだ」と自民党の議員の多くは言うだろう。安倍も同じようなことを思っているに違いない。日本が国として機能していない隙を狙って拉致が行われた。被害者を取り戻せないのも、国が欠陥だらけであるからだ。しかし、欠陥だらけの憲法であっても、取り返す意志があれば、取り返されたはず。

この動画で桜井が言っているように、安倍はあるときは「北と関係を断つ」と言ったと思いきや、違う時は「支援する」と、コロコロ言うことが変わる。なぜ変わるのか? 安倍に本気で拉致被害者を取り戻そうとする意志がないからである。

拉致被害者を返してもらうのは、桜井が言うようにピョンヤンに空爆をしかけるしかない。このことを桜井は一貫して述べてきた。そうすると、横田夫妻から直接桜井宛に、「北朝鮮と戦争するようなやり方には賛成しかねます」という内容の手紙が送られてきた。しかし、いくら家族会や政府が動いても、被害者が帰ってこなかった。そこで、ようやく横田滋さんは、「拉致被害者を取り戻すには、戦うしかない」という結論に達したという。

「家族会なるものが関与することによって、問題がややこしくなっている」という桜井の指摘は考えさせられる。「誘拐された家族が、誘拐犯と交渉することはない」と、桜井は言う。

家族会は政府から援助をもらっていないが、救う会は政府からいくらかの金をもらっているという。新潟の救う会で、そのなかの二つの組織が、一方には多くの金が入り、他方は入らないと、内輪モメしたことがあった。被害者を取り戻す本来の運動から、利権の取り合いという醜い展開になったのである。

木庵はこれに類似した現象を見ている。「拉致被害者を救う会」(?)(組織名前は忘れた)が、2度ほど、ロスにやってきて、ロス在住の人に支援を願う会合があった。その中心になる人が、劇団俳優と称する人で、「恵ちゃんを、必ず取返します」と言うものだから、純粋な人だと思った。ところが、2回目にやってきたときには、ガールフレンドを連れてきて、「半分観光気分でやってきているのではないか」と疑った。ロスでは被害者を助けたいと、自宅を会合会場に提供し、出席者の食事まで用意した愛国者がいた。その人の話では、その後、礼状一つも寄こしてこなかったという。拉致被害者を救う会には、夏目さんのように心から運動に参加している人がほとんどだと思うのだが、中には、寄付を己の交通費、ホテル代だけでなく、己のためになるようなことに使う不届き者がいるようである。

今までの拉致救済運動は政治の道具に利用されてきた。その間に劣悪な状況の北朝鮮で拉致被害者がどんどん死んでいっている。

桜井の言うように、ピョウンヤンを今すぐ攻撃することは不可能であるが、少なくとも憲法を即時改正し、力で取り戻すように腹をくくるべきである。

ある意味で、今がチャンスである。アメリカが中国との経済戦争を行っていて、中国は瀕死の状態になり、北朝鮮のことまで構っていられない。

それに、遅まきながら、日本政府が中国から離れようとしている。アメリカが香港での「ドル利用禁止」するなら、もはや中国と貿易しても、中国での工場でいくら生産しても、金が日本に香港を通って入ってこない。日本の財界も中国を見放さなければならないときがきている。それが8月1日であるという。木庵>


Creativity(創造性)
「ニューヨーカー」の2つ目の記事は、「機械が医者の診断をどのように超えることができるか」ということについて書かれていた。世界の心臓学はコンピューターが数千枚のEKG(心電図)を読み取るような方向に進んでいる。人間かコンピューターが、どちらが勝つのだろうか? 心臓学以外の他の分野でも、医者の診断より機械の方がよいような傾向になっている。

この記事では、医者が患者と向き合うことから解放されるであろうことを、喜んで述べている。医者はコンピューターより、他の医者に任す方がよいと思っているに違いない。コンピューターに任そうとする医者は、どのように新しい彼等の役割を考えているのだろうか?

最近の医学は専門化が進んでいる。ある病院ではヘルニアの手術をいとも簡単にする。医者にとって、ヘルニアの手術なんて、ほとんどオートマチックのように毎日毎日行っている。そのような手術をする医者を怠け者と判断するか、いや違うはずである。この病院のヘルニア手術は世界でもトップである。

これと似たようなことがある。最高のパイロットは長時間の飛行の経験者である。
パイロットの仕事は、過去に一度も遭遇したことのないとき、どのように対処するかである。このことから、パイロットの創造性を問われる。

記事には書かれていなかったが、病院の医者は手術の訓練を受けていない。しかし、彼等は特殊な専門医である。そのことから、彼等は、一般的な手術より彼らの特別な処方が望まれている。

数年前に私は手を折ったことがあった。その時、X線にかけられ、手の回りを石膏で固められた。そのとき、ただ一人の医者も診断してくれなかった。全てが終わってから、医者が石膏で固められた手の中のX線を見てから、顎に手を触れながら「うーん」と言って、部屋から去っていった。

コンピュータを見て診断し、全てはロボットのような技術者によって医療がなされる。医者が何に関与したのかよく分からない。現在入院患者への接し方における革命が、恐らく起きているようである。


木庵の解釈
<アメリカでは医療の細分化が進んでいる。そうだとすると、医者は患者の病気を総合的に診断することができるのであろうか?

アメリカでの医療状況をベンソン先生の最期のときに観察することがあった。先生は癌であったが、死にいくものを治療するというより、病院に置いてやるという雰囲気があった。先生の最後の言葉は、「アメリカは老人を捨てている」であった。

ロスに住んでいる日本人が高齢化が進むと、多くが日本に帰ってしまう。日本では看護婦などが人情的に接してくれるので、人生の最期を日本で過ごしたいと思うのであろう。

ヘルニアの話がでていたが、アメリカではヘルニアになれば手術が当たり前のようである。しかし、カイロプラクティスや漢方療法では、手術せずに治せるという。

木庵のホームドクターの台湾出身の医者は、「今度はどのような治療をしましょうか」と木庵に聞かれる。そう、自分の体は医者より自分の方がよく知っている。健康の管理も己の問題である。医者は我々では判断できない、例えば、新型コロナに罹っているかの診断をしてくれる。風邪や、アレルギーの症状の判断は自分でできる。

あまりにも医者の指示に従いすぎると、特にアメリカでは、しなくてもよい手術をさせられる。特に大きな病院では手術をすると病院が儲かるからである。木庵>

 

写真:桜井誠氏
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