狂人木庵スーダラ節(吉田雅子さんのコメント、ペンス氏の対中演説第2弾)(#21)

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吉田雅子さんのコメント
ペンス副大統領の対中国名演説 吉田雅子

つい先だって、10月24日にペンス副大統領が対中政策に関する驚きの名演説を行なった。これは昨年に続き、第二弾である。

最近、中国の政治、経済、軍事での他国への圧迫がかなり表面化して大問題となって来ていて、アメリカではトランプ政権となり、初めて思い切った対策が取られるようになった。

今回はその中で、中国の海洋進出というか、海洋荒らしについて取り上げたい。

つい先日もベトナムの漁船の網が絡まって中国の原潜が浮上して来た。それに対し、ベトナムは中国と戦った。日本のメディアには取り上げられなかったが、これは中国の南シナ海からヨーロッパまでもを含む海の侵略で、日本にとっても本来は無視できない問題だった。

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/58005

中国マネーに毒された、これまでのアメリカ政府、日本の政府がこのような中国の横暴な戦略を加速させて来たが、ここへ来てこれまで中国との癒着のなかったトランプ出現により、大きく対中国政策は変わって来ている。

世界中を湧かせた副大統領、マイク・ペンス氏の対中名演説第一弾。
それが昨年の10月4日に行われたペンススピーチ(字幕付き)である。

https://www.youtube.com/watch?v=KvwACCxz1GM

そして今年10月23日にその第二弾が行われた。そしてこの度は日本の尖閣諸島問題にも触れている。とても説得力のある演説である。
このスピーチは日本語字幕はないが、約21分経過した頃その話が出てくる。

https://www.youtube.com/watch?v=2naxu7jSIhw

 尖閣諸島部分の原文
In the East China Sea, in 2019, our close ally, Japan, is on track to scramble more fighter aircraft sorties in response to Chinese provocations than in any previous year in history.  And China’s Coast Guard has sent ships for more than 60 days in a row into the waters around the Senkaku Islands, which are administered by Japan.

 ペンススピーチ、尖閣諸島部分、日本語訳

中国も2019年はかつてないほど権力を行使しています。中国の船舶が、日本の施政下にある尖閣諸島周辺を定期的に巡回していており、その中国の挑発に対し、日本はこれまでなかったほどのスクランブル発進を行なっています。(スクランブルとは対領空侵犯処置を実施するための三等機などを緊急発進させること)中国は60日間もの間続けざまに艦船を送り込んでいます。でも尖閣諸島は日本の領土なのです。(筆者翻訳)

日本語訳全文興味のある方はこちら。どなたかが訳しているが、尖閣諸島部分は不十分だったので、私が訳した。


https://www.newshonyaku.com/8416/

海洋については、中国が南シナ海からヨーロッパの海を無断侵入してアメリカの海洋権を奪おうとしている。
それにアメリカ政府は待ったをかけているのである。

日本の政府とメディアはペンス副大統領に先手を取られた。そして日本は、その演説すら大きく取り上げてもいない。

中国の領土拡大、陸においてはチベットやウィグル人を拷問にかけ、殺害してその資源とあらゆる利権を奪おうとしているが、同時に海の方も着々と周辺諸国を脅かしては、あわよくば海洋権を手に入れようと執拗に挑発してくる。一つの例が尖閣諸島である。

尖閣諸島ではスクランブル発進が船舶を別として年間約千回を超えていると指摘する人もいる。なぜそんなに大事な情報が報道されないし、政府が放置してるのだろうか。

ペンス副大統領は勇敢に立ち向かい、日本の海や島の権利まで守ろうと戦ってくれている。何とか日本政府も立ち上がってもらいたいものである。
そして先ずは多くの日本人が自分たちの国がどのような危機にさらされているのか、事実を知るべきであろう。

ではなぜ尖閣諸島周辺が特に激しいのかであるが、尖閣諸島そのものについては、元々沖縄の一部であったものが、その島の下に石油があるという資料が見つかったと言われる。

沖縄返還の時に、毛沢東が「尖閣諸島は沖縄のものだが、今それを認めると返還後に永久に手に入らなくなるので、台湾のものとしておこう」と書いた日記がスタンフォード大学の図書館にあるとの話だ。もし尖閣諸島が台湾のものであれば、台湾は中国なので中国のものであると権利を主張している。

尖閣諸島が日本の島であるという記事。

https://nikkan-spa.jp/544117
そして沖縄はすでに中国に主権を奪われているのか、政府もメディアも取り上げていない。

ペンス演説を大きく取り上げて騒いでいるのは近くでは台湾であるという。

日本は中国共産党の恐ろしさを知らない。だからのんびりしていられるのだと思う。もっと実態を知り、日本の未来のために戦うべきであると思う。

ペンススピーチの全文を読んだだけでも、中国がどのような国か、かなりわかると思う。最近も北大教授が中国共産党により連れ去られた事件がある。共産党を暴いた人は連れ去られ、拷問にかけられる危険にさらされる。

ネット記事でも動画でも消される。これはペンス演説の中でも言及されている。中国勢力が日本に及ぶことが一体何を意味するのか、平和ボケしているわけにはいかないのだが。


木庵の反応
< マイク・ペンス氏の対中演説第2弾についてである。第一弾では、トランプ政権が本気で中国封じ込めを行うことを宣言した(?)。

第二弾の日本語訳を読んだが、「無断転載禁止 」となっているので、重要だと思うところだけを、箇条的に纏めてみた。木庵>

・・・・

マイク・ペンス氏の対中演説第二弾
・過去17年間、中国のGDPは9倍に成長し、世界で2番目に大きな経済国になった。この成功はアメリカが中国に多く投資したお陰という側面がある。そうであるのに、中国は自由貿易のルールを守らず、特に知的財産の窃盗を犯した。中国のこのような行為が米貿易赤字の一因である。昨年の対中貿易赤字は3,750億ドルにも上った。

・現在、中国共産党は「メイド・イン・チャイナ(Made in China)2025 」計画を通じて、ロボット工学、バイオテクノロジー、人工知能など世界の最先端産業の90%を支配することを目指している。

・中国は盗んだ技術を使って大規模に民間技術を軍事技術に転用している。

<尖閣のことは吉田さんが訳しているのでスキップ>

・中国の支配者は、2020年までに、中国国民の全ての自由を奪おうとしている。

・中国はキリスト教徒、仏教徒、イスラム教徒に対する新たな迫害を行おうとしている。

・過去10年間で、150人以上のチベットの僧侶が焼身自殺した。新疆ウイグル自治区では、100万人ものイスラム教徒のウイグル人を投獄し、24時間体制で思想改造を行っている。

・中国共産党は昨年から、中南米3カ国に対し、台湾との関係を断ち切り、中国を承認するよう説得している。これは台湾を中国の領土とする 「一つの中国政策」を遂行しようとする表れである。

・アメリカは中国の脅威に対して、世界史上最強の軍隊をさらに強化しようとしている。

・アメリカは、核兵器の近代化、新たに最先端の戦闘機や爆撃機を配備し、開発、新世代の航空母艦と軍艦を建造中。宇宙における米国の優位性を維持するために米国宇宙軍を設立するプロセスを開始する。

・アメリカが中国に最も高い関税をかけるのは、先進産業に対してである。

・アメリカは中国との自由で公正かつ互恵的な貿易政策を望んでいる。

・中国共産党は、米国企業、映画会社、大学、シンクタンク、学者、ジャーナリスト、地方、州、連邦当局者に報酬を与えたりして、支配しようとしている。

・中国が次の中間選挙に介入しようとしている。

・中国政府はデルタ航空に対し、同社のウェブサイトで台湾を「中華人民共和国の省」と呼んでいないことを公式に謝罪するよう強要した。

・中国政府は、ハリウッドが中国を絶対的に肯定的に描くよう要求している。応じないスタジオやプロデューサーは罰せられる。

・共産党は深く詮索しすぎた米国人ジャーナリストの中国人家族を脅し、拘禁した。また、米国のメディア機関のウェブサイトを遮断し、ジャーナリストビザを取得するのを困難にした。

・中国共産党が検閲するのは、メディアだけはなく、学界全体に対してでもある。

・アメリカの大学に在籍中の米、中国人の学生や大学が共産党の路線から外れた場合、中国の領事館や大使館に警告される。

・中国政府は、大学、シンクタンク、学者に寛大な資金を提供している。特に、中国の専門家たちは、彼らの研究結果が中国政府の主張と矛盾している場合、ビザ発給が遅れたり拒否されたりすることを知っている。

・「人間は現在しか見ないが、天は未来を見る」という古代中国の諺がある。将来に向け、決意と信仰を持って平和と繁栄の未来を追求しよう。

・・・・

木庵の反応
<「人間は現在しか見ないが、天は未来を見る」という中国の諺は、現在のアメリカの企業、それに日本の政治家たちのことを言っている。

米プロバスケットボール協会(NBA)の人気チームのゼネラルマネジャーによるデモ支持のツィートに対して、中国国営中央テレビは、中国で開催されたNBAのプレーシーズンマッチの放映を取り止めた。

米アップルは、香港でデモ隊の対する警察の弾圧が激化する中で、警官隊の位置を把握できる地図アプリの配信を停止した。ティファニーは、ネット用の広告写真(右目を隠した女性モデルのポーズ)を削除した。

現在の利益追求のため、中国に協力することは、この害悪な国が将来の世界を暗黒へと導くことへの協力に繋がることを考えようとしない。

日本の安倍政権もチベットやウイグル人への迫害を行っている中国のドン、習近平を来春国賓として招き、血で汚れた手を天皇と握手させようとしている。天皇に中国の人権迫害に協力させようとしているのである。

目先の利益に拘るのではなく、未来の人類の幸福のために行動をしようとする気がないのか。近視眼で、
動いているアメリカ企業に対して、ペンス氏は警鐘を鳴らしている。勇気ある発言であった。それとは対照的に、日本の政治家は黙っている。情けない。

安倍総理は中国のメディアに対して、「令和時代の新たな日中関係のスタートを告げる国賓訪問となることを期待している」と述べた。また、中国が建国70年を迎えたことに対し、「日本国民を代表してお祝いを申し上げたい」「両国経済は緊密なものとなっていると同時に、お互いがお互いを必要としている関係になっている」と述べている。

まったくペンス氏の演説とは真逆のことを言っている。呆れて開いた口が閉まらない。木庵>


写真:ペンス氏
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