酷暑の中、
セミが鳴いています。

きょうのお昼は
懐かしの日比谷松本楼に
行きました。
明治36年創業なんですね。

創業当時、夏目漱石や
高村光太郎、千恵子など、
多くの文人たちの憩いの場と
なったとか。

当時、シャレたお店で
『カレーを食べて
コーヒーを飲むのが
モダンボーイ、
モダンガールたちの
ハイカラな習慣』
だったそうです。


食通の文豪たちに愛され、
100年守られた伝統の味
「ハイカラビーフカレー」です。


玉ねぎの甘みと
バターの濃厚さ、
牛肉のほろほろとした触感。。。

コクとほんのりとした辛さの
バランスが絶妙です。


付け合わせに福神漬けが
ちょこっと添えられていて、
箸休めに嬉しいです。


暑さに負けないように。とか

デザートは別腹だし。とか

当時の文豪たちが食べたであろう
デザートを食べてみないと。とか

あれこれ自分に言い訳をして、
スイーツを注文してしまいましたヨ。

自分に甘々ですびっくり


それが、こちら。
「モボとモガの珈琲ゼリー」です。



コーヒーゼリーと
ムースの2層になっていて
甘さ控えめ、上品なスイーツでした。

遠い昔、
文豪たちもここでカレーを食べ
コーヒーを飲みながら、
木々の緑を眺めていたのでしょうか。。。


日比谷公園の豊かな緑が、
しばし暑さを忘れさせてくれました。