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の続き
成田空港から、どこかの空港を経由してフロリダ州“オーランド国際空港(だったかな?)”に到着。
いまでこそ長時間のフライトも慣れたけど、この頃はそもそも飛行機にあまり乗ったことがなくて…
人生初の長時間フライトで、緊張しながら飛行機に乗ったことを覚えている。
そして人生初のアメリカ大陸上陸。
昔ルアーフィッシング(ブラックバス)にハマっていた頃、『いつか行ってみたい』と思っていた憧れの地“フロリダ”。
ホテルから近くのジムまでは、徒歩20分ぐらいだったかな。
その途中、動く動物を発見‼︎
よく見ると野生のリスでした。
アメリカに着いて、割とすぐ試合にも出場。
TNAのリングにあがる26歳の内藤哲也。
いや、別に“いまは自信がない”と言っているわけではない。
いまも自信満々に入場し、自信満々に試合をしているけど、このころあった自信は…
まだ“挫折”や“大きな失敗”を経験していないからこそ持てる、根拠のない自信。
でもこれって、オレが思うにきっとこの時期にしか持つことの出来ないもの。
経験の浅い、若い選手にしか持つことのできないものだと思う。
それこそが、この時期のオレの最大の武器だった気がする。
(つづく)