午堂登紀雄さんの本、読んでよかった。
私は、好きな仕事をして自立している女性にずっと憧れていて、
そうなれていない自分をずっと認められずにいた。
友達が結婚したことについては特に嫉妬しないが、
出世したとかを聞くと、胸がザワザワしてしまう。
でも、37才にもなって、
自分が出世できそうな器でないことを、これでもかと思い知らされた。
思い通りに行かない現実に落ち込むけれど、一旦あきらめたら、心穏やかにいられるのではないか。
出世、認められること、性格、他人を変えること、再婚、、
私の場合、上記のことを、全て一旦あきらめよう。笑
よく考えたら、別に今の生活もまあまあ幸せだ。
日々の暮らしに困らないし、お気に入りのマンションに住んでいる。
モラハラの元夫とは別れて心を乱されることも減ったし、かわいい娘にも会えている。
安定した仕事もある。
同僚もみんないい人だ。
土日は暇だけど、無理して人と会うと疲れるからちょうどいいかもしれない。
大好きな趣味もあることだし。
孤独に強くなることも、成熟した大人に必要なことだ。
心が成熟してる人ほど、怒ったり感情を露わにすることが少ない。
そのほうが、常に穏やかに過ごせていいだろう。
中国でも、四十不惑というけれど、40才がそろそろ見えてきている今、
寂しいから週末の予定を全て埋めようとしたり、自分の実力不足を他人のせいにしたり、未熟な行動をしないよう、本当に気をつけようと思った。