昨年の年末に これからは
毎月1つ映画を見ようと決めまして。
 
12月は、月の満ち欠けを見て。
 
1月はミスチルのやつみて。(映画じゃないかもやけど)
 
2月は、これ、Dr.コト−診療所 見に行ってきました。
 
 
Dr.コト−診療所は、離島医療に従事することとなった医師が
離島に暮らす人々とかかわっていくなかで、
時には厳しい現実と向き合いながら医療に尽力をつくしていく姿や
そこで暮らす人々の、病気との向き合い方・家族との向き合い方
なんかをテーマに綴っていく作品。
 
テレビのシリーズは、
単純に、吉岡秀隆くんが好きで観てたんやけど。
 
今回この劇場版、ほんま、めちゃ良かった。
私のこれまで観てきた映画の中で
ベスト5に入るくらい良かった。
 
けれど、じゃ、他の4作品はなんですか?
って聞かれると、どの映画がベスト5なのかは
まったく答えられない。(なんで?)
 
 
テレビシリーズ観てなかった人でも大丈夫だと思う。
ぜひ、観てほしい。
 
医療従事者の人にも観てほしい。
わたしのようなエセ医療従事者でも
ほんま、それな、とかって思うこと多かったし。
 
いろんな場面が「ああ、そうだよなぁ」
って思わざるを得ない部分が多かった。
 
医療従事者じゃない人の感想もめちゃききたい。
どう思った?どう感じた?って。
 
今回、この映画って全体的に
ほんとにリアルだったなって思ったの。
映画だからでしょ?っていう大げさなとこが
あんまりなかったんじゃないかな、って。
 
ま、そういうこと。(どういうこと?)
 
 
 
医療系の作品って、別に劇場じゃなくても
ビデオ発売されてからでもよくね?
って普段なら思うんだけど、
この Dr.コト−診療所は 与那国島の自然豊かな絶景が
映画館の劇場ですごく気持ちよく映るんだよね。
これは、大きなスクリーンでみたい映画だわ、と思いました。
 
 
ほんま、すごい、内容的にも映像的にも
とても素晴らしい作品だった。
ドローン使って撮影してるんやろけど
ほんまにきれいやった!
 
 
この映画をみて、思ったのは
「誰かの犠牲によって何かが成り立ってる」
 
これは医療だけじゃなくて、どの世界にもあることで。
それは良くない、と思いながらも
結局、わたしたちは 誰かの善意に頼ってる。
そうして、世界は廻ってる。
 
そして、私が犠牲になればっていうか
私がちょっと頑張れば、なんとかなるんじゃないか?
って思ってやってることは
本当にそれは善意なんだろうか?とか思った。
 
なんか、いろいろ考えさせられる映画だった。
 
 
もう、続編はないんだろうけど
願わくば、あと6年後、いや8年後、
うーん、10年後15年後の
「続々:Dr.コト−診療所」観てみたいな。
 
剛洋(たけひろ)っ!
10年後ももう一回 たのむよっ!
富岡涼さん、10年後、もう一回頼みますっ!
 
 
たいへん、よろしゅうござる映画でございました。