動き出したストーリーは
以前書いたように
「何をしないか」
を決めることから始めました。
でも一つ改めて感じたのは
「しない」という選択は
できることの上にあるべきだということ。
知識を持った上で「必要ない」と選択することと
知識を持たず「必要ない」と選択することは
その意味もその先の展開も変わってきます。
様々な展開は「必要ない」と思うことの
代わりとなるものが確信的にあることで広がり、
その確信が持てるのは基盤となる知識があってこそ。
私達の仕事が多様化をされていくことで
ネイリストとして様々な個性のもと
輝けることを願っています。
でも忘れないで欲しいと思うのは
私達はお客様の身体の一部を扱っているということ。
プロとして「技術力がなくても良い」という選択だけは
選ばないで欲しいと強く願うばかりです。
遠回りは誰だってしたくない。
でもそれが本当にただの遠回りなのか
必要な遠回りなのか。
必要な遠回り。
その苦労がネイリストとしてずっと
支えてくれるものになるのだと思います。