夜のすがわら(春編) | 南三陸町と、『名前負け』するブロガーの日常

南三陸町と、『名前負け』するブロガーの日常

宮城県南三陸町。

大震災からの復旧・復興期を迎えている今、
町はかつての面影を失いつつあります。

そして人々の記憶も失われていくもの。

将来、思い出の補完の一助となれば…。

その願いをもって、私は町を訪れています。

( ;谷)。oO(הללויה)

友人たちと夜の“すがわら”にお邪魔しました。

3,000円(税抜)のコース。お酒は別会計で。

基本的に巨匠のおまかせです。

いやがうえにも期待は高まります…!

 

取り敢えず乾杯…!!

 

旬のしらすと梅肉の和え物です。

魚の生臭さは一切なし。大根おろしが絶妙にしらすと

梅肉をマッチングさせています。

 

初鰹のお刺身。今年初めていただきました。

脂がのっていて美味です。生姜もいいアクセント。

 

銀鮭の山椒焼き。

身が美味しいのは言うまでもなく、皮もパリッと

していて最高です。残す部位がありませんでした。

私はこの手の焼き魚に目がありません。

 

しらすと野菜のかき揚げ。

意外と食べ応えがあり、ほんのり塩味がいい感じです。

酔っていたせいか野菜は玉ねぎしか確認できず(笑)。

 

箸休めのピクルス。

きゅうり、生姜。

そしてトマトには驚かされました。

まったく青臭さがありません。

トマトが苦手な私も完食です。

 

メニューに“日本酒はおたずね下さい”とありました。

ワシ「おたずねします!!美味しい日本酒どれ?」

面倒な客全開です。心安い巨匠の店だから出来ること。

それにしてもお猪口が見事です。写真は紫式部。

お酒もお猪口も口当たりがいいので、お酒が進む進む。

 

筍ご飯。

しっかりとお出汁がきいています。

筍の歯応えが美味しさを一層引き立てます。

私も一回り上のおじさんも三杯食べました。

 

そして圧巻だったのはデザートのプリンです。

カラメルはほろ苦く、本体は素晴らしい滑らかさ。

この滑らかさが言葉ではうまく表現出来ません。

そして気泡の一つも見当たらない見た目の美しさ。

ワシ「これ凄い!どこのデパートから仕入れたの?」

巨匠「全て手作りです」

勿論わかってはいましたが一蹴されました(笑)。

 

※当ブログでのみ顔出しNGの巨匠

 

何よりも凄いと思うのは、ちゃんと季節のものを取り

入れているので、同じ金額のコースでも時期によって

全く違うメニューになることです。

巨匠は「そんなの当たり前です」と言うでしょうが、

一品も被らないのはやはり凄い。

お客様がいらっしゃっても安心してお連れできるお店

です。今回紹介したのは3,000円のコースですが、

ナイキセンパイ補正が働いている可能性がありますので

あくまでもご参考まで…(笑)。