新聞広告を見て

是非読みたい、と思った。

で、図書館にリクエストを出すと

100人以上待ち!

 

本が手元に届いたのは

あの、病気の連続で大変だった2月。

でも、次の人が待っているから

何としても期限内に読まねば。

げ~、となりながら読んだ。

 

こんなに滋賀滋賀して良いのでしょうか、と言いたくなるほど

滋賀色満載で

滋賀を詳しく知らない人にも是非勧めたい。

滋賀がストーリーの地元になるなんてめったにない。

私はかつて20代の頃

「将来は滋賀に住みたいな~」と思っていたが

その頃を懐かしみながら、かつ笑いながら読んだ。

 

読みながら、主人公はたいそう変わっていて

ちょっと自分と共通した物を感じた。

但し主人公は膳所高(ぜぜこう)に入学するので

私は到底こんなに成績優秀ではなかった。

(膳所校は、滋賀では有数の進学校で、

滋賀出身で医学部に入ってくる人は

私の時代はだいたい膳所高卒)

その他の部分においては自分にもあるなあ~と

とても理解できる変人ぶりであった。

 

これからも、もっと地方色豊かな小説が

出ればいいのに、と思いつつ楽しんだ。