昨年末から酵素風呂に通い始めた。


主治医のところで、食事療法のカウンセラーさんから、体を温めるのに岩盤浴を勧められていて、
通えるところを探していたら、最寄り駅の近くに酵素風呂を見つけた。


酵素風呂も全身温まって良さそうだなぁと検討していると、
You Tubeやネットのがんサバイバーの中にも、酵素風呂に通っていた人がいるという情報が目につくようになってきた。


ほほぅ、じゃあ酵素風呂に行ってみよう、ということで私も通い始めた。


お店にはお客さんの感想が貼り出されていて、その中には、
「ガンの転移がなくなった」
「抗がん剤の副作用がなかった」
というのもあったから、がん治療との相性は良さそうね。


初回は拍子抜けするほど汗が出なかったけど、2回目からは顔中からジワーッと出るようになり、
シャワーの後もしばらく体がポカポカするようになった。


昨年末からまだ数回だけど、とても気持ちよくて気に入ったので、すぐに回数券を購入。



そう、行く気はある。
とっても、ある。

行けば体調もよくなる。
家からも近い。



しかし、それでも支度して、行って帰ってきて何時間で、
意外と着替えとシャワーがキツいんだよなぁなどと考えているうちに、
出掛けるのが億劫になってしまい、
一日、また一日と行くタイミングを逃しがち。


行きたいな、と思ったら、
すぐにエイヤッと予約しないと行かないね。



それで今朝は、起きたら寝ぐせが近藤真彦みたいになってて、

ああもうこれは時間をかけて直すより酵素風呂に行ってしまおう、という謎の機序が働いて、
午前中早々に行ってきた。


行けば、来て良かったと思うのだよ。



もし、がん治療中で、酵素風呂を迷ってる人がいるなら、一度は行ってみてもいいんじゃないかな。



米糠の独特なにおいはある。
お店を出たあとも、ふとした瞬間に自分の体からフワッと香ることがある。
私は嫌いなにおいではないけど、気になる人はいるかもね。


あと、私は上半身に痛みがあるから、横になったり起き上がったりする動作がちょっと辛い。
米糠はフカフカなのもあいまって、手足を取られてなかなか起き上がれなくて、
ダンゴムシが悶えるようにひとしきりジタバタしないと糠槽から出られないのが若干困ってる。


酵素風呂も温泉みたいに、入った後はポーッとだるくなるので、
酵素風呂の後には予定を入れないようにして、帰宅してお昼寝することにしてる。



あ、それも予約を入れづらい理由か。

何かやらなきゃいけないことがあると、酵素風呂は後回しにしちゃうんだ。

今気づいたわ。

でも私が今、本当にその日にやらなきゃいけないことって、実はあんまりないはずなんだよね。
たいがい私が一人でアレもコレもと焦ってるだけで。


そんなつまらないことよりも、
 が酵素風呂を欲しているならば、そっちを優先しよう。



今日はお店で段差を踏み外して、腰・背骨・脳天までかなりの衝撃が走ったし、
「わあっ」って叫んじゃったし、
叫んだことにビックリして笑いが止まらなくなったし、
すごい厄落としになった気がする。

新年早々縁起がいいねってことで、粛々と通い続けようと思います。