心を改め受験勉強に専念していました。
自業自得なのですが、大幅に遅れをとっていました。
希望の大学への合格は絶望的でしたが、
全力投球しました。

その頃アルバイト先で知り合った子に恋をしました。
僕と同い年…大学の一年生でした。
男性と付き合ったこともないという、
田舎から出て来たばかりのピュアな女の子でした。
受験勉強のさなか、たまにお茶したり、食事をしたり、
いろいろ励ましてもらい元気をもらいました。
この女の子が今の僕の妻となる人でした。

恋もし、アルバイトもし、正直、なめた受験生でした。
当然希望校には合格出来ませんでした。
ですが、この希望校に合格出来なかったことが、
怪我の功名と言うべきか、負け惜しみとも言うべきか、
僕にとっては良い結果を生むことになるのでした…

人間万事塞翁が馬…

どこでどういう道が開けるかわからないものです…
兵法と同じで、人生も時と場、人との関わりの中で
流れのようなものを見極めて動くことこそ、
最も大切なことなのかもしれません…

結局、僕は某デザイン専門学校の夜学に入学しました。
昼間部はそこそこ難関の学校でしたが、
夜間部は倍率も比較的低かったので無事合格出来ました。
金ない、コネない、学歴ない…
ないものづくしの僕に、いばらの道が待っていました。