ティラノストーリーをプラグインする | 乙女ゲームを作りたいけど絶望的に絵が描けない。

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そんな私が奮闘するブログです。

ティラノビルダーにティラノストーリーをプラグインとして使ってみているので、自分用のメモも兼ねて詳しく書いておこうと思います。

 

まずは公式さんからダウンロード。もちろんティラノストーリー単体でも充分すぎるほどに遊べますが、私は現在プラグインで使用させて頂いています。

公式ページに詳しい手順が載っているので、導入も簡単だと思います。

dataフォルダの中のothersフォルダの中のpluginフォルダを開くと、chat_storyというフォルダがあります。これを、ティラノビルダーで作っているゲームデータの、data/others/pluginというフォルダにフォルダごと入れます。

導入はなんとこれだけ、簡単…!

これで、ティラノビルダー内で、ティラノストーリーのタグが使えるようになります。

 

チャットを表示させたい部分に[plugin name="chat_story"]というタグを入れると、その場所でチャットが表示されるようになります。

[image]タグや[chat_config]タグで、レイアウトやコンフィグを設定できるので、こちらもセットで書くことになると思います。

そして、表示させたいチャットやアイコンを設定していきます。

 

私はトップ画面に設置し、時間経過で特定のキャラがぴょこぴょこ独り言をしゃべっているような状態にしています。

こちらを、時間がランダム、台詞もランダム、と乱数を使用して表示させています。

[chat_talk pos="left" text="&f.変数名[f.数字用の変数]" face="アイコン画像" se="チャットが出た時に音が鳴る"]

こんな感じのタグを使っています。

ここのランダムには、「変数の配列」というものを使用してみました。こちらはwikiに色々と載っています。

[eval exp="f.変数名=['パターン0','パターン1','パターン2','パターン3']"]というタグを使うと、変数に配列の設定ができます。このパターン0、1、2、3のところに、それぞれ0、1、2、3と配列番号というのが割り振られています。

このパターンをランダムで引き出して、チャットに表示させたいので、乱数を決めるタグを使います。

[iscript]
f.数字用の変数 = Math.floor( Math.random() * 3) + 1
[endscript]

これで、「f.数字用の変数」に1~3のランダムな数字が入ります。ここで0からにする方法が分からなかったので、配列のパターン0とパターン1を同じものにして、1以上の数字で対応できるようにしています。ランダムの整数は0を使えるんでしょうか?(´・ω・`)

この乱数タグを通って、配列の数字をランダムに決め、会話パターンをランダムに引き出す、という方法にしています。ひとりで調べてやっているので強引なやり方なのかもしれませんが…。

 

通常は、画面クリックでチャットが進むものです。私はここに[wait]タグを使って、時間経過で勝手に表示されていくようにしています。

今のところ正常に動いてくれているので、色んな遊び方ができる便利なツールだな~はぇ~と感動しながら使っています。

 

変数の説明みたいになってしまいましたが、これだけがちゃがちゃに変数やらifやらを使っていてもするする動いてくれているので、本当に汎用性の高いすごいツールだなぁと思います。

私も上手く使いこなして、楽しいゲームが作れるように頑張りたいと思います。いつも素敵なツールを使わせて頂いて感謝感謝です!