今朝シャワーを浴びていたら
ふと、気がついたんですよね。
私、すっごくプロフェッショナルな
妻であり、ママなんじゃない?
これね、
私が収入のある妻とかママとか
そういうことを言っているんじゃないんです。
私は
プロの妻であり、ママなんです!
って言えるな、
って感じたということ。
これが、
私にはびっくりするほどの進歩というか、
世紀の大発見だったんですよね〜!
写真:いつもはiPhoneだけど、これは一眼レフで撮影。
やっぱりスピード命のときは、一眼に敵うものなし!
私は2006年に結婚して、
その時夫が住んでいたグアムに移住し、
2015年に帰国したんですが、
夫婦そろって30代という働き盛りの時期を
日本を離れて南の島で過ごしていたので、
ゼロから日本での生活を始めるのは
ほんと〜に、ほんと〜に、ほんと〜に!
大変だったんですね。
私は帰国してから
夫とふたりで起業することが希望でしたが、
夫はやっぱり一家の大黒柱として、
毎月きちんと生活費を入れられるように
就職するべきだと、
都内の会社に通勤するようになりました。
茅ヶ崎から青山まで通う夫の移動時間
往復で3時間以上…。
私からすると、
働いてもおらず、
家族ともいられない
空白の3時間…
朝早くから夜まで夫がいないことで、
日本での生活にまだ慣れていない
2歳の娘のこともあり、
私は家事と育児以外のことは
ほとんどできない…
写真:大地宅配さんでオーガニックの甘夏がたくさん手に入ったので、
爽やかな甘夏ゼリーを作りました♥ 写真はiPhoneで撮影。
グアムではスケジュールをコントロールしながら
出産後もフォトグラファーとして活動していて、
ママと写真家の顔を両立していましたが、
帰国して、
絶対にひとに会わなければお仕事できない
フォトグラファーという職業柄、
まったく新しい土地で
お仕事をゼロからスタートしなければいけないのに、
そのための時間も気力も、
信じられないくらいないのです…。
自分で自分の生き方が決められない。
そんなの私じゃない!って
日々ムクムクとストレスが募っていきました。
だからすごく仲のいい夫婦だったのに、
なんだかどんどん言葉にトゲが含まれ、
ちょっとした言い争いが増え…
結果、
夫は都内の会社を離れ、
私と一緒に起業することに。
そうすると今度はモクモクと
別の不満があふれてくる…。
なんで
夫も私も同じ立場で
同じ形で働いているのに、
私だけ家事や育児をこなさなければいけないの?
もうこうなると不平不満が止まらず、
今まで誰かとこんなに言い争ったことない!
というほど喧嘩することも…。
喧嘩をして、
想いを伝えて、
家事や育児の分担を
何度も何度も見直して。
そうして1年以上をかけて、
夫も私と同じくらい
家事や育児をできるようになりました。
今年の春くらいからは
それがとてもうまく行き出して、
夫が朝早いとか夜遅いときは私が、
逆のときは夫が家事と育児をこなし、
娘の託児時間外のお仕事やミーティングも
ある程度行かれるようになってきました。
あ、私たちのこの形、
この感じがいいかも!
すごくそう感じていました。
でも、
夫とふたりで、
家事も育児もこなせているんだけれど、
あともうひとつ何かが足りない…。
それはね。
家族とおいしいお食事がしたいから、
ゆっくりとごはんが作りたい。
お掃除や後片付けの苦手な夫が
がんばっていろいろこなしてくれているのに、
もう少しきれいにしてほしいとか
いろいろ文句を言うくらいなら
自分でやりたい。
娘にもっといろいろなことを経験させてあげて、
その一瞬一瞬を写真に残していきたい!
そういう私の想いを
少し置き去りにしてしまっていたんですよね。
それで私のお仕事に充てる時間を、
少しおうちのことをすることに
振り分けてみたんです。
写真:醤油麹、塩麹は手作りが定番のわが家ですが、今回は4歳の娘に手伝ってもらって♥
「あま〜い香りがする〜!」と言いながら、何度も匂いを嗅いでいました(笑)。
ゆっくり丁寧にごはんをつくる。
娘との時間をのんびりたのしむ。
心をこめて家のことをしてみる。
そうしたらね、
不思議なことに、
とってもハッピーなのです。
実際に起きている事実は、
夫の方が私よりたくさん働いて、
私の方が夫よりたくさん家事をする。
1年前は、
この事実がもうどうしようもなく嫌で、
イヤでイヤでイヤで仕方なかったけど、
今は、
心から楽しめたり、
家のことにプロ意識を感じられるように。
それでどうしてなのかな、
って考えてみてわかったことがあります。
「誰のおかげで生活できると思っているんだ!」
なんて言い放つ男性は
少しずつ減ってきているかもしれませんが、
それでも主婦や、はたらく妻が、
収入がない、または夫より稼いでいないと、
夫に家のことを頼んだりしにくいというのは、
やっぱりあると思うんですよね。
グアム時代の私も、
やっぱりそう思っていましたから。
(ただ子どもがいないときは、
自分が我慢したり頑張ることができたので、
夫とはとてもうまくいっていたけど…)
でも本当は、
お金を作るという行為と
子育てを含む家のことをする行為は、
両方とも等しくお仕事であり、
お志事なんですよね。
だから単にそれをどういう割合で
分担するのかということなだけ。
だから、
夫も私も、
それぞれにプロフェッショナルなのです!
(もちろんこれにアウトソーシングをいれることもできますね)
私は料理研究家になれるほどお料理上手じゃない。
(食べるの大好きなので、食べたいものは作るのだけど!)
お掃除はアウトソーシングできたらうれしいなと
正直時々思ってしまう。
こどもと遊ぶのは恐らく夫の方が上手!
(こどもの写真を撮らせたら私は天下一品だけどね(笑)!)
それでも私は家のことのプロなのです!
何が言いたいかというと、
私はプロの妻です!
私はプロのママです!
って言った者勝ちなんじゃない?
ということ。
あなたが堂々としていれば、
彼もきっと変わってきますよ!
写真:娘の初めてのお正月。初日の出を見に行って、三脚を立てて一生懸命撮ったファミリーフォト♪
最近、私が家のことを増やしていて、
夫がお金を作るためのお仕事に使う時間を
増やせるようにしているのですが、
そうすると、
一度家事をしていたことがある夫から
ものすご〜く感謝されます(笑)。
そして改めて、
私がやるとすごいなと思うみたい。
私はわたしで、
家族を支えるために働くという経験をして、
いろいろなことを感じ味わうことができたので、
夫の気持ちがわかるようになりました。
なので、
お互いにありがとうの言葉と、
すごい〜!っていう
相手への尊敬の言葉が
増えています♥
写真:2年前の梅と、今年の梅。梅酒の味はどう変わるかな。 写真はiPhoneで撮影。
帰国してから最近までの2年間は、
“家族のために生きる”
わたしだったな〜って思います。
↑↑↑やっぱりしいたけさん、見てました?🤣
まさに、
家族のために、はたらく。
家族のために、家のことをする。
それが私はいろいろ経験することで、
同じことであっても、
自分のためにできるようになりました。
自分がハッピーだと感じるから、
自分がやりたいから、やる。
主導権は夫でも、
誰か、または何か別のものでもなくて、
あくまでも自分にある。
お金を稼いでいるかどうかではなく、
自分のためにしているかどうかが、
プロかそうでないかの違いだと思うのです。
だって、
例えば自分は働きたくないけど、
家族を食べさせるために働いている保育士さんに、
自分のこどもを預けたいと思いますか?
自分はあんまりやる気がないんだけど、
写真がうまいと言われるから
とりあえず写真撮っています
っていうフォトグラファーに
大切な記念日フォトを撮ってもらいたいですか?
答えは多分、NOですよね。
だから、
自分のためにいろいろなことをしてみてください。
どうしても自分のためにできないなら、
夫でもアウトソーシングでもしたらいいと思います。
自分がやりたいから、やる。
ママはプロフェッショナル宣言!
皆さんもぜひ試してみてくださいね!
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