本当の自分について
考えたことがありますか?
多かれ少なかれ、
私って誰なんだろう?
と考えたこと、
あるのではないでしょうか?
そしてこの哲学的ともいえる問いに対して、
ぴったりとした答えが見つかることは
恐らくあまりなくて、
なんとなくよくわからないままに
いつもの生活に戻ってしまうことが
多いのではないでしょうか?
本当の自分を探検して行くと、
矛盾しているように見える
相反する自分や、
自分では認めたくない自分を
見つけることがあると思います。
だから
自分について
とことん考えられる人は、
真に勇気のある探検家です。
愛を持って、
忍耐強く、
好奇心を持って、
寛容に、
自分と向き合える人です。
でもこの探検は、
時に自信喪失させるほど難易度が高く、
深い森の中で
永遠に出られないと感じられるほど、
途方にくれる旅で、
孤独を感じ、
逃げ出したくなるものかもしれません。
あなたが本当の自分や
自分の意見だと
思っていたものは、
実は身近な大切な誰かや、
学校や社会からの
教えや常識かもしれません。
そうした他から与えられた意見を
自分の意見として取り入れる時、
あなたは本当にそこに
自分らしさを感じるでしょうか?
トレンドだからとか、
誰かが着ていて素敵だったから
買ってみたお洋服が、
家で着てみると
なんだかあまりしっくり来ないことって
ありますよね。
実は何か違うと感じつつも、
他の意見に聞く耳を持てる、
理性的で分別のある自分を装ったり、
失敗した時に責任転嫁できるように、
伏線を張っていないでしょうか?
特に家族や信頼している人の意見には
できれば耳を傾け、
良いことは取り入れたいと
思いますよね。
でもあなた以外に
誰もあなたの人生を歩むことは
できません。
例えどんなにあなたを愛してくれていても、
あなたのことは
あなた自身が
自分で感じて決めるしか
ありません。
周りがあなたに良かれと思って
言ってくれること。
あなたが
これは聞き入れるべきことに
違いないと思うこと。
それらは本当に
あなたにとって良いことなのでしょうか?
ではそもそも
《あなたにとって良いこと》って
なんなのでしょう?
ハリー・パルマーが言っています。
大切なかぼちゃを雨風から守るため、
あなたはかぼちゃを
大きな壺の中に入れて育て続けました。
かぼちゃはどんどん成長し、
とうとう壺と同じくらいの大きさに
なりましたが、
かぼちゃを守るはずの壺が邪魔で、
さらに大きくなることができません。
そこでそのかぼちゃは
大きくなるのをやめてしまいました。
かぼちゃはあなた自身で、
壺が、あなたや周りの人や社会などが、
あなたを守るために与えた考えです。
これまでは
壺の中にいると心地よく、
安心に感じられたかもしれませんが、
あなたがもっと大きく成長したいなら、
あなたはあなたを守ってくれていた
サイズの合わなくなったその壺を、
壊さなくてはなりません。
そのことは
再びこれから風雨にさらされることを
意味しているように思われ、
とても勇気のいることかもしれません。
でもひとたび壺を壊してしまえば、
あなたは再び自由にのびのびと
成長を続けることができるんです。
だから
今なんとなく自分の人生を
生きていると思えない人や、
何かを変えたいと思っている人、
自分はまだこれからだと
感じる人、
あとちょっとで、
辛い状況を抜けられる
はずなのに、
どうしたらいいかわからない人は、
12月31日から1月8日まで、
東京で意識の探求プログラムが
開催されますので、
是非ご連絡くださいね。
次回は例を挙げながら、
自分ととことん向き合う旅について
お話します!