音譜ブログへのご訪問ありがとうございます音譜

 

伊藤なほ未です!

GWいかがお過ごしでしょうか爆笑



GWだから・・・

と言うわけじゃないのですが

最近小説を読みましたひらめき電球


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辻村深月さんの

本凍りのくじら と

本冷たい校舎の時は止まる(上下)) 

ですひらめき電球

 

辻村深月さんは

”青春ミステリー小説”に

分類される作家さん。

 

分かりやすい代表作は

この春放映された(まだ放映中かな?)

映画版のドラえもんを

手がけた方でもあります上差し



小説が読みたい気分の時に

王様のブランチで著者が紹介されていたので

今回、手にとってみましたひらめき電球

 

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まず購入したのが

「凍りのくじら」。

こちらを1日半で読破。


 

さらっとして読みやすいのは

おそらく辻村さんの本の特徴

1日半で読み終わりました。



私の好みの文体と世界観で

サクサク読めます音譜



(ミステリーなのに文体が軽めです)

 


【凍りのくじら】は

【冷たい校舎の時は止まる】に比べて

ミステリー色も強すぎず

”青春”の方が強く描かれたいたのも

さらっと読みやすかった要素でもあります

 

 

読んでみて、まず感じたのは

辻村深月さんの作品は

進学校に通ってた人が読むと

すごく情景を理解できるんじゃないか。

と思ったこと。


 

凍りのくじらでは

主人公の理帆子が進学校に通っていて

・他校の遊び仲間との学力差を内心感じていて本音を話さない感じとか

・理帆子の元彼(彼も頭は良い)が、偏差値が良いからゆえに自己顕示欲が強く、それが仇となり落ちていく様とか

 

私自身が進学校の高校に通っていたので

かなりリアルに想像することができましたひらめき電球

 


作品としては

高校生ならでの葛藤と

家族愛の両方を描いた作品で


ミステリーだけど爽やかな作品。

しっかり家族愛を感じて

物語が終わります音譜



この本はミステリーよりも

青春小説の要素の方が多いので

そういうのが好きな人は読んだや

楽しめると思いますチョキ

 



進学校に通ってた人は

物語の背景をリアルにイメージしやすいと思う

と書いたけど

 


私は主人公のように

中学の時すごく考え方がひねくれてて(苦笑)

自分の成績が良かったもんだから

内心「みんなバカばっか」って

思っていた時期があったんですよね爆弾爆弾爆弾

 


今思うと、

すんごい嫌なやつだけど汗

その時は本気でそう思ってました。

 

 

高校に入って

・自分より”出来る”人がたくさん居たことや

・世界が広くなったことで

成績(偏差値)だけじゃない!と

思うようになったけど

うっかりもっと頭の出来が良くて

高校でもトップクラスで

大学も当たり前のように優秀な大学へ進んでいたら・・・

今も「世の中バカばっか」と思ってたかもしれない。


(そう思うとゾッとするw)

 

 

そんな私の事情も含めて

凍りのくじらは面白い本でした。

 

 

そして

凍りのくじらが面白かったから

他のも読んでみよう、と思い

買ってみたのが

冷たい校舎の時は止まる(上下)

下矢印下矢印下矢印

 

 

漫画版もあるみたいだから

本が苦手な人は

漫画で読んでも面白いと思います!!

 

本を読みながら

漫画化された理由が分かる!と思いました。 グッド!


漫画だけでなく

実写映画にしても面白そう。

それくらいキャラクターに個性があり

ストーリーが複雑なお話でした。

 

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こちらの方が

「凍りのくじら」よりも

ミステリー色が強い話で、

 


・”同級生が自殺した”ところから物語も始まり

 

・雪が降る日に8人の生徒が学校に閉じ込められ


・人もどんどん死んでいくアセアセ

 

さらに

・同級生が自殺したはずなのに、誰が自殺したのか、閉じ込められた8人は思い出せない

 

というストーリーで

しっかり、どっぷり

ミステリー作品です!!

 

 

こちらも

凍りのくじら同様、進学校が舞台。

 


凍りのくじらの時にも

「進学校に通ってた人が読むと背景が分かりやすい」と書いたけど

 

こちらも同じく

センター試験、入試に向けての忙しい時期に

こんな目(校舎に閉じ込められる)に遭い、

 

 

閉じ込められた事への解決の他に

8人のそれぞれの

人生だったり

進路の問題が語られていく

のですひらめき電球

 

 

最初、

物語は

閉じ込められた8人の中の誰かが

思い出せない自殺者なんじゃないか?

と進んでいくんだけど

 

仲良しだった8人の誰かが

自殺したのであれば

忘れるわけがない

ということに気がつくんですよねひらめき電球


 

(で、そこからストーリーがさらに展開していきます)

 

 

この本を読んでる時に

ふっと

あることを思いだしたんです。

 

 

私も高3の時に

違うクラスの同級生が転落死で死亡していたんです。



正直、もう何年も忘れていましたが

この話を読んで

10年ぶりくらいに思い出しました。




自殺ではなく

事故だったと聞いたけれど

転落死なので

実際のところはどっちだったのかは不明です。


(学校側はなるべくこの件は触れない方向で収めていた)

 



同じクラスじゃなかったこともあり

(3年間、一度も同じクラスになってない)

この本を読むまで

同級生が亡くなった事実を忘れていました。



あぁ、忘れるものなんだな

という実感と、、、



10数年経った今ではなく、

 


亡くなった翌々日の学校の情景も思い出したんです。



亡くなった次の日(亡くなった事が生徒に伝えられた日)に

私はたまたま欠席していて

友達からのメールで

その事実を知りました。

だから

亡くなったことが知らされたその日に

学校やクラスが

どんな状況だったのかは分からないのだけど


亡くなった翌々日に私が登校した時には


私のクラスは平常通りで

悲しむ雰囲気も、

暗い雰囲気もなくて

そっちに驚いたことを覚えています。


 

あまりに普通だったので

そばにいた同じクラスの男子に

「ねぇ、昨日私は休みだったけど、

   ビックリすること起きたんだよね?

   なんでこんなに普通なの?」

と聞いたことだけは

すごく覚えています。

 

 

人が一人死んでも

こんなに普通なのか?

とビックリしたんです。



進学校だったこと。

(物語の学校ほどではないけど、早慶上智国公立、MARCHに100名くらい進学するような高校でした)



受験シーズン真っ只中に、

転落死で亡くなった同級生がいたこと



その事実を気に留めていない生徒が多かったこと

(忘れる事が出来ること)



そんな事が

本の内容と重なって

なんだか、変にリアルに、

状況を思い描けるのでした。



ちなみに・・・

物語の最後は、


自殺してしまった生徒のことを

きちんと忘れずに生きていく事が

決意されていますひらめき電球



ミステリーでありながら

読後感の爽やかさもありますので

安心して読んでくださいね



そして
私の同級生も、、、、

彼と仲の良かった友人たちは
卒業後も命日にはお墓参りをしている、と
大学生の頃、耳にしました。


それから10年くらい経ったわけですが、、、
友人たちが今も
彼のお墓参りを続けていることを祈ります。




と、本の感想とは

少し逸れてしまいましたが

読んだ本の紹介でした。



ミステリーが好きな方、

青春ものが好きな方、

いつもと違う小説を読んでみたい方。



手にとってみてくださいね!

読みやすく、なおかつ、読み応えのある

小説ですよチョキ




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