エジプト・ルクソール・王家の谷へ。 | Nahoko Sugiyama, A Dancer in New York

エジプト・ルクソール・王家の谷へ。

ルクソールはナイル川を挟み東と西に分かれています。


古代エジプトでは、太陽が昇る東岸は生の地域として、太陽が沈む西岸は死の地域とされ(太陽が沈む西方を黄泉の国(死後の世界)と考えていた為)、生前にまつわる神殿などは東に、死後にまつわる墓などは西に建設されました。


東岸にはカルナック神殿、ルクソール神殿があり、住宅、レストラン、スーパー、電車の駅なども集まり人々の生活で溢れています。


西岸は「死者の都」と呼ばれ、王家の谷、王妃の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿、メムノンの巨像などがあります。


今回は、上記4箇所をドライバーの方に連れていって頂きました。


朝7時にホテルに迎えにきてくれて、4箇所を周りホテルに連れて帰ってくれて25ドル。


観光中に出会うドライバー達に西側への観光を提案されることがあります。

値段は様々で、1人30ドルという人もいれば、私達のドライバーみたいに4人で25ドルという人もいます。

私達のドライバーは人柄もよく、車も綺麗でしたので彼にお願い出来て良かったです。


王家の谷に到着。



ビジター入場券(750エジプシャンポンド)を購入。

入り口からお墓の位置まで歩くと距離があるので、カートが便利です(別料金で20エジプシャンポンド)。


※1ポンド30円


入場券は墓に入る時に見せるのでなくさないように。


王家の谷から64の墓が発見されています。


ツタンカーメン王のお墓へ。(No.62は62番目に発見)


入り口にQRコードがあり、別料金(750エジプシャンポンド)を支払います(事前にオンライン購入も可)。



階段を降り、前室を通ると右側に玄室があります。


玄室とは王の遺体(ミイラ)を安置する場所。


見下ろすと小さな部屋の真ん中に石の棺がありました。



壁には右から時間をおって葬列、埋葬、死後の様子が描かれており、ツタンカーメン王が冥府の神々と再会する場面、死後に永遠の命を得るための儀式、神々により死後の世界へ案内される様子なども含まれいます。


描かれている神々はオシリス神、イシス神、ホルス神、ツタンカーメン王の守護神とされるアヌビス神。


壁画には、これらの神々の助けを受け、王の死後、冥界での旅が円滑に進み、永遠の命を得られるようにという願いが込められているそうです。

前室の左側にツタンカーメンのミイラが安置されています。


私は写真を撮るのを控えましたが、係員の人が1人居て、私の友人に「写真を撮ってあげる」と近寄り、友人とミイラを一生懸命に色々な角度から撮影していました。

その後は、お決まりにチップを要求してきます(国家公務員なのにね。笑)。


ラムセス9世のお墓はツタンカーメン王のお墓よりも広々として豪華でした。


壁と天井に美しいヒエログリフやレリーフが描かれています。






神話的な場面や墓の主であるラムセス9世の功績や、死後の旅に関する教えが記されているそうです。



玄室までが長く、豊かな色彩がしっかりと残っています。



玄室などの写真はありません。

撮らなかったのかな?!


続く。。。

☆⭐︎Nahoko Sugiyama⭐︎☆

YouTube Channel


 

Kirakirabelly オンラインストア

シルクベール販売のご案内🔻


ビックフラッター・ビックファンベール販売のご案内🔻 

 

人生・旅・美のお供



受付中


パフォーマンス・ワークショップ・

プライベートレッスンご依頼


- その他、ご質問・ご要望などございましたら下記メールアドレスまで。


メールアドレス

nahokodance【at】gmail.com(atを@に変更下さい)