衣装とは・・・♡
私が初めてオリエンタルダンスを学んだ場所は小松芳アラビア舞踊団です。
小松先生は、発表会などでお客様に見ていただく限りは、たとえ生徒でもしっかりとした衣装を着なさいという教えでした。
その当時は今のように手頃な値段で簡易な作りの衣装がなかったこともありますが、私達は生徒の頃から皆んなしっかりとした(値段も・・・)衣装を着ていました。
そして、その言葉通りに、小松先生の衣装はオーダーメイドでいつも豪華で美しいものを着ていらっしゃいました。
先生のトルコにあるBellaというブランドのオーダーメイドの衣装が本当にいつも美しくて。。。
とても前のことになりますが、私もいつか作る!と思い、トルコまで行き3着作りました♡
また、私がショーダンサーのオーデションに受かった時、小松先生が更に衣装について仰ったことに妙に納得したこともあり、しっかりとした衣装という教えをずっと守ってきました。
小松先生:踊りがまだまだの貴女達がお客さんの前で踊らせて頂ける。
せめて、一流の衣装を着て、お客さんにどこかしら見て満足して頂ける所を提供すること。
でも踊りも頑張ってよ〜!!!
お客さんの前で踊らせて頂けるのは嬉しいが、踊りはもっともっと上手にならなくてはいけないけれど、すぐに身に付けられる一流なものは衣装だから、とにかく一流の衣装の力を真っ先に借りよう。と私は思いました。
どこかしら見られる所=衣装って言われたら、確かにって納得。。。
説得力がありすぎました(笑)
今ではこの教えにとても感謝しています。
新米ダンサーの時から一流の衣装を着ていたので、それが普通という感覚になり、衣装に着られるのではなく着こなすダンサーになりたいと思い、一流の衣装に見合うダンサーになる=踊りも一流を目指すということが当たり前になったからです。
そして、今があります❤︎
その後、次第にデザイナーが既にデザインした衣装ではなく、自分のデザインを元にデザイナーに衣装を作って頂くようになりました。
私は、踊りだけが美しければ良いとは思いません。
その踊りを踊る肉体が美しいことも不可欠です。
そして、その肉体を覆う衣装が美しいことも不可欠だと思っています。
内側(踊り)だけが美しいでは不十分だと思います。
その踊りを更に美しく見せたいという思いから、自然と外側(肉体・衣装)をも美しくしたいと自然と願うようになるからです。
そして、更にその外側(舞台・照明・一緒に働く人達)を充実させたいと願いが大きくなっていくのだと思います。
その一つ一つの階段を上がっていくことが、自分の芸術を創造することに繋がっていくのだと思うから。
そして、私は肉体を美しくするに向き合っています。
小さい頃からアトピーがありますが、今、また酷くなり、特に背中に凄く出ています。
自分でも可哀想な位に。
衣装を着たくない位に。
あまりに酷い時には薬を塗って抑えたりしていますが、いつも何となく治っては出てと繰り返しているので、それでは何も解決しない!と自分はどうしたいかと自分自身に向き合っています。
特に汗をかくと汗の塩分が皮膚を刺激して酷くなるので、それを言い訳にダンスの練習をしたり研究するのをサボったりしていた自分もいました。
踊りたいのに踊らない自分にイライラしていたのに気が付き(見て見ないフリしていた自分を知っていたけれど)、今日から家で本気で踊っています。
今後どうなるか経過を焦らず見て行きたい。
登れない階段をそのままにしていたら、課題をそのままにしていたら、私の願いは叶わないまま。
その願いを叶える為に出来ることからしていくしかないし、私はそれをしたいのでした。
衣装の話に戻ります☺️
最近では、曲のイメージに合わせて衣装をデザインすることが多いです。
1つの曲に合わせてデザインした衣装でも、他の曲に合うこともあるから不思議です。
この衣装はペルシアの説話集を元に作詞・作曲された「アルフ・レイラ・ワ ・レイラ(千夜一夜)」という曲に合わせ、ペルシアのお姫様をイメージしてデザインしました。
説話集は、お姫様が夜な夜な王様にお話しをしていく形で進んでいきます。
ペルシアブルーも色々ありますが、ティファニーブルー(新婚なので)に近い色合いを選び、スカートにはデザイナーが一点一点手書きして切り取ったペイズリー柄を施して下さいました。
(ペイズリー柄にも色々ありますが、ゾウリムシみたいな模様ではなく、お花のような模様の方です。デザイナーの方は始めはゾウリムシと思ったみたいで!)
この衣装はカッチーニの「アヴェ・マリア」という曲に合わせ、マリア様をイメージしてデザインしました。
マリア様の象徴である白百合から真っ白を選び、お腹や脚を出ないようにしました。
同じ衣装ですが、オペラ「タイス」より「タイスの瞑想曲」で女主人公が天使として天に召される曲で踊る時にも着用しました。
「アヴェ・マリア」の為に作成「アルフ・レイラ・ワ ・レイラ(千夜一夜)」のイメージにもぴったりすぎて驚きました!
オペラ「蝶々夫人」の「ある晴れた日に」で蝶々夫人が歌うアリアに合わせ、まだ年若い蝶々夫人をイメージして赤い着物衣装を着用しました。
私は、踊り(振り付け)、衣装、小道具、肉体、メイク全てイメージに合わせて自分が表現したいものを現実世界に作り出していくことが大好きです。
アラブ音楽で踊るオリエンタルダンスもクラシック音楽や他のジャンルの音楽で踊るフュージョンスタイルダンスも両方を追求しています。
踊りたい曲があるとスタイルに拘らずやってみる方を選ぶようにしています。
衣装は世界観を作り出す大切なパートナー。
そして、その出会いは一合一会。
今回、私の着物衣装を作成して下さったデザイナーの着物衣装がKirakirabellyでお求め頂けます。
友人が2~4回着用していますので、手頃な価格29,800円(送料込み)での販売となります。
日本国内より即日発送します。
色違いで同じ柄なので群舞にも最適☆
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https://www.kirakirabelly.com/product-list/52
1800円です☆
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一回一回お申し込み可能です。
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お申し込みお待ちしています。
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Nahoko Sugiyama
オリエンタルダンサー・フュージョンダンサー
振り付け師・ダンス講師
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