「奇跡の脳」② | 心と身体をつなぐもの

心と身体をつなぐもの

身体が緩むと心も緩む
そんな感覚を大事に日々の気付きを書いています

「奇跡の脳 脳科学者の脳が壊れた時」という本
前回紹介しました。
 
 
 
 
あまりにも興味深くて、とても長くなってしまったので
今日も続きを書かせて頂きます。
 
 
 
 
 
著者は脳卒中により、左脳にダメージを受けてしまったので、
今まで左脳が作り上げてきた言語能力(話す、書く、文字を理解する等)
をいちから作り直す必要がありました。
 
それはまさに幼児が初めて言葉を覚えていくように、
途方もなく忍耐力のいるリハビリだったと思います。
 
 
 
 
 
回復に必要なのは、
出来ないことではなく、出来ることに注目する。
何か達成したことに喜ぶ。
上手くできたことにだけ焦点を当て続けること。
と書かれています。
 
成功はどんな小さなものでも、心を勇気づけてくれるもの。
 
大切なのは、
自分で自分の邪魔をしないこと。
以前の自分と比べて劣っていると感じたり、判断したりしないこと。
 
そして感謝すること。
回復しようとする体と、助けてくれる環境、周りの人々に。
 
胸を張って人々の助けを受け入れる、ということも大事。
 
 
 
弱い自分を受け入れられず、人に甘えられない、
助けを求められない、受け入れられない、ということは
自分で自分の回復の邪魔をしているのですよね。
 
 
 
筆者の場合、そういった判断をする左脳の働きが失われていたので
受け入れられたと書かれています。
 
 
 
 
これは、病気からの回復だけでなく、
何か成長しよう、習得しよう、としていること
にも通じるのかな、と思いました。
 
自分で自分の邪魔をしない。