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今日は父の話をしたいと思います。
私の父はここ10年の間に、3回手術でお腹を切っています。1度目は前立腺がんで手術。
2度目は4、5年前、10万人に1人の確率と言われる腸が壊死するという病気
病名は何度聞いても覚えられないくらい難しい病名でした。
そして3度目は昨年、2度目にした手術で小腸を切り取っているので隙間ができ、重いものを持ったり激しく動いたりすると腸が下がってくるのだとか。父の仕事は大工なのでどうしても力仕事になります。そのためやはり下がってきていて、時々痛みもあったのだとか。それを防ぐためにも手術をしなければなりませんでした。
2度目の手術の時、微熱が何日か続いていたそうなのですが、夜中に突然我慢できないくらいの腹痛に襲われ、救急車で運ばれてそのまますぐに緊急手術となったのです。その時広島に住んでいた私は、その日の午前中母から電話で、もしかしたら父はあとわずかしか生きられないかもしれないと伝えられました。
全く予想もしていなかった事態に私もどうしていいかわからず、電話を切った後涙が止まらなくなりました。あんなに元気だった父が、突然亡くなるかもしれないという現実をどう受け止めたらいいのか。ただただ私は無事を祈るしかありませんでした。
しかしその翌日だったか2日後だったか、姉からの電話で父はどうやら大丈夫なようだと聞きました。
この病気はほぼ助かることがないと言われていたので、家族みんなが覚悟していたのですが、手術をした先生からもう大丈夫だとの説明を受け、奇跡的に命を取り留めたのです。
身体の力が抜けました。あと10日も生きれるかわからないと聞いていた父が、その数日後にはもう大丈夫だと先生から言われた。すごい奇跡だと思いました。その時父の生命力の強さを感じたんですよね。
父は77歳ですが、工務店をやっていて未だ現役で大工の仕事をしています。仕事が好きで死ぬまで仕事をしていたいと言ってるくらいです。
救急車で運ばれた時意識はあったそうなので、全ての会話を聞いていたそうです。自分の命がもしかしたら危ないということも気づいていたらしいのですが、その時父は、自分が今死んだら残された家族はどうなるのか?今は絶対に死ねない!そう思ったそうです。
その話を最近父から聞いたんです。
私は姉とその話をしていて、やっぱり生きたい!と強く思う気持ちが現実を変えるんだと確信しました。こんな身近にお手本がいたんですよね。
また父には大好きな仕事がある。その仕事も中途半端な状態のまま死ねないというのもあったのかもしれません。
人間の力って凄いなと思います。
もう自分はダメだと思ったら、その通りの現実になる。でもまだまだ生きたい!と思ったら生きれる現実に変わるんだと思ったら、ポジティブな未来を見ていた方が絶対いいですよね。
姉曰く、父はとてもエネルギーが強い人なのだとか。確かに60代で仕事のためにパソコンを自力で学び、去年スマホデビューをしてiPhoneを使いこなしています。年齢に関係なく新しいものにも興味を持ち、どんどん試している。また今はYou Tubeで里山暮らしの動画を観ることが好きで、映画を観たりジャズを聴いたりなど自分の楽しみを常に持っているんですよね。
仕事以外にも自分のワクワクできるものをたくさん持っていて、自分の世界を楽しんでいる。そりゃあ前向きなエネルギーが出るよなって思います。
こういう生き方が理想なんだろうなぁ。
様々な病気にかかりながらも、未だ元気に仕事もして生きている。それはやはり人生を楽しんでいるからだと思うのです。やりたいことがまだまだたくさんある。病気のことなんか考えてる暇がないんですよね
そのお陰か、つい最近ですが前立腺がんが消えていたらしいんです
まだ小さくは残っていて、定期的に検診を受けていたのですが。
私もそんな生き方を見習わないといけないなぁと思いました。試練を見事に乗り越えている!
人はみんな人生を楽しむために地球に産まれてくるって言いますよね。だから全てを学びとして捉え、楽しんだもん勝ちなんですよ
