昨日は2つの忘年会へ。1つは、作詞家としてお世話になっている事務所、スマイルカンパニーのクリエイター事業部の。もうひとつは友人夫婦との。

スマイルのクリエイター事業部には専属の作家さん以外にも、私のような預かり作家もたくさんいるので、忘年会ともなると40~50人くらいは集まって賑やか。昼間はOLの人や、アーティストから転向して作家になったとか、はたまた、アーティストのマネジャーだったのがどういうわけか作詞家になってしまっていたという人もいて、人生模様もいろいろ。そう言うのが面白いなって、最近、ちょこちょこ思う機会があります。

宮地マリオとか白石みきちゃんとかと話しをしていても、それぞれに歩んできた人生があって、でも、今はミステリーハンターという職業(?)において仲間であって、この先はまたそれぞれに色んな人生に枝分かれして行くのかもしれない。もちろん、枝分かれしたとしても、今そうである事実は消えないし、お互いに欲していればご縁も続いて行くんだろうけど、一緒に鍋をつついていたりすると、今この瞬間が面白いなー、ふしぎだなーって思っちゃう。

ミステリーハンターの子たちと、ほどではないけれど、でも昨日も、この作家同士が今、ここでこうやって集まっているのは、一体なんなんだろうな?なんてふと思ったりしてました。袖振り合うも他生の縁、ならば、自己紹介して一緒にお酒飲んだり、いつかのコンペのことを話したりって、結構なご縁じゃないか、と。

きっと、作詞家にしてもミステリーハンターにしても、はじまりは同業他社と言うか、ライバルみたいな立場から入っているからそういう気持ちになっちゃうのかなぁ。学校のクラスメイトとか会社の同僚というのとは違うんですよね、多分。それぞれが「個と個」みたいな(ちょっと孤独な)ところから始まっていて、それぞれにサバイブしてきていて、なおかつ、時間がたつなかでお互いに何かとても認めるところがあったり共感するところがあったりで、同志になってきた、というのかな。誰も彼もがそういう風になって行く訳ではないけれど、そう言う人が周りに少なからずいると言うのは、とても刺激になるし、励みになる、と言う感じです。

あとは最近、下の世代がこんなにいるんだなってことを思い知らされます。んで、キラキラした瞳で見つめられるとちょっと目眩がします(苦笑。もっと頑張んないとねー、私も。

ってことで、昨日とは一変して、今日はパソコンに向かって歌詞やらなんやらの作業をしています。「仕事納め」とか、自分で区切りを作った方がいいんだろうか・・・このままだと大晦日にもなんだかんだと仕事してそうだなぁ・・・。ネスプレッソの消費スピードが大変なことになっています。