夕方、今年最初のフィットネスクラブへ行き、ランニングマシーンのモニターで高見盛の引退と日馬富士の優勝を見届け、ゆっくりと、でも確実に進む時の流れに想いを馳せつつせっせと汗を流していたら、目の前に大きな金色の満月がのぼってきました。お見事!

こういう時は、こよみを調べたくなってしまいます。

平成二十五年一月二十七日、二十四節気は大寒。さらにそれを三分割した七十二候は、水沢腹堅 (さわみず こおりつめる) 。

沢の流れも凍り詰めるほどの寒さ、と。納得です。ちなみにこの次が、一月三十日からの鶏始乳(にわとり はじめて とやにつく)。にわとりが春の訪れを感じて卵を産み始める、というもの。段々と日は長くなりつつあるのは、最近感じますよねぇ。雪や土の下でも、草木や虫たちが準備をしてるのかなぁと思うと、なんだか自分の身体の中でも春に向かって何か蠢いてきそう。

で、この七十二候は中国で生まれて、日本に入ってきてからも風土に合わせて江戸期や明治期などに改訂されているため、何種類か存在しているみたいですね。でも、約5日おきに季節を感じる言葉が更新されて行くって、なんだかいいですよね。一週間よりも短いサイクル。ちゃんと把握できていたら、時が進むのが楽しくなりそう。

そこで、すぐに調べられるiPhoneアプリとかあったらいいのに!と思い、検索してみたらこんなものを見つけました。

くらしのこよみ
http://itun.es/igs6ff ( iPad )
http://itun.es/igs6fF ( iPhone )
※他の携帯端末使ってる方、ごめんなさいね。

デザインや絵や写真も美麗で、解説の文書も多過ぎず少な過ぎずで読みやすい。横にスクロールしていく巻物形式というのがiPhone的で日本的。旬の魚や野菜と言う情報もあって、私の探していたのはこれだ!とばかり、即ダウンロードしちゃいました。あ、ちなみに私はこのアプリの回し者でもステマ係でもないです(笑。

ちなみに、今の旬の魚は本鮪と公魚(わかさぎ)。野菜はセロリとな。一年中色んな魚や野菜がスーパーで手に入ってしまうから、つい旬ということに疎くなってしまっているので、これは改めて知ることができてありがたい。毎日の食事も影響受けちゃいそうです。

大寒が終われば、節分の立春、七十二候ならば、東風解凍(はるかぜ こおりをとく)。
なんでこうも、春と言う季節は待ち遠しのかねぇ。