うー、今日は何だかしっかりと1からエントリーを書く時間がなくなってしまったので、船の上で携帯にメモしておいたものを、ちょこっとだけ手を入れて乗せておきますね。でも、大体書きたかったのはこういうこと。他にもちょこちょこ小ネタもあるけどね(笑。
そんなわけで、若干ひとりの世界に入りこんでる妖しい人の感のある文体でお恥ずかしいのだけども、そういうエッセイだと思って読んでやって下さいまし。てへ。

街から離れるとすぐに電波は届かなくなった。携帯の小さな画面にひしめくコミュニケーション用のアプリも、今やどこにも繋がっていない。まったく、誰にも繋がっていない。それが最初は心もとなかったが、不思議と、いや、ちっとも不思議などではなく、あっという間に心地良さに変わった。

もともと私はこうだったはずだ。例えば、草木の生い茂る中を駆け回っていた子供の頃、夕方5時という門限以外は何も私を制約しなかった。心の赴くままに人やトンボや草木や風と遊んで、疲れたらいくらでも休む木陰があった。時間は慌ただしく流れていくことなどなく、自由に動き回り立ち止まる私のそばに寄り添っていた。いつまでも、いつまでも。

この船旅の時間の感覚は、あの頃のものと同じかもしれない。船が川の上を滑るそろりとしたスピードで、時間もすぐそばを漂い流れている。そして、この川沿いの村々に住む子供達も、着ている物や食べている物、住まいや風景こそ違えど、あの頃の私となんら変わりない時間の中に生きているように思えた。
自分の興味の向くままに歩き、見つけ、立ち止まり、観察し、笑ったり泣いたり、手を振ってみたり、眠ったりする。川沿いの小さな道で、ほのかに土煙りをあげながら私たちの船を追いかけ、手を振った二人の幼女。真っ黒に日焼けした肌に真っ黒な髪をキラキラと輝かせていた。

最近誰かが言っていた。小さな子供は8割ほども空想の世界に住んでいるのだと。そうなんだろうなと、聞いてすぐに思った。私も多分そうだったから。
きっとあの子供達も、自然や、魔法や、大人や、未来や、死や、生や、見えない水の底や、空の上や、川の上を旅する外国人などの、すべての不思議なものの中を日々冒険し、空想の力によって自分の世界にしているのだろう。
あの少女たちの知っているものはとっても少ないかもしれないけど、感知している世界はどこまでも広い。あるものもないものも、良く知っているものも知らないものも、不思議なものも恐ろしいものも、すべてが空想の力で地続きに繋がり、現実の世界を遥かに越えた広い世界で遊んでいる・・・。
そんなことを、私はいつもの携帯の小さな画面に書き連ねている。この携帯が電波を受信して繋がって行ける範囲なんて本当に小さなものなのだろう。

そんなわけで、若干ひとりの世界に入りこんでる妖しい人の感のある文体でお恥ずかしいのだけども、そういうエッセイだと思って読んでやって下さいまし。てへ。

街から離れるとすぐに電波は届かなくなった。携帯の小さな画面にひしめくコミュニケーション用のアプリも、今やどこにも繋がっていない。まったく、誰にも繋がっていない。それが最初は心もとなかったが、不思議と、いや、ちっとも不思議などではなく、あっという間に心地良さに変わった。

もともと私はこうだったはずだ。例えば、草木の生い茂る中を駆け回っていた子供の頃、夕方5時という門限以外は何も私を制約しなかった。心の赴くままに人やトンボや草木や風と遊んで、疲れたらいくらでも休む木陰があった。時間は慌ただしく流れていくことなどなく、自由に動き回り立ち止まる私のそばに寄り添っていた。いつまでも、いつまでも。

この船旅の時間の感覚は、あの頃のものと同じかもしれない。船が川の上を滑るそろりとしたスピードで、時間もすぐそばを漂い流れている。そして、この川沿いの村々に住む子供達も、着ている物や食べている物、住まいや風景こそ違えど、あの頃の私となんら変わりない時間の中に生きているように思えた。
自分の興味の向くままに歩き、見つけ、立ち止まり、観察し、笑ったり泣いたり、手を振ってみたり、眠ったりする。川沿いの小さな道で、ほのかに土煙りをあげながら私たちの船を追いかけ、手を振った二人の幼女。真っ黒に日焼けした肌に真っ黒な髪をキラキラと輝かせていた。

最近誰かが言っていた。小さな子供は8割ほども空想の世界に住んでいるのだと。そうなんだろうなと、聞いてすぐに思った。私も多分そうだったから。
きっとあの子供達も、自然や、魔法や、大人や、未来や、死や、生や、見えない水の底や、空の上や、川の上を旅する外国人などの、すべての不思議なものの中を日々冒険し、空想の力によって自分の世界にしているのだろう。
あの少女たちの知っているものはとっても少ないかもしれないけど、感知している世界はどこまでも広い。あるものもないものも、良く知っているものも知らないものも、不思議なものも恐ろしいものも、すべてが空想の力で地続きに繋がり、現実の世界を遥かに越えた広い世界で遊んでいる・・・。
そんなことを、私はいつもの携帯の小さな画面に書き連ねている。この携帯が電波を受信して繋がって行ける範囲なんて本当に小さなものなのだろう。
